【リア周りの遮音2】
エクシーガ・・・
まぁ、ほんとにこの車は異音のオンパレードです。
基本性能が高くて、雪の多い今年などは、雪道・凍結路問わず完全無欠の走りで私を安心させてくれますが、B4等幾多のセダンを乗り継いできた者としては、各所から発生する異音に「所詮これがミニバンの限界なのか」とあきらめたくもなりますが・・・
段差を乗り越えた時の「ミシッ」「バタン」、細かい段差が続く道での「ビリビリ」、やはりセダンと違って開口部が大きいミニバンの事、やはりボディ剛性の低さとは無関係ではないでしょう。
しかし高速域になると、それらの音が消え乗り心地も俄然良くなってくる。
基本、高速走行を得意とするチューニングなんですね。
で今回は、リアのホイールハウス周りの遮音です。前回は主にラゲッジからの「バタバタ音」を抑制する対策をとりましたが、リアサス付近に発生する路面からの入力音も時として大きなものがあり、暇だったので対策する事にしました。
3列目の両脇にある肘掛、これがリアのホイールハウスです。路面からのショックを伴う「バタン」という音は、どうもここが音源のようです。
手を載せるところが蓋状のパーツになっているので、マイナスドライバーを使ってこじり、「バキッ」という音がしたら上に引っ張ります。
外してみると、肘掛の裏に申し訳程度に薄いフェルトが貼ってあるだけで、遮音性は期待できないような印象でした。
ホイールハウス自体は鉄板剥きだしで、叩くとコンコンいいます。
ホイールハウスはご覧のように制振材も貼っていない状態。
これはカップホルダー直下の部分。やはり鉄板のみ。
状況が判ったので反対側の肘掛も外します。
とりあえず手元にあるニードルフェルトをこれでもか、というくらい棒などを使って限界まで押し込みます。
反対側も同様に。
これで鉄板に響くショック音などはいくらか緩和されるでしょう。実際、この後の試乗では、衝撃音が小さくなっている感じがしました。完ぺきではないですが、やらないよりはマシになりました。
【フロントバンパースカート取り付けに問題が】
フロントバンパースカートを格安で仕入れ、DIYで取り付けた事は、前回報告しましたが、うまくいったと思っていたら、どうも取り付け位置にズレがあったようで、両面テープで貼りつける箇所に「浮き」は発生してしまいました。
助手席側のアールがかかる部分、5mm位浮いてしまいました。ちょうど応力がかかるところみたいです。
また、取り付けた時から「こんなもんかいな」と思っていたフォグランプ部分の切り欠きが、微妙にズレています。
運転席側も。スカートの中央付近が下がっているためこうなり、また、アールが合っていないため浮きが出来てしまっているらしい、とのコメントをSUBARUでいただきました。
実はこの「浮き」を発見して2回ほど自分で調整したのですが、その度にまた「浮き」が発生したため、心が折れた状態に。
流石に自分で治すのを断念し、SUBARUにお願いする事にしました。
工賃は掛りますが餅は餅屋、プロに任せた方が間違いのない仕上がりになるでしょう。
そのため、来週SUBARUに4・5日入院させます。どうも、両面テープの貼り替えに相当時間が掛るらしいです。
10年乗るんだから、後顧の憂いが無いようにしっかり直さないと・・・ね。
また、剛性確保のためクスコのストラットタワーバーを発注しました。それについてはまた後日報告します。
※2012年2月27日 異音について追記
リアからの異音に関しては、現在ではほぼ原因が特定されています。
それは、2列目3列目のリクライニング機構からくる「ガタ」です。車体への取り付けがしっかり行われているのですが・・・また、アームレストからも異音が出ます。
つまり、シートの可動部すべて(リクライニングしかり、座面調節しかり、アームレスト可倒機能しかり)に「ガタ」があり、走り始めるとそれらが一斉に「ガタガタ、ゴトゴト」となり始めるわけです。
ディーラーの営業マンも、手の施しようがないと言っていました。
このガタは直しようがないので、全くお手上げです。
スバルでもサジを投げてる感じです。
一昔前、「レカロシート」というだけで飛びつき、そのガタの大きさには困った・・・という記事を読んだことがありますが、そのガタが2列・3列となった日にゃ・・・