ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

ザリグのウォッシング・マーキング等

2009-09-29 03:25:14 | ザ・アニメージ

また今週も夜勤です。この記事を書いている今、AM3:00です。

ザリグに第一段階のウォッシングを行い、半光沢トップコートをひと吹き。これはエナメル塗膜の保護と、表面を梨地にすることで、この後行うパステルでの汚しのノリを良くするため。

その後、ガンプラ用のデカールでマーキングを施しています。

こういったデカールが無かった頃は、わざわざ飛行機用のデカールを使用したものですが・・・いい時代になりました。

パチモン系のアニメージとはいえ、気合は入れます。ガンダムの劇場版ポスター等によく見られた、いわゆる「大河原邦夫」バージョンを狙って仕上げていきます。

余談ですが、今のガンプラのモデラーって、アニメの世界をイメージしてモデリングしてるんですかね?「MAX塗り」とか、アレって、ノペっとした感じで、最初から色が付いてるガンプラにただ同じ色を重ねてるだけに見えるんですが。

私らの世代だと、こういったキャラクターものは、いかに「兵器感」を出すかがステイタスでしたが・・・世代の差でしょうか。

001

ウォッシング後、軽く墨入れしてますが、この時点ではおおざっぱです。

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判りずらいですが、一段トーンが落ちています。

003 このままだと、やはりどうしてもオモチャっぽいのである。これで終了とするモデラーがなんと多い事か・・・・

005 全体のバランスを見ながらデカール貼り。俄然、兵器っぽくなってきます。

006 007

マーキングが全て完了したら、AFV塗装の文法に沿って、何段階にもわたるエイジングを施していきます。

負けませんよ、ガンプラには(笑)。


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ザリグの細部塗装

2009-09-24 23:09:04 | ザ・アニメージ

なんか、あっという間の連休で、「え?」という感じだったのですが、思い返せばクルマ磨き、プラモ作りと、好きな事はやっていたんだわな・・・・

で、ザリグですが、基本塗装を終えた後、こまかいパーツを筆塗りしています。これで武器類を除いて大体塗装はおわりましたので、この後はウェザリング等の汚しを行っていきます。

001 黄色とかシルバーとかを筆塗り。目は最終段階で描き込みます。

002_2 ところどころに黄色のアクセント。

003使途不明の背中のびらびらは新型の放熱シートと仮定し塗装。

004 関節部分はグレーにしてみました。

005 どうでしょう。いい感じになってきたよ!

006 ウォッシング前にデカール(注意書き)を貼るべきか、否か、思案中。


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アリイのザ・アニメージ「ザリグ」をガチで作る

2009-09-22 22:19:09 | ザ・アニメージ

・・・まぁ、以前から私はパチモンプラモの魅力にとりつかれ、様々なキットをコレクションしているのですが、パチモンはもはや作る対象にあらず、いわば貴重な文化遺産・骨董品としての価値が先行し、はたして組んで良いものかとの葛藤がありました。

・・・しかし、そんな貴重なコレクションとはいえ、完成した姿を生で見たい、今のスキルで作ってみたい、となるのがモデラーの性。

5~6年ほったらかしにしていたあるキットを完成させる決意をしました。

通のツボを知り尽くしたメーカー、アリイの誇る珠玉のシリーズ日本模型界の至宝、ガンプラに真っ向勝負を挑んだ「ザ★アニメージ」。

(※ 知らない人へ:1980年発売の、ガンプラに便乗したガンプラの類似品)

そのシリーズの中から、今回制作するのは、地球侵略を狙うギド帝国、ピラト総督の乗機である、バトルスーツ「ザリグ」。

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大きさは、当時のガンプラの1/100相当。(ザリグは1/76)

詳しい説明はおいおい行うとして、小学生だったあの頃に想いを馳せ、まずは手を動かし始めました。

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実は、あとは塗装を残すのみ、というところで放置されていた。

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この時点でパーツの接着は行っていません。

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ただし、腰周りは接着してしまっているので、継ぎ目消しを行う。

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併せて、要所要所にWAVEの別売りパーツを付け、軽くディティールアップ。

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腰周り・くるぶしにもディティールを追加し、塗装準備完了。

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この日のため、ひたすら待ち続けたシャアザク専用カラー(笑)。

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まずはマルーンの部分から塗装。塗装の順番を考えないとダメです。

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次いでマスキングを行い、グレーの部分を塗装。

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最後にピンクを塗装。マスキングは念入りに根気よく。

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基本塗装を完了し、仮組した状態。箱絵よりスマートなシルエット。ザクというよりゲルググに近い感じです。

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背中。細かな塗装はこの後筆塗りで処理していきます。ちょっと赤味がつよかったかなぁ~、という感じ。スケールエフェクトを考えてなかった(笑)。

 


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伝説巨神イデオン プロポーションタイプ(1/600)

2009-09-22 01:39:10 | キャラクターモデル(ガンプラ含まず)

【1/600イデオンとは】

私が小学生の時分は、空前のガンプラブーム。今のDSなどとは比べ物にならないほどの超ブームであり、新発売のアイテムは飛ぶように売れた。

しかし、後からトータルで考えると、私はアオシマから発売されていた「イデオン」の方をより多く作っていた。

それは、ガンプラが入手しずらい状況だからだったわけではなく、イデオンのあのデザインと色使いに魅力を感じていたからではないかと思う。

しかし、子供たちの間では、イデオンはやはり傍流だった。

また、当時ガンプラが統一スケールでモビルスーツをコレクション出来たのとは異なり、イデオンのキット群はスケールもバラバラで、幼児向けの合体シリーズ等もあり、さらに決定的なのは、アオシマ(イデオン)のキットがバンダイ(ガンプラ)にキットと比べ、クオリティが劣っていた事だ。それは否めない。

イデオン贔屓の私としてはとても歯がゆい想いだった。

アオシマは何時になったら、統一スケールでクオリティの高いキットを出してくれるのか、と。

イデオンの新製品を買うたびに「あぁ・・・進歩が無いなぁ・・・」とため息をついたものである。

当時そのように考えていた層は、数こそ少ないとはいえ、確実に存在した。

それは、ガンダムのシリーズが統一スケールものとして認知され、それまでいわゆるヒコーキや戦車を作っていたモデラー層、つまりスケールものと呼ばれるモデラーまでもを取り込んでおり、ガンプラで確立したリアルな世界を、イデオンの世界にも持ち込もうとする人達が増えたためだ。

そういう空気をアオシマも読んでいたのだろう(小学生の私ですらそう感じていた)、満を持して1/600スケールの新シリーズを発売させた。

【作例のイデオンについて】

当時1/600イデオンには、A、B、C、の3機のメカが変形・合体するバージョンと、合体機構を廃し、アニメの設定に近いカタチの「プロポーションタイプ」の2種があり、作例は後者となっている。

実はこの「プロポーションタイプ」の存在を当時知らず、以前発売された「超絶プラモ道・アオシマ編」においてその存在を初めて知り、「知らなかった!」と驚いた次第である。おそらく合体バージョンのインパクトが強かったのと、まさかプロポーションを重視したキットをもうひとつ用意するという2面作戦など、子供の頭と情報量では考え及びもつかなかった、というところだろう。

これは10年くらい前に再販されたキットで、ボックスアートなどは当時モノとは大きく異なっているが、キット自体は同じものである。

また、制作自体も、数年前息抜きに作ったもので、雑なところもあるがご容赦願いたい。古いキャラクターもののキットなどは、今風のプロポーションに改造してしまうモデラーも多いが、それではキットの魂が浮かばれないので、基本、素組みです。

最後に言いたい。

これはイデオンのベストキットではない。完璧なキットが発売される事を、バンダイあたりにお願いしたい。

そして・・・・・イデオンの「赤」はなかなか難しい色である。

※画像クリックで拡大します

021_2 020 

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019_2 

022_2 023

同スケールの重機動メカ、ガンガ・ルブと。設定画に合わせてピンクの目玉?部分はオレンジで塗装してあります(小さなコダワリ)。

012 「ガシッ!」

013 「・・・・・・・・・」(ジャンケンの瞬間)

014

【イデオンとは】

イデオンは、ソロ星で第6文明人の遺跡として発掘され、地球人の手で復元・改修された、3機合体型のロボット兵器である。

【全長】105m

【重量】5650t

【武装】150㎝グレンキャノン:1門

     ミサイルポッド:549門

     イデオンガン、イデオンソード等

 最後にもう一言。主題歌「復活のイデオン」、エンディング「コスモスに君と」は永遠の名曲です!!

2009/10/15追記:このページ、結構アクセス数が多いです。イデオンのプラモデルの完成品を見たい!と渇望されてる方々が相当数いるんですかね~。 


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レオパルト、制作中止します

2009-09-15 13:58:44 | 現用戦車模型 制作過程

いきなりですが、諸般の事情により、レオパルトの制作を一時中断いたします。

塗装の過程で、どうも自分のイメージと違うものになりつつあったので。いじり過ぎてダメになったというか。

こういうとき、モチベーションも上がらないままダラダラ制作しても、ただ、苦痛になるだけです。(モデラーの方お判りになると思います)

絵描きが絵を破る、物書きが原稿用紙をクシャクシャってする、あの心境です。

ま・・・飽きたんです、正直。

苦痛を感じるようになったら、それはもう、楽しいものではないので。

・・・・久しぶりの制作中止です・・・・根を詰める性格なので、疲れてしまうんです。

ただ、色々制作したいもの(戦車だけでなく)はまだたくさんあるので、ちょっと部屋の片づけでもしながら考えたいと思います。

最近、パチモン系プラモのページへのアクセスも非常に多く、まだまだ未開拓なこの分野への関心が意外に高いのを実感しています。・・・・なので、パチモン系、いくかもしれません。

その時は、パチモンプラモへ敬意を表し、ガチで制作します。


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