ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

ドラゴン:パンターF型 完成

2011-02-03 21:02:15 | ドイツ戦車模型 完成品

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狭幅砲塔は、これまでのパンターと同じターレット・リング径に収まるよう設計されており、最大幅はほぼ変わらず、そこから前方向に左右側面板を絞り込むような形となっていた。このおかげで、旧型とシルエットは変わらないが、正面に直角に近い角度で命中する確率は大きく減少する。そしてG後期型で問題となった防盾は、左右の幅の広いカマボコ型は止めて、ザウコフと呼ばれる円筒形のものに変わった。

これでも下半分に命中したらどこかに跳ね返りそうなので、跳弾の問題はゼロになったとは言わないが、かなり解消されたのは間違いない。さらに装甲自体も増厚されており、ザウコフ150mm、前面120mm、側後面60mm、上面40mmとなっていた。

攻撃力に影響する要素として、パンターF型は画期的な照準機構が用意されていた。それは戦後各国で実用化された基線長式測遠機である。

これは左右に離れた対物鏡をを使い、三角測量の原理で距離を割り出すもので、特に遠距離砲戦で数の劣勢を補いたいドイツ軍戦車にはかっこうの装備であろう。

実際の生産開始は大きく遅れ、クルップ・グリューゾンの最初の2輛の完成は1944年6月にずれこみ、ニーベルンゲンベルクの最初の2輛は8月となる事が予想された。しかし、これらも結局完成しなかったらしい。

MANは1輛のF型も完成せず、ダイムラー・ベンツはF型の車台を供給されたが、その車台にはG型砲塔が取り付けられてしまったという。

しかし、何でもあるものは使うドイツ軍が、最後の最後のベルリン攻防戦に、ダイムラー・ベンツ社ベルリン・マリエンフェルト工場で完成した錆止め塗装のままのパンターF型を出撃させた・・・と考える方が、戦車ファンの夢にかなうかもしれない。

(PANZER 1998年8月号より抜粋)

The narrow width gun turret was designed to occupy turret ring diameter same as conventional bread Taha, and, as for the most wide cloth, it was it with the form that narrowed down left right side fixing plate to the ex-direction from there without approximately changing. Thanks to this grace, an old model and the silhouette do not change, but the probability to hit a right angle at a near angle in the front is big and decreases. And the manta which became the problem with a model in last part of G stopped the wide kamaboko type of the width of right and left and changed to a cylindrical thing called zaukohu.

Because it seems to bounce somewhere if even this hits lower half, the problem of the ricochet does not say to a zero that it was it, but it must be considerably it that it was dissolved. Furthermore, it was worked as increase Atsushi, and armor in itself became zaukohu 150mm, front 120mm, side covering the back of the head with a mask 60mm, top surface 40mm, too.

As the element which influenced offensive ability, as for bread Taha F type, epoch-making aim mechanism was prepared for. It is a stereo type telescope put to practical use after the war in each country.

This will be the suitable equipment on the German armed forces tank which wants to supplement numerical numerical inferiority by long distance gun round with a thing calculating distance on remote objective  trainer, the principle of the triangular surveying in right and left particularly.

The real production start was late greatly, and two first completion of croup Gryuzon dragged on till June, 1944, and that it was it as for first two of them of knee Bern gene Berg with August was expected. However, these seem not to have been completed, too after all.

MAN does not finish one F type either, and, in Daimler-Benz, it was supplied number of cars of F type, but it is said that a G type gun turret has been installed in the number of cars.

However, as for the thing which is anything, Germany force to use may have ... which let bread Taha F type with the finished rust prevention painting on make a sortie against the Berlin offensive and defensive battle in the last last in Daimler-Benz AG Berlin Marienfert factory and to think about realized in the dream of the tank fan.

(I extract it than PANZER August, 1998 issue)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【製作を終えて】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回初めて大掛かりなエイジングを施しましたが、迷彩色のゲルプ(アクリル)がなかなか剥がれませんでした。タミヤ・エナメルのシンナーはアクリルに対して浸食度が高いのですが、油彩のシンナー等ワケの判らないシンナーを継ぎ足ししながら使っていたシンナーだったので、アクリルが溶けにくかったのかもしれません。

もしくは、アクリルの耐性が上がってるか。

フィニッシュはハゲチョロを控え、エイジング&ウェザリングで魅せるような感じにしました。

また、当初フィギアを載せる予定で塗装も下塗りまで済んでいたのですが、人前に出せる様なモノになりそうになかったので、やめました。

最近、MRAP(耐地雷装甲兵員輸送車)に興味があります。

まだキット化はされていないようですが・・・


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過去の作品~タミヤの3号戦車L型

2010-05-01 19:42:29 | ドイツ戦車模型 完成品

 

私は他の多くのモデラーがそうであるように、パンター・ティーガーといった大きな戦車に食指が動きがちなのですが、そういう王道が時につまらなく感じる・飽きてくる事もあります。

で、その手の戦車はアフリカに行ってない、と。無性にドイツ・アフリカ軍団の車輛を作りたくなる時もある、と。

そういった感じで出戻り以前に作ったのがこのタミヤ製3号戦車です。

タミヤは塗装の出来るタイプのベルト式履帯が多いのですが、「重みによる垂れ下がり」を表現する場合、連結タイプと異なりちょっと工夫が必要になります。

私の場合、「垂れ下がるであろう」位置に、真鍮線を左右貫通させ、ベルト履帯を押さえつける、といった技法で垂れ下がりを再現しています。

何の疑問も無く連結式と交換してしまうモデラーも多いですが、それはコスト高になってしまってリーズナブルな方法とは言えません。と、感じます(笑)。

また、このキットにはエッチングパーツも入っていないので、エンジングリル等にメッシュがありません。ここで別売りエッチングを買うというのはコスト高(以下同文)。

塗装ですが、アフリカの砂嵐にさらされた感じを表現するため、今や古典的な技法といえるドライブラシを、ちょっとキツメに施しています。

また、アフリカといえども雨が降り錆も出てきますので、その辺も表現しています。

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過去の作品~ドラゴンのパンターⅡ

2010-04-30 17:14:25 | ドイツ戦車模型 完成品

この作品は、まだ20代の頃購入し一度完成させたものを、その後しばらくして塗装の塗り直しを行ったものです。

この頃のドラゴンの製品にはクオリティにムラがあり、確かこれはイタレリのパンターのシャーシの使い回しじゃなかったかな?

最近オレンジボックスで再販されましたが、メインのパーツは昔のままらしいので、これから制作する人は参考にしてください。

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チェコ製の心強き相棒:Pzkpfw.38(t)~完成

2010-04-16 21:06:02 | ドイツ戦車模型 完成品

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1939年3月にドイツがチェコスロバキアを占領したとき、チェコには多数の優れた戦車があった。ドイツ陸軍はこれらの戦車とその生産設備を全て接収した。

ドイツ陸軍は当時、これらより優れたⅢ号、Ⅳ号戦車を生産してはいたが、まだその数も充分ではなく、戦車師団の定数も不足していたので、そのまま戦車師団で使うことにした。これらの戦車は、当時ドイツ戦車師団の主力であったⅠ号、Ⅱ号戦車より武装が強力だったばかりでなく、技術的にも多くの特徴を持っていた。

そしてそのドイツ軍が、その後のポーランド侵攻、対フランス戦で大きな戦果あげた陰には、これらチェコ製戦車の活躍を見逃す事ができない。

特に西部戦線における電撃戦には、第6、第7戦車師団がチェコ製戦車で装備されて活躍したことは有名である。

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【制作を終えて】

このキットが出るまで、38はイタレリのものしか無かったので、その後発売されたこのマケット社のキットに期待していたのですが・・・

しかも模型冬眠中に他社からも38が発売されていたり・・・・

まぁでも、こうして出来上ったものを見ると、なかなかどうして、チェコ製のゴツイ感じがよく表現されています。鋼鉄の塊のような「硬質感」ですな。

今回は特に、「高石式仕上げ」はあえてやりませんでした。昔に帰って、少し肩のチカラを抜きたかったというのもあったし、どうも「高石式」は、仕上げに凝り過ぎて苦痛をともなうためか、技法として案外、普及してないような印象があったからです。世の戦車モデラー、あの独特のハゲチョロ、やりゃぁいいってもんじゃない、と思ってるのかもしれません。

凝り過ぎてプラモが苦痛になるなんて外道ですから。

また、今回はストロボ撮影を行わず、自然な感じの色味が判るようにしました。

皆さん、東欧系キットはチトくせがありますが、全体型は悪くないです。でももう、しばらくイイヤ。疲れました。


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イタレリ:SWS ロケットランチャー搭載型

2009-09-07 20:37:22 | ドイツ戦車模型 完成品
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ちょっと違う車輛ですが・・・・・・
かなり以前に作った、イタレリのSWS(国防軍重牽引車)ロケットランチャー搭載型です。
模型店で数年に渡って展示させていただいていたものを回収したものです。
かつてこの車輛は、アイアンサイドの高価な簡易インジェクションでしかキット化されておりませんでしたが、イタレリが製品化を決定、発売されてすぐ購入しました。
しかし制作途中で何故か放置、それから数年過ぎてからふと、「成仏させてやらねば・・・・」という想いにかられ、イッキに作り上げました。
私はこういった特殊車両・・・というか戦場の脇役はあまり作らないのですが、これは何故か魅力的に見えましたねぇ・・・・頭ヘンだったんでしょうか(笑)。
※画像をクリックすると拡大します。
Sws_014 キットでは省略されている溶接跡、リベット類を追加するなど、ホドホドにディティールアップしています。
Sws_007 迷彩はぼやけた感じの3色。迷彩を施す際は、迷彩に使う色へ地色(この場合ドゥンケルゲルプ)を混ぜてやるとイイ感じになります。
Sws_008 ちなみに履帯は、イタレリに良くあるポリ製履帯ではなく、部分連結のパーツとなっており、きちんと組上げればご覧の通り違和感の無い仕上がりとなります。
Sws_009 フィニッシュの手法は今と違い、当時流行のグリーンランドスタイルとなっています。
Sws_010 昔からイタレリは、低価格で品質の良い製品を出していると思います。現在はドラゴン、トラペ等中華系に隠れ地味な存在ですが、私は好きです。
Sws_011 ちなみにタイヤもプラを溶かすあの素材ではなく、プラとなっています。こうしてみると、やはりドイツ兵器の美しさを感じざるをえませんね。
Sws_019 シャドーには全てパステルを使っています。
Sws_015サイレンサー(タイコ)はこんな所に。
Sws_017 ロケット発射管の煤汚れはちょっと大げさ・・・ですね。


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