このレヴォーグを購入した時に付いていたフロントスポイラーですが、前方の二つある突起の部分にぶつけて押された様な傷があり、残念なポイントでした。
時間と気力があれば、模型製作で培った技術で完全に再生する事は可能だったと思います。
が、長く乗るクルマだから新しいものに交換しよう、という風に考え方を変えました。
その方が車も綺麗に見えるだろうし貧乏くさい事は止めようと決断し、早速新品を発注。
同時に、スポイラー保護のための「スカートリップ」も注文しました。
懸念があるとすれば「擦る事」ですが、フロントスポイラーだけが付いていない状態はちょっと寂しい。
気を付ければ大丈夫だろうという事で、休みの日を利用して一気に作業を行いました。
STIのフロントスポイラーですが、流石に箱がデカいです。
現在こういった大物の配達物は、個人宅への配達は行っていないか、個人宅への送料はベラボーに高くなる場合が殆どで、私の場合は嫁の会社宛に発送してもらいました。
よくもまぁこんな大きいものが嫁のワゴンRに入ったものです。
このスポイラーに関しては、STIスポーツ以外のグレードのものは海外製のバッタモンが安く手に入りますが、STIスポーツ用は形状が少し異なっており、安物を付ける事が出来ません。
勿論これはSTIの正規品です。
これは台湾製のスカートリップで、STI製品のバッタモンです。しかし品質的には同等で価格は半額。
そのうち擦るでしょうから、消耗品と割り切ってここはバッタモンにしました。
こういう感じで梱包されています。付属物はバッタモンメーカーのステッカー、説明書、クリップ等です。
脱脂用のナプキン二つと、クリップの穴あけ用のドリル刃も入っていて、なかなか親切。
スカートリップの説明書です。
この製品は、見た目からシリコーンゴムの様なものを想像しがちですが、多少柔らかさのあるプラスチックという感じで、まぁまぁな硬さがあります。
寒い時期の取り付けには向いていない製品ですが、やるしかありません。
とりあえずファンヒーターのある暖かい部屋にスポイラーを持ち込んで、スカートリップはファンヒーターとヒートガンで温めます。
温めないと丸まったままで、到底取り付けは出来ません。それ位硬いシロモノです。
丸まった状態を本来の形状に直すのにたいへん手間取りました。
スカートリップにはあらかじめ3Mの強力な両面テープが付いており、その「強力な粘着力」に大分助けられました。
写真は、スカートリップを主にヒートガンであぶって柔らかくしながらテープの部分も温め、とりあえずスポイラーに貼り付けたところ。
曲面の部分はテキトーに△形にニッパーで切り取り、カーブを描ける様にします。
一度貼ったら、そこを再度ヒートガンであぶってしっかり圧着させます。
更に、外に持ち出してクリップ用の穴あけを終えた状態。
クリップは多目に入っています。
5mmのドリルで穴あけしたところに押し込むのですが、とても指の力ではまるものではありません。
私はラジオペンチで挟み込んで強引にクリップを挿し込みました。
これでスポイラーの取り付け下準備は全て完了。
取り付けの際傷を付けない様に、花壇のケースの上に仮置きして、まず両端を固定させます。
両端はビスで固定されています。固定用のビスやプッシュリベットは新品を使わず、外したものを再利用しました。
取り付け完了!
いや~、スカートリップのチェリーレッドが良い差し色になって、カッコよさ倍増です!
ビフォー。
アフター。迫力と派手さが一気に増しました。
両面テープが剥がれないか心配でしたが大丈夫でした。
そして、やっとコイツを貼れる機会がやってきました。
これはスバルの純正品ではなく、ビルシュタイン純正のもの。そのため黄色い部分のデザインがやや違う様です。
私が昔乗っていた、BE5のRS-Type Bです。
ビルシュタインマークが懐かしいですね。この車へのオマージュとして同じステッカーを貼りたいと思っていました。
ビフォー。
アフター。
自己満足度はヒジョーに高くなっております。
フロントはこれらのパーツで5cm下がりますから、コンビニ駐車場の輪止めに注意ですね~。
フロントカメラを使って駐車する様にします。
【オマケ】
エーモンのフットランプキットを使って、間接照明としました。
色は好みでアンバーとしました。コントローラーで照度を調節できます。
今まで夜になると足元が真っ暗でしたので、これで高級感もアップしました。
(了)