ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

栃木撤収までのdistance

2014-04-11 19:21:21 | 突然訪れた単身赴任~ 自分との戦い




↑ 引っ越し準備作業の際、よく流していた音楽

 

地元へ帰還して2週間...経ちました。

何かと決まり事やしがらみの多い土地柄というか気風というか...

やっぱり僕には少し窮屈で場違いな感じがします。

慣れるまでには少し時間が掛かるんだ、と自分に言い聞かせて、その日その日を乗り切っています。

やはり精彩を欠いているせいか、会社で「元気が無い」と言われます(笑)

普通にしてるつもりなんですけど...

少し時間が経ってしまいましたが、引っ越しまでの道のりを振り返ります。

 

 

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帰任が決まった日から、荷物をまとめていきます。
引っ越しの多いこの時期、近所のスーパーに行っても、荷造り用のダンボールも不足していました。

 

 

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足の踏み場もない、シッチャカメッチャカな状態。

寮に還ってきても、休めません(笑)

 

 

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引っ越し前日の金曜日(3/28)。

準備のため、会社をお休みして最期の片づけを行おうとしているところです。

絨毯をひっぺがすため、ベッドを持ち上げる必要があります。

このベッドが結構重いので、腰を痛めている僕には要注意の作業です。

少しでもベッドを軽くするため、布団を一旦下ろしたところ。

 

 

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壁際にあった書棚と書籍類、作業台は、既に前回の帰省の際持ち帰っています。

また、TVを載せるラックやその他大物は、毎日コツコツとエクシーガに積み込んでいました。

 

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写真のような状態で、徐々に絨毯を剥がしていきます。

 

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色々片づけている間に夜になってしまった。

ベッドに布団を戻し、最期の晩餐の時間。

 

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最期の晩餐は、1年間冷凍庫で眠っていたお好み焼き、2人前。

味わって食べました。

 

 

 

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この日はこれにて終了。

翌日は引っ越しです。

冷蔵庫は隣室の後輩に譲る事にしたため、残る大物は布団くらい。

キャビネット内の洋服や荷物は、車内に運搬済みです。

 

 

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明けて引っ越し当日。(2014.3.29)

快晴で、引っ越し日和です。

予定では、午後に引き払う予定なので、あまり焦らず準備を進めます。

 

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パソコン、TV、HDDレコーダーや空気清浄器など、家電モノを撤収。

遮光カーテンや布団も積み込み、片づけも大詰め。

 

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掃除も済んで、すっかり元通りの状態に戻りました。

 
 

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この片付いた風景を観た時、ふと今までの暮らしが白昼夢だったかのような錯覚を覚えました...

そして、この地で出逢った人の顔が浮かんでいました。

実際は、この2日間で引っ越し準備が終わったわけではなく、毎日仕事が終わったら片づけをし、箱詰めしたものから車に積んでいく、という事を繰り返していました。

また、会社に請求して引っ越し業者にも頼めましたが、消費税引き上げ前・引っ越しシーズンの繁忙期のため、業者に頼むのには時既に遅しで、今回の引っ越しも結局自分で全部やりました。

疲れました(笑

この後、寮では最後となるシャワーを浴び、汗と共にこの地に残る未練も洗い流しました。

 

 

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玄関前には、静かに主を待つ愛機、「青い彗星」。

 


 

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この部屋から観えるこの景色...

ここから四季の移り変わりと人生の流転を眺めてきました...

これが見納めです。

 

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いよいよ出発の時間。

エクシーガの中は荷物満載です。

僕の部屋は4Fの右から2番目。

お世話になりました...

 

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4号線に出るまでの道のりに、桜並木があります。

この頃はまだ、つぼみでした。

見たかったな...

 
 

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4号線を一路北へ。

塞ぎこむ夜など、ここを飛ばすのが気分転換でした。

 

 

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鬼怒大橋を渡る時、いつも赴任してきた時の事を想い出していました。

右に見える鉄橋が赴任時に渡ってきた道。

この道を今日この日、帰還のために渡ります。

この時、僕の瞳には光るものが...あったかな?(笑)

まぁ、少しセンチメンタルでした。

こんな感じで、栃木を撤収しました。

この単身赴任は、とても濃い時間でした。

地元で暮らす5年分位の収穫はあったかな。

あとは地元で別の生き方を探します。

ありがとう...

いつまでも忘れないよ。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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単身赴任が終わる

2014-03-27 18:31:50 | 突然訪れた単身赴任~ 自分との戦い


3月いっぱいで、単身赴任が終了します。

こちらに配属になったのは2012年12月1日から。

16ヶ月の長期出張でした。

こっちで骨を埋めるつもりで着任しましたが、選択と集中の一環で部署がシュリンクされるため、自分の予想とは裏腹に、こちらでの奮闘が終わってしまいます。

住めば都...

もはやこの地は、僕にとって忘れられない想い出深い場所となりました。

ここでの生活は愉しくもあり、辛くもあり、ここで一言二言で言い表せるようなチンケなものではありませんでした。

地元から離れて、今までの生活や、自分や、周りの物事を少し引いた眼で捉える事が出来た、貴重な時間でした。

 

僕は、変わりました。

僕もある程度の年齢になりましたが、それでもまだまだ「伸びしろ」はあるんだなぁ、若い頃培った鋭い感覚って呼び起こされるんだなぁ、進化出来るんだなぁ、と感じました。

ここを離れるのがとても残念です。

仲間にも恵まれました。

仲間と別れるのがもとても辛いですが、心の中ではガッチリ繋がりました。

地元に帰っても、残してきた仲間に胸を張れるような生き様を貫きたいと思います。

 

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(今、引っ越しに向けて荷造りをしています)

 

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栃木に来て1年

2013-12-01 15:30:15 | 突然訪れた単身赴任~ 自分との戦い

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栃木県小山市に赴任して、今日(12/1)で1年が経ちました。

早いですね・・・

こちらに来て、物理的に自分の地元と距離を置く事が出来、今までの自分も含めて、少し引いた目線で周りの物事を捉えるようになりました。

僕と一緒に赴任した後輩が1人いたのですが、彼は11月いっぱいで元の部署に戻され、僕もいつまた戻されるか戦々恐々としているのですが、現在の職場の展望がはっきりしないため、この先どういう風になるのかまだ判りません。

自分としては、仕事もそうですが、この小山市という土地に愛着が出来て、しばらくはこのまま住み続けたいな、という気持ちがあります。

一家の長として、こんな野放図な事をやっているのもどうかと思う事は再々ですが、平凡な日々よりは人間の幅が出来るのではないか・・・と感じています。

僕はスロースターターなので、11月になって初めて、やっとスタートラインに立つ事が出来たな~という感じです。


とりあえず、こちらに住み始めてからは一度も病気になっていません。

健康が第一ですね。

生き急いで、可能な限り自分の能力を発揮して、有効に過ごしていきたいと思います。

ま~、なんか最近やっと満喫できるようになってきて楽しいですよ。


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決意~半年を振り返る

2013-05-28 18:57:34 | 突然訪れた単身赴任~ 自分との戦い

気が付くともう、5月が終わろうとしている.

こちらに住み始めて半年が経ちました.

疾風怒涛・紆余曲折・試行錯誤・右顧左眄...

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この6ケ月間は僕にとって、人生の転換期、これからの生活の基礎を立ち上げるための貴重な時間となりました..

その間にはまぁ、人に言えない辛い事も色々あって、独りで少し泣いた時もありました...

しかし、男は家を一歩出たら周りに弱みは見せられません.

何故か今、僕の心の中は穏やかです.
寒い冬が終わって、木の芽が地面からムクムクと出てきたような感じ.

地域に慣れ、職場に慣れ、暮らしに慣れ、別れや寂しさを乗り越えた末、自分的に一皮剥けた、という感触があります.



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仕事は真剣にやってます.(当たり前ですが)

が、たまに経験不足からくる失敗などもポツポツあり...
凹む日もまぁ、それなりに頻繁にあったりして...

でも、仕事の失敗は仕事で取り返す!
同じ失敗は繰り返さないよう、緊張感を持って仕事に臨みます.

それが自ずと僕の場合、過剰に顔に出るんでしょうか.
「なんか怒ってませんか?」という問いには思わず、苦笑...

そんな感じで会社にも慣れて、最近は周りがよく見えるようになってきました.

 

オフィスの空気にも少しずつ慣れ、近々私専用のデスクとPCが預けられる予定.
(今までは末席の末席、人のデスク・PCを共有して使用していたのです)

ああ、これで僕も自分のデスクを預けられるんだなぁ、と思うと、それはそれでやはり嬉しい事です.

 

何せ、自分自身では低能(笑)だと思っているので、「役に立ってんのかな?」と自問自答する日々だったので.

この間、会社で行う定期の面接の際、上司に

「ぶっちゃけ、いつ頃までに地元に帰りたい、というのはありますか?」

と問われ、

「しばらくはこちらで頑張りたい、もう、いわきには戻らないつもりです」

と言ったのが好印象だった?のかもしれません.

 

(帰りたい、という人が多いので)

僕にしてみればここは、もう大切な生活圏ですし、もっと知りたい物事、世界がある.

要するに、今までの生活より「刺激的」なのです.

 

外に飛び出した(飛ばされた?)自分のチカラが、どれだけのものなのか量ってみたい自分がいます.

何年住むか判りませんが、心情的にはもう「こっちの人」なので、とにかく栃木で頑張ります.

空手もしばらくサボってるしな~、身体を動かしたい!

 

季節的にも、稽古するには丁度良くなってきたし.

 

夏そろそろ夏に向けて少し身体を絞りましょうか.




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(右の稽古着姿が僕です)

追伸:空手界の至宝・拳道会の中村日出夫先生がご逝去されました.

 

僕は空手はまったくの未熟者ですが、同じ空手乃道を歩む者として、謹んでお悔やみ申し上げます.

 

先生の空手の源流は何か、キッカケは何だったのか、空手道とはどうあるべきか、聞いてみたい事がたくさんありました.

 

僕とは全く縁の無かった拳道ですが、極真時代に盧山初男先生の著書で知りました.

 

砂袋を使った部位鍛錬、基本を大切にする稽古、空手界(僕にも)に与えた影響は計り知れません.

 

僕の空手はグローブ着用の「ど突き合い」になってしまいましたが、拳道会の稽古は本当の空手だと思います.

 

素晴らしい.

 

お弟子様方におかれましては、これからも中村先生の残した「拳の道」をひた歩んでいただきたいと思います.

武道空手道 代表師範 ○○ユウ様


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インスパイアな飲み会

2013-03-10 01:12:05 | 突然訪れた単身赴任~ 自分との戦い

今夜は、歓送迎会を兼ねた飲み会でした。

寮から会場まで、送迎車としてエクシーガが活躍しました。⊂(^ω^)⊃

会場になったのは小山の「やさい家 せん」というシャブシャブ(たぶん)の店。

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18:00から開始。

一通りの挨拶が終わり、乾杯。(_´Д`)ノ~~

私は飲めないのでノンアルのカクテルです。

しゃぶしゃぶというか、鍋パーティーのような感じでしたので、肉や野菜を鍋に入れ、鍋奉行をこなしました。

その間、普段は話す機会の無い人達との雑談に花がさきました。

地元とちぎの若手中堅のK君は眼光鋭き好青年で、赴任当初、私の面倒を見てくれていた人です。

声をかけてくれたK君に、仕事上で何か改善すべき点が無いか尋ねられ、自分なりに疑問だった事を話すと、丁寧に工程や作業性に関する事情を教えてくれました。

お互いに仕事に対するアイデアを持っていたため、そこから品質管理や工程管理の話が盛り上がり、私も大いに勉強になりました。

年上のIさんは大阪人で、バリバリの大阪弁です。

この地でサッカークラブに所属するIさんとは、40代からの運動、コンディション維持や武道の理念、どうしたら酒やタバコをやめられるか、という話題で盛り上がりました。

昔は、地方でもあっちこっちにプールバーがあったよね、という話が出て、世代的に理由が判らない後輩に、「カクテル」や「ハスラー2」などの映画の影響が大きかった事などを話しました。

その後、送る人・迎えられる人それぞれに挨拶しつつ、自分たちの今後の身の振り方や、人生のターニングポイントにおける決断の仕方について雑談しました。

今回いわきに帰る事になったMさんは、もう5年も小山で仕事をしています。( ´Д`)

5年前にMさんが単身赴任を言い渡されたとき、落ち込んで「もう会社を辞める」とまで言っていました。

私が、「辞めるのはいつでも出来るから、絶対辞めない方が良いですよ!」と言った事を覚えてくれており、ああ、あれから5年も経ったんだな、と二人で感慨ひとしおでした。

今現在の上司であるSさんは、進行中の事業計画の双肩を担っている人で、とても優秀な人です。

しかし、それなりのプレッシャーや、仕事の進め方に関して、同僚との意見の食い違いに悩んでいる様子で、帰りのクルマの中ではそういった話になりました。

私は今、この人を「男」にしてやろうと頑張っています。

いわきでの飲み会は、終始野球やパチンコ、ウンコ話や悪口などの無限ループで、私など「他に話題無いのかよ・・・」と毎回辟易(ヽ´ω`)していたものですが、こちらでの飲み会は自分にとってプラスになる機会となっており、大いに勉強になりました。

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送迎のエクシーガも皆に好評で、高いクルマだと思われているようでした。(*´ω`)

そこでクルマ話になり、皆の自動車観も聞くことが出来ました。

有意義な飲み会でした。

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