ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

会社から救援物資が

2011-03-18 17:15:21 | 東日本大震災・地震関連

東日本大震災から1週間経ちました。

福島県浜通りは、地震に津波に原発事故と、これまで経験した事の無いような、ひじょうに過酷な状況です。

また、日が経つにつれ食料・燃料が枯渇していき、市民がスーパーやスタンドに殺到して凄い行列、とても補給が出来る状況ではありません。

水に関しては、生活用水は川から、飲料水は近くの親戚の家(そこは何故か水道が生きてる)から補給出来るのが救いです。

色んな物資を節約しながら温存し、おそらく長期化するであろう困難に備えています。

そんな毎日ですが、今日突然会社から「救援物資を自宅に届ける」との連絡が。

おそらく東京本社の指示でしょう、東京から輸送トラックに物資を積んで、いわきの会社に一旦集積し、それを営業車に小分けして地元に残っている人達に配ってくれるという嬉しい計らいです。

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なんか、「え、こんなに貰っていいんですか?」という位、生活物資を頂きました。特にカップメンは入手出来ない状況でしたので、たいへん助かります。

また、米だけではなくオカズも頂きました。

ウエットティッシュやサージカルマスク、子供にと、チョコまで頂きました。

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物資が不足する被災地の事を考えると、手放しで喜べないという複雑な気持ちがあるのですが、私も一家の長としてこの難局を乗り越えなければならない使命があります。

しかし、ウチの会社も粋な事をするものです。

失礼になりますが、ある意味、自分の勤めている会社は凄いな、と初めて感じました。組織力というか。

これで更なる持久戦の構えが整いました。

毎日大きな余震でギョッとしますが、頑張ります。


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近所の状況

2011-03-16 17:29:22 | 東日本大震災・地震関連

私の住む福島県浜通りは現在、地震に伴う原子力発電所のトラブルのため、屋内退避を余儀なくされています。

というか、出無精なので日常の延長のようですが・・・

少し生活に不自由しますが、戦争中の事を考えれば、なんのこれしき、楽観的に構えています。

近所でも脱出組がボツボツ、TVで恐怖をあおるもんだから怖くなっちゃったんでしょうねぇ。

原則でしか動けない人は、いてもたっても居られなくなるのかなぁ?

とりあえずこの辺の放射能レベルは全然余裕で大丈夫みたいです。

こちとら浮遊する放射性物質よりも、猛烈に飛散している花粉にマイっています。

やる事がないのでこうしてブログ更新してるわけです。

犬の散歩がてら近所の状況を撮影してみました。

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近所の豪邸前の道路。ものすごい力がかかった事が窺えます。

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この辺りは岩盤なので、この位で済んだのかもしれません。

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この家はガラスがいっちゃったみたいです。

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写真では判りにくいですが、地割れした上、地面が盛り上がっています。

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前の家は瓦がめくれ落ちる被害がありました。

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こちら徒歩で数分のH第2団地。こちらは地割れなどは無かったようです。

地震当日、不安をかかえて帰宅して家が倒壊していなかったのを見て思わず、「Das Boot」の艦長のセリフ、「よく耐えたもんだ・・・!」(ジブラルタルで沈底した際の一言)と言ってしまいました。


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大型地震その6

2011-03-15 19:07:09 | 東日本大震災・地震関連

福島の原発がドエライ事態になっている。

この家はギリギリ圏外だが、第2原発で爆発でもあれば、我々もここを避難しなければならないが、ガソリンの供給がストップしているので、燃料補給をしたくても出来ないし、遠くには行けない。

行く気もないけど。

川で水汲みして生活用水に使ってたけども、放射性物質が降ってくるとなると、汚染されている恐れがある。

なんだかホントにMADMAXみたいな状態になってきた!

まぁ戦時中の事を考えたら、衣食住があるだけマシか。

会社からメールが送信されて、今日から「無期限休業」だと。

「原発の安全性が確保された後、休業を解除する」。

年度末なのに、会社も学校も無茶苦茶になってきた。

息子は小学校の卒業があるというのに・・・


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大型地震その5

2011-03-14 19:14:35 | 東日本大震災・地震関連

今日は夫婦そろって出勤日だったが、予想通り午前中で退社となった。

内容的には被害の確認・片づけ程度で、とりあえず3/16(水)まで自宅待機になった。

福島県浜通りは被害が大きかったので、通常業務に戻るには数週間かかるだろう。

なので、水曜以降も勤務に復帰するかはまだ判らない。

自宅待機はリーマンショック以来である。

地理的なものか、私の会社の水道は断水になっていなかった。

会社帰りに川に水汲みに行こうとして、エクシーガにタンクを3本積んでいたので、都合良く会社で水を補給する事が出来た。

ガソリンスタンドは燃料の在庫が無いので、ガソリンが入れられない。

車が使えないと、水タンクなど重量物の運搬が難しい。

あす以降、なるべく自転車で買い物をするつもり。

今日は計画停電は無かった。


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大型地震その4

2011-03-13 23:01:26 | 東日本大震災・地震関連

今不思議と落ち着いている、皆床に入ったし、ワンちゃんの居候君も子供らと気持ちよさそうに眠っている。

俺も、大量の安定剤と睡眠導入剤でかろうじて眠気が出てきたところ。

いつまでこのサバイバルは続くのか・・・ガス・水が通れば良いんだが、復旧のメドは全くたっていない。

気が重い・・・食料・飲み水・生活水・ガソリン・・・何もかも不足している。

風呂・トイレの水は川水で代用出来る。

しばらくこういう状態が続くと思う。援助なんて当てにせず、自然の中から水や薪なんかを調達しよう、

店の前に5~6時間並んでぺットボトル2本だけなんて、ガソリンと時間の無駄だわ。

飲み水は煮沸消毒すりゃ飲めるだろ。あまったら風呂・トイレに使う。

明日も退社後はまた川で、水汲みだ。自然の恵みにこれほど感謝した事ははない。


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