ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

【インチキ】ミラジーノ【アバルト】

2020-03-30 18:20:13 | ミラジーノ L650

まずは昨日、コロナウィルス肺炎の感染でお亡くなりになった志村けんさんのご冥福をお祈りいたします。

 

閑話休題。

通勤快速の我がミラジーノ(L650S型)なんですが、あれは要するにダイハツが抱くローバーのミニへのオマージュなのか、単なるパクリなのかは知りませんが、まぁ、ミニっぽい装飾を施しているオーナーが多いですよね。

イギリス風の雰囲気というか、なんちゃってミニクーパーみたいな。

しかし、ある時ふと、玄関先で煙草を吸いながらミラジーノを見ていて、

「シルエットがチンクエチェント(フィアット500)にビミョーに似てるな...」

と思った訳です。

寝不足だったからなのかもしれません。

 

ミラジーノです。

 

フィアット500です。

 

ミラジーノです。

 

フィアット500です。

 

似てません?私の眼にはそう感じた訳です(笑)

多分、夜勤のやり過ぎで頭のネジが外れてるんだと思います。

話は変わりますが、イタリアには「アバルト」というフィアットのチューニングカーを作るメーカーがありまして、アバルトと言えば私はこの車が真っ先に浮かびます↓

「アウトビアンキA112アバルト」

アウトビアンキというメーカーはもう消滅していますが、私が「アバルト」という社名を聞いたのは、若い頃に読んでいたクルマ雑誌の広告に載っていた、このA112の印象が鮮烈だったからです。

特に、日本でいえば日産マーチの様なコンパクトカーをチューニングカーに仕立て、有名な「サソリ」のマークをくっつけた姿に大きなインパクトがあったのです。

アウトビアンキは無くなりましたが、アバルトは生き永らえ、現在はフィアットのチューニングカーを作っています。

 

ちなみにこれは「アバルト595」です。

フィアットのエンブレムはアバルトのサソリのものに付け替えられています。

ここからが本題なのですが(笑)、ミラジーノをアバルトのサソリのマークでこういう精悍な感じにしよう、という企みです。

やっぱり、頭がヘンになっているんですね。分かります。

 

ミラジーノの2代目「L650S」には過給機設定モデルが無く、凡庸な自然吸気エンジンです。

しかし一応、DOHC・4バルブです。(ここ重要)

軽なので、ボアアップなどのメカチューンは不可能。

ならばと、アバルトのステッカーやエンブレムを貼り付けて、「ステッカーチューン」しかないですね。

 

英国風から、ラテン系への方針転換(笑)

ヤフオクで検索すると、結構な数でアバルトのグッズがヒットします。

そこから使えそうなものを選んで買い揃えました。

とりあえず画像をどうぞ。

「インチキ・アバルト」なので、アバルト乗りの方ゴメンナサイ。

 

 

貼り付けるエンブレム・ステッカー類は全て両面テープで貼り付けるので、天気の良い日に行うのが良いでしょう。

 

エンブレムのオマケでついてきた、アバルトの極小ステッカーをステアリングに。

貼り付ける前は必ずシリコンオフなどで脱脂をしましょう。

 

フロントフェンダー左右にアバルトの盾をモチーフとしたエンブレム。

 

こんな感じです。

 

リアハッチにはこれを。

色遣いがイタリアっぽいですね。

良いアクセントになります。

 

リアウィンドゥには少し大きめのステッカーを貼って、「これはダイハツじゃねぇ!アバルトだ!」とアピール(笑)

 

フロントにはエンブレム類を付けられる箇所が無いため、主にリアでアバルトを主張します。

 

ラテン風(笑)

 

フロント・リア共に、ダイハツのエンブレムを外してアバルトのエンブレムに付け替えようとは思ったのですが、ダイハツのエンブレムには二つのピンがあり、ボディ側にも取付用の穴が二つ空いているので断念。

また、日本車特有の横楕円型のエンブレム取り付け部には、縦長のアバルトエンブレムでは収まりが悪い、という事もありました。

 

偽・アバルトの完成~

(しかしダイハツのマークがねぇ...)

車に疎い人が「何この車!?」って思ってくれればオッケーです。

ちなみに、ウチに新聞の勧誘に来たオッサンはこのエンブレムを見て

「ザリガニ...?」

と言っていました(笑)

しつこい様ですが、こっちがホントのアバルトです(笑)

 


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【スバル】ビッグバルジ装着【エクシーガ】

2020-03-29 17:51:23 | スバル エクシーガ

エクシーガのアンチエイジング策、「ビッグバルジ」装着が完了しました。

完成した姿を見るまでは、いかにも「後付け感」があるのではないかと危惧していましたが、杞憂でした。

ボディカラーによるのかもしれませんが、何も知らない人が見たら元々こうだったんでしょ?

という程違和感が無く、自然な印象です。

よく、このバルジの開口部にカーボン調のラッピングをしたりする人が居るのですが、却って安っぽく見えてしまうと感じます。

 

ボンネットエアスクープのクリア塗装の劣化のせいで、なんとなくくたびれた感じになっていたエクシーガですが、

綺麗に塗装されたビッグバルジを取り付けた姿は精悍でシャキッとしたものになりました。

「みんカラ」などでも多く紹介される事が多いビッグバルジですが、単にバルジをクローズアップして撮った写真が多く、

クルマ全体のバランスから見てどうなのか?離れて見たらどう見えるのか?分からない記事が殆どでした。

したがって能書きは程々にして、とりあえず画像をご覧ください。

 

 

以上に様な感じです。

塗装・取り付け料金は18,000円(安っ!)。

スバルで頼むよりも、中間マージンが無い分プロの板金塗装店に直接頼む方が安いですね。

ここの塗装屋は日産の板金塗装を請け負っているところで、確かなウデがあります。

 

これからエクシーガにビッグバルジを取り付けようと考えている人の一助となる記事となれば幸いです。

いかにもヲタク臭が漂ってくる「悪い意味でのスバル乗り」がやりがちな、ボディワークのオーバーステートメント、つまり「やり過ぎ感」が無く、さりげない雰囲気です。

純正っぽい、そこが良いですね。

運転中、視界に入ってくるビッグバルジを見るとムフフですよ~

フィッティングはバッチリなのですが、バルジの淵の部分の両面テープでくっつけている0.5mm位の隙間にはどうしても埃が溜まり易くなります。

欠点はそれくらいです。

 

※2020,4/14追記

 想定内でしたが、寒い時期に行った取り付けなので、固定用の両面テープが早くも剥がれてきました。 

 こういったパーツに両面テープを使うには、入念な脱脂・ヒートガンで取り付け部やテープを温める、という事が必要なのですが、お任せだったので分かりません。

ただ経験上、この商品に同封されているエーモンの「超強力粘着テープ」は、気温が低いと固くなり易く、暖かい時・冷え込んだ時が繰り返されると剥がれ易い傾向があります。以前、別なモノを付ける時に使用した事があるので間違いありません。

 ボルトだけで固定されている様な状態で走るとガタガタするので、GWにでも取り付けのやり直しを自分でやりたいと思います。

 


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【老兵】足回りの修理【ミラジーノ】

2020-03-27 18:43:00 | ミラジーノ L650

2020年3/27現在、全世界が新型コロナウィルスの猛威に直面しています。

「テレワーク」などといった仕事の方法も提唱されていますが、そんな事が出来るのは本当に一握りの人達で、我々地方都市生活者にとっては縁の無い話です。

満員電車ではなく、田舎ではマイカー通勤が可能なのはコロナ対策には良いですね。

さて、私が通勤快速として重宝しているL650Sミラジーノの初年度登録は2005年11月で、現在の走行距離は80,000km弱。

15年選手です。生まれた赤ん坊が15歳になっているのと同じですから、短いようで長い時間です。

人間と一緒で、外見はなんとか化粧で誤魔化せても、寄る年波には勝てません。

昨秋、スタッドレスタイヤ交換のためにタイヤを外した際、思いがけず何ヶ所か修理しなくてはならないところを見付けました。

 

・フロント左右タイロッドエンドブーツ破れ(潰れてグリスが抜けている)

・左インナー側ドライブシャフトブーツ破れ

・エキゾーストパイプ腐れ穴あき

 

エキパイの穴あきは気付かなくて、修理の相談に行ったダイハツでたまたま発見しました。

ついでに修理の見積もりも貰ったのですが、タイロッドエンドブーツが一個6,000円!(笑)とか、ブーツはドライブシャフトごと交換で17,600円!とか(笑)、あり得ない金額を提示されたのでコーヒーだけ飲んで帰ってきました。

そんな訳でいつも通り、通販で安く部品を調達して、DIYと馴染みの修理屋(しかもスズキ笑)に部品持ち込みで直す、という事になりました。

 

まずドライブシャフトブーツですが、修理屋に相談したところ

「今は殆ど分割式でやってますよ」

との事だったので、スピージーのものを購入。

 

ダイハツで一個6,000円と言われたタイロッドエンドブーツも、適正価格で購入。

このブーツ類は自分でやる時間と体力が無かったため、修理屋でやってもらう事にしました。

修理前の写真を撮っていないので、以下、修理後の写真となります。

 

修理前は、このゴム部品が完全に潰れてちぎれてしまっていました。

 

ドライブシャフトブーツは、念のため左右同時交換しました。

 

これはたまたま見付けたのですが、左のアウター側のドライブシャフトブーツが分割式に交換されていました。

前のオーナーが乗っていた時に交換されたものらしく、右側は純正のモノが未だ頑張っています。

分割式は充分使える、という証左ですね。

 

これらの修理費用で約13,000円。安っ!

 

ここまでは修理のプロにやってもらい、エキパイの交換は自分でやります。(コスト削減)

 

取り付けだけでも5,000円はかかるので、自分で出来るところは自分でやります。

 

さてマフラーの交換なのですが、スズキの車と違ってダイハツ車のサイレンサー(タイコ)は、センターパイプと一体型となっており、タイコとエンドパイプがバラバラになっているのです。

どっちにしても、センターパイプ・エンドパイプ両方に穴が空いているので、両方交換です。

センターパイプを外すには、エンジン直下から外さなくてはいけません。

ジャッキで車体を持ち上げます。

 

真下から見たところです。

スプリング付きのボルト2本を外して取ります。

前もって、パイプにはめこんであるO2センサーも外しておきます。

 

真ん中が触媒、左がサイレンサーで、エンジン直下からズーッと繋がっています。

整備性は良くないですね。

 

やっと外れました。

エンドパイプは2本のボルトで固定されているのですが、ラチェットレンチで回している最中に運悪く片方のナットの山がナメてしまい、外せなくなってしまいました(泣)

そのため、前から後ろまで繋がった状態で外すハメになりました。

 

エンドパイプの下側ではなく、上側に穴が空いていました。

下から覗いても見えない訳です。

 

ナメちゃったナット。

 

ちょっと捩じったら、もげました(笑)末期状態ですね。

 

どうも溶接部分が弱いようです。

 

交換するエキパイは、社外品とはいえ純正同等の「辻鉄工所」製。

純正品(約42,000円)のほぼ半額。

変なメーカーの下品なマフラーは付けません。

今回は、センターパイプとエンドパイプ、両方に穴あきがあったのでペアで購入。

 

並べてみました。

ステンレス製です。傷みやすい溶接部分にはシルバーの耐熱塗装がされています。

必要なガスケット類は全て付属しています。

 

エキパイ各部をゴムでひっかけておいて、前の方から接続していきます。

これはエンジン直下の部分です。

 

フロントから見たところ。

タイコが外れなかったので、マフラーの下側を通っているクロスメンバーを外して、古いマフラーをフロントから引きずり出しました。

疲れましたね。

とりあえずこれで懸案だった排気系とベアリング系の修理が終わって安心しました。

ダイハツの修理見積よりかなり安くなった事は言うまでもありません。

とはいえ、ご覧の通りリアショックは抜けており、オイルも漏れています。

が、とりあえずこの車は通勤や近所の買い物メインなので、ショック交換までは考えていません。

後席に人が乗るとギシギシ聞こえるので、おそらくスプリングだけで加重を支えているものと思われます。

 

まぁ、とりあえず一安心です。


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