物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

花粉症始まる

2011-02-26 17:32:54 | 日記・エッセイ・コラム

昨日と今日は暖かくて暖房がまったく要らない。もっとも明日からはまた寒くなるとか天気予報で言っていた。それでというわけでもないのだろうが、目がかゆくなってきた。花粉症の典型的な症状が出てきた。もちろん鼻水が出るという症状は前から出ているが、それでも一日ひどかった以外はそれほどでもなかった。

目のかゆみは目薬をさしてとめるので、そのための目薬が手放せない。いつも鞄に入れて目薬を持ち歩いている。はじめ花粉症になったのは20数年前であって、どうも風邪が治らないのかと思った。

その後には花粉症とわかったので、病院に行って手当てをしているが、はじめは薬を処方されるが、それを飲むと勤務中でも眠くてしかたがなかった。いまでは薬を飲んでもそれほど眠くなることはない。だから、車を運転する人も花粉症対策の薬を飲んでも大抵眠くなることはない。

この薬はイギリスの空軍で使っている薬だと前に聞いたことがある。確かに空軍のパイロットが飛行中に眠くなって戦闘機や爆撃機や輸送機が操縦できなくなったのでは話しにならない。

花粉症は別に日本だけの病気ではなく、どこにもある病気らしい。英語ではhay feverというと思う。それを昔は「枯れ草熱」とものの本では訳されていたが、いまでは花粉症という語が定着している。

もっとも「枯れ草熱」hay feverのfeverは熱であるので、熱が出るという。私が前にもこのブログで書いたように40度前後の不快な熱が出る。それがちょうど4,5月頃の草花の咲く頃なので花粉と関係があるのであろう。

日本の花粉症は普通鼻水がしきりに出るが、私の場合には熱は出ない。それが他の人にも一般的ではあるまいか。

Heisenbergがちょうど量子力学の端緒をつかんだのは1925年の5月であったが、このときに彼はひどいHeufieverに罹り、それから逃れてヘルゴラント島に転地療養に出かけた。そこで、彼は自分の見つけた奇妙な数学を使って、非調和振動子のエネルギー保存則が成り立つことを証明できたとか。

ヘルゴラント島にはもちろん行ったことがないが、岩だらけの草花のない北海に浮かぶ島らしい。ここは海岸に赤い色の崖がそそり立っている。これはテレビで一度だけ見たことがあるきりで本当かどうかは疑わしいが。