ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

五式中戦車:ウォッシング~色調操作

2009-12-30 01:34:03 | WWⅡ 戦車模型 制作過程

休みになったからモデリングに精を出すかと言えば、さにあらず。

昼間はどうしても車で外に出て歩くか、洗車などをしてしまい、夜は夜でネットサーフィンや東芝RDのHDDに撮り溜めた番組のプレイリスト作成なんかをして、じっくり模型に向き合いません。

暇が無い時に限ってモデリングをし、暇がある時は他の事をするような生活パターンになっているようです。

で、五式中戦車ですが、転輪まで含め、基本塗装を終え、せわしなくウォッシングを開始しています。

ウォッシングなど一連の作業が終わった時点で、「陸軍カーキ」に近い色になるよう注意します。常にスケール・エフェクトを考慮しながら進めます。

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転輪の数が多いので、リム部分の筆塗りは結構大変でした。後工程のため、転輪の外側・内側の接着は最後まで行わないようにします。

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油彩によるウォッシングが済んだ状態。あまり濃い目にしない方が無難です。溶剤はペトロールを使用します。

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ここからはパネルごとに微妙にトーンを変えながら色調操作を行います。油彩のセピアにイエロー、ブラック等を添加し、おおまかに色をのせボカしていきます。

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まずパネルの淵に色をのせます。ハッチ類にも同様な処理を行い、立体感を出します。

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ここまでは、年末休みに入る前の段階の写真です。

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何種類かの筆や綿棒を使い、溶剤でボカしていきます。

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おおむね、ボカし作業が完了。ここで一度トップコートを吹き、次の段階でブレンディングが起こらないようにします。

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ウォッシングと同じ要領で、パネルごとに色の変化を付けていきます。

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塗り分けされているのが判ると思います。溶剤の濃い・薄いでも変化を持たせられます。ヘッドライトはとっぱらって、付属エッチングのプレートにしています。

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B4で行くスノボin猫魔スキー場

2009-12-28 19:22:02 | 前の愛車:BE5レガシィB4 RS TypeB

ウインタースポーツのシーズンがやってまいりました!!

家族サービスと趣味を兼ね、年末休みを利用してAM5:00に出撃。

温暖化の影響か、最近の年末は雪不足のケースが多くなっています。今日も、朝から結構強い雨が降っていました。

ヤな予感が・・・・なんと猫魔スキー場にまで雨が降っていました。

なんだかな~、と思いつつ滑り始めるとやがて雪に変わりました。良かった!

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スキー場に行く途中、猪苗代湖の湖畔にて。このセダンボディで家族4人分のスキー用具を飲み込む、恐るべきB4。

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この時点では雨が断続的に降っていました。

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猫魔スキー場に到着。猪苗代湖とは反対側に位置する、「裏」磐梯、「表」が雪不足でも、こちらは大丈夫な場合が多いです。より気温が低いためです。

ここで会社の同僚2人とバッタリ逢いました。世間は狭い・・・・のは田舎だから?

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ここは、雪深い峠を越えないと到着出来ません。途中の上り坂で、ハイエースが坂を登れずに停まってしまっていました。

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天気はやがて雨から雪へと変わりました。

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私です(笑)。寒さを防ぐ覆面と、風雪から目を守るゴーグルは欠かせません。

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リフトから撮影。山頂は霧がかかっています。

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山頂です。ゲレンデの角度からも判るように、これは上級者コースなのですが、私は中級レベル。しかし何事にもチャレンジしたがる性分は、昔からです。体験を恐れるべからず。

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濃霧のため、視界わるっ!

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覗き込むと・・・・真っ逆さまです。途中、3回転半しながら転びました。

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帰ろうとすると、我がB4は完全に冷凍状態でした。凍っているためドアがなかなか開けられない。

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この時は吹雪になっており、荷物を積み込むのも大変でした。

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帰り道ではボタ雪が降っていました。

やはりスバルの車は雪が似合うね。

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B4:ATF・4WDデフオイル交換

2009-12-27 17:58:43 | レガシィB4 メンテ記録

年末休みに入りました。想えば昨年の今頃は、リーマン・ショクの影響で世界中が大混乱。この先どうなるんだろうという不安が募る年の瀬でした。

まぁこの1年、その辺を何とか乗り切って、リストラされる事もなく、平穏無事な年末を迎える事が出来ました。・・・・・良かった。

で、B4なんですが、最近少~しシフトショックが気になるようになり、ATFの交換をしたいな~、と漠然と考えておりました。

実は去年の車検の際、ATF交換を勧められたのですが、リーマンショックで財布のヒモが堅くなっており、「いよいよダメそうだったら交換します」と御断りし、様子を見ていました。

ATF交換の記録が無い事から、今まで無交換だったと考えられます。

しかし、予定通りボーナスも出た事だし、そろそろイインジャナイカ・・・と思い立ち、いざSUBARUへ。

交換しなくても大丈夫ではあったんですが、来年の今頃はまた車検ですから、金銭的に余裕のある今年の内にATFの交換をする事にしました。

そのついでにデフオイルも交換です。

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この11月に完成したばかりの新工場です。営業の方に許可をもらい、普段は見られない車体の裏側をみせてもらいます。

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WAXがけしたばかりなので、ピカピカです。

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リフトアップされた我がB4に恐る恐る近付き、覗き込んでみます。

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想像していたよりも腐っていないのが意外。

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しかし、やはりサイレンサーのフランジ部分はグサグサ。

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フロントも思ったよりコンディションがよろしい。

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デフオイルのヌキヌキが始まりました。

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汚れているような、いないような・・・・・

【交換後の感想】

まず、出足の違いがハッキリと変わりました。トルコンの喰いつきが良くなり、排気量がUPしたような感覚です。滑っている感じが無くなり、明らかにシフトショックが小さくなりました。

またしても若返ってゆく我がB4・・・・新車は当分おあずけだね!

【ATF デフオイル交換費用】

ATF交換技術料:6750円

ATオイルS 4AT 9?:9900円

AT 4WDデフオイル交換技術料:4500円

スーパーギヤオイルS 2.0?:2800円

消費税:1198円

合計 25148円

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五式中戦車:グラデーション塗装

2009-12-08 02:46:49 | WWⅡ 戦車模型 制作過程

基本塗装を終え、ここからはいつもと違い、やや凝った塗装を行っていきます。

毎回、戦車模型を制作する際に、その時々に「これは」と思うテクニックを実験的に行ってみるのですが、今回はアダム・ワイルダーの「色調操作スタイル」を真似て、グラデーションを施すという試みをしてみました。

戦車モデリングも日進月歩なので、モデラーは常にアンテナを張り、技術を向上させる姿勢が無いと、スキルが上がりません。

私は楽しく作れればそれでイイ、とは思いません。苦しくとも、模型に「命」が宿るようなモデリングをしたいものです。

まぁ、戯言なんで気にしないでください(笑)。

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五式中戦車は多面体で構成されていますから、ある意味この技法はやり易いです。面ごとの色の変化を出すため、マスキングを行いながら進めています。

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パネルごとに微妙な色の違いをだします。

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この辺の加減が難しいところ。でも、初めて行う技法ですが、オモロかも(笑)。

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こんな感じです。

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全体的にグラデーションが掛っているのが判ると思います。ただ、はたしてこれが汚し塗装の後、どれくらい映えるのかは未知数なところ。

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転輪を仮付けしてみました。ボギー部が水平になるよう、注意して接着したので、転輪もピッタリ水平にする事が出来ました。このキットのボギー取り付け部はダボが付いているのですが、そのダボを切り取って位置決めを行わないと、ボギーが水平にならない様な感じでした。

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このままだと、まだ立体感に欠ける感じがするので、あと、2~3段階トーンを変えて、微調整を行うつもりです。

砲身も、焼けた感じを出す必要がありそうです。

遠くから見ても陰影が判る様じゃないと、1/35にしか見えませんので、その辺を考えて仕上げをします。

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五式中戦車:サフ吹き~基本塗装まで

2009-12-07 02:09:31 | WWⅡ 戦車模型 制作過程

寒くなってきましたが、この季節、引火性の高い有機溶剤を使用しながらのヒーター、ストーブの使用には充分気をつけましょう。寒いとどうしても、部屋を閉め切ってしまいますから。換気しながら作業をしましょう。確か景山民夫も、換気せずプラモの塗装をやってて火事になって死んだんだよな・・・・

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作る前に少し不安だった、可動式のキャタピラですが、思ったよりスムーズに制作する事が出来ました。可動部付近に接着剤が付かないようにすると良いです。必要なのはひとコマずつ繋げていく忍耐だけ。片側100コマなので、マジックで10コマずつ印を付けていきます。

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当たり前ですが、完成後はご覧のように可動します。日本の戦車とは思えぬ幅の広さです。

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塗装に備え、接着部となる部分にはマスキングを行います。

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車体上部の裏面も同様に。防弾ガラス接着部にもテープを貼っておきます。

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砲身も接着せず、はめこんだまま塗装に移行します。今回は、後で内側から接着する透明パーツや塗り分けする所が多いので、塗装後もバラせるようにしています。

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サフ吹き完了。特にパテを塗布した面は、塗料を吸い込み易くなるので、この時点でしっかりサフ吹きしておきます。また、フェンダーなど光の透過がし易い部分も、遮光のためしっかり吹きます。

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転輪は作業性を高めるため、ランナーから切り離さず塗装します。基本塗装後、パーツを切り離し、リム部分の継ぎ目消しと筆塗りを行います。

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まず、奥まった部分などに塗り残しが出来ない様、暗めの色をシャドー吹き。すべてタミヤ・アクリルで行います。

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塗装に移行したら、仕上がりがガサガサにならない様、塗料に必ずクリアーを混ぜます。

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おおざっぱに全体をカーキで塗装します。これは下塗りなので、スケール・エフェクトを考慮していません。素人だと、これで塗装完了、としがちです。この時点で塗り残しが無いようにします。後の工程でこのベース色を暗くしたり明るくしたりして、スケール感を出していきます。ベース色は、調合したものだと後から苦労しますので、なるべくビンから出した色そのものを使います。

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主要部分は接着を行っていないので、各部の塗り分けが容易になっています。基本塗装は終わったので、ここからグラデーションを付けていきます。防弾ガラス、ペリスコープなどの透明部品は、全ての塗装作業が終わってから接着します。

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