ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

【プラモ】BMP-3細部塗装

2011-12-14 20:25:28 | 戦車模型 制作過程

出来れば今年中の完成を目指しています。

さて、基本塗装→カラーモジュレーション→トップコート→ウォッシングという流れで来ていますが、そろそろ仕上げの段階に入ってきております。

まだウェザリング(汚れの表現)やチッピング(塗装の剥がれ・擦れの表現)といったところまではいきませんが、その前に行うべき事~デカール貼り・立体感の表現~を済ませておきます。

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まずデカールですが、側面のERAボックスに貼ります。

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デカールを貼る箇所にマークソフター(デカール軟化剤)を一滴付け、その上に貼ります。

貼った後、今度はデカール全体にマークソフターを塗り、対象物の凹凸へデカールを馴染ませます。

マークソフターはアクリル塗料への侵食度が高いので、ラッカーで前もってしっかりコートしておく必要があります。

貼ったら、水をつけた綿棒などで更に凹凸に馴染ませますが、この際そ~っとやらないとデカールが破けるので注意します。

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足回りですが、転輪にのみウォッシングをした状態です。

このまま車体に装着するとあとあと面倒なので、この状態で汚しを施します。

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足回りの汚れはパステルを使います。

わざわざ模型用のパステルが販売されているようですが、基本的にこの6色があれば、大概は表現可能です。

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完成時にあまり見えなくなるところなので、おおざっぱに行います。

グリス汚れなどは後から施します。

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また、筆の先にパステルをつけて凹凸に載せていきます。

これも、やりゃぁ良いというものではないので、全体のバランスを見ながら進めていきます。

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パステルでのシャドゥ付けがほぼ終わったので、パステルを定着させるため更にトップコートをひと吹きします。

トップコートは常に「半ツヤ」のモノを使います。

艶無しだと、いかにも「模型です!」という感じで、鋼鉄の雰囲気が出ませんので。

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トップコートを吹いた後の状態。表面が鈍く光っているのが判ると思います。

次に、アチコチにあるペリスコープ(要するに潜望鏡)を塗装します。

BMP-3はペリスコープが多い事に驚きます。

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小さい藍色の部分がペリスコープです。

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ペリスコープのガラスの表現をするため、この後クリアーを重ね塗りします。

はみ出したら後からタッチアップします。


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【納車】エクシーガ【1周年】

2011-12-02 20:45:50 | スバル エクシーガ

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エクシーガは私の7代目の愛車です。

 

エクシーガの納車が去年の12/2でしたので、今日で納車1周年となりました。

 

去年の納車の日は嵐で、どうなる事かと危惧しましたが、無事に納車されました。

ネットで探して愛知県のトヨタ系中古車店から買いました。

だから、生で現物確認はしませんでした(いつもですが)。

で、当時エクシーガのターボの相場は平均230~240万位だったのですが、私が狙いを定めたこのエクシーガは、200万をわずかに切っていました。

相場より安かったワケです。

「ボディカラーのせいかな」と思っていましたが、納車した後、安かったワケが判りました。

右側面の前後ドアに、あきらかに板金塗装した形跡があったのです。

私は昔、プロの塗装屋だったので、すぐ判りました。

また、後にビビリ音解消のためAピラーのカバーを外した時、ガラスの破片がボロボロ出てきた時にはガッカリしましたね。

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恐らく接触事故にでも逢ったんでしょう。

安かったのには、そういう事情があったからなんですな。幸い走りには何の影響も無かったのが救いでしたが。安いものには気を付けましょう(笑)。

ボディカラーが「青」っていうのも抵抗がありましたが、やはりホワイトとかは人気があって高かった。

しかし不思議なもので、今では「この色で良かった!」と思っているんですから、いい加減ですねぇ。

安いのがたまたまこの色だったというだけなんですが(笑)。

「目立つなぁ」と思うのは昼間だけで、夜は逆に目立ちません。

夜に秘密行動をするヤンチャな人でもOKです(笑)。

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しかしまぁ、エクシーガってクルマはやはり、マイナー車なんですかねぇ。ほとんど見掛けませんよ。個体数が少ないんでしょうか。

流れる河の水をイメージした、ルーフ、フロントガラス、ボンネット、バンパーへの造形など秀逸だと思うのですが・・・

私の登録する、日本ブログ村のスバルオーナーもインプやレガシィばっかだし・・・

さて納車以来、いまだに克服出来ずにいるのが内装の異音です。

これにいつも悩まされています。

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かなりいろんな対策をしているのですが、あっちが治まるとこっちが・・・という風にキリがありません。

この辺が前のBE5と比べて決定的にダメな所です。

正直、軽自動車以下です。言いたくはないですが「酷い」と言わざるを得ないレベルですね。残念です。

代車で現行型を借りた時はこういう異音は無かったので、新車の時は大丈夫でも、割と早い段階で異音が出てくるクルマなのかもしれません。

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走りに不満はありません。馬力は225馬力と控えめですが、トルク重視型で自然吸気エンジンだと3.3?車並のチカラを出しますから、パワー不足を感じる事はありません。

Si-ドライブは、Sとiの切り替えを良く行います。通常iで走行して、上り坂でSに入れるというパターンが多いですね。

また、私の乗るA型にはパドルシフトなるものは付いていませんが、フロアシフトが好きな私には、このスポーツシフトを手元でガコガコやる方が楽しいです。

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ラゲッジに関しては、よく「フラットにならないからダメ」という意見がありますが、フラットにしなければならない理由が今のところ見つかりません。

今後も見つからないでしょう。そんなもんです。

納車後、色々とカスタマイズというか、金を注ぎ込んでいます。

1.下回り防錆塗装

2.スタッドレスタイヤ(ブリザックREVO2)

3.フロントバンパースカート取り付け

4.ツイーター取り付けで6スピーカー化

5.タワーバー(クスコ)装着

6.マフラー交換(Apexi ハイブリッドメガホン)

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7.シートカバー装着

8.室内イルミネーション追加&照度UP

9.車検

・・・その代わり、あまり遊びに行く金が無くなりました(笑)。

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まぁ今年は特に、大震災や、絶対にあってはならない原発(地元)の事故なんかがあって、そういう雰囲気にもなれなかったんですが。

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一寸先は闇、痛感しました。

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津波で嫁の実家が跡形も無くなり、原発なんか40kmしか離れてませんから・・・

福島第2原発で同様の事故が起こっていたなら、今こうして自宅でノンキにブログなんぞ書いてられなかったでしょう。

自衛隊の特殊武器防護隊が出てくるというのは、本来核戦争が起こった時なんですから。

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ガソリンが手に入らないのも辛かったですよ・・・リアル「MAD MAX2」の世界でしたから。ガソリン補給のため、朝3:00に起きるって・・・異常ですよ。

スタンドでガソリンを入れるため長時間行列で待った挙句、あと2台で俺の番、という時に閉店になったりしました。

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今、東北の高速道路が無料化になる、とかやってますが、周りを見てると別に復興と関係ないところで利用する人が多いですね。

タダだから確かに助かるんですが、でも何か東北人の馬鹿っぷりというか、田舎者の民度の低さを披露してるみたいで、う~ん・・・という感じがしないわけでもない。

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エクシーガも、冬にスキー場の往復で使って以来、高速道路を走っておりません。

高速で真価を発揮するタイプのクルマなので、そのうち走ってみるか~。

そんなわけでエクシーガ、今のところ快調です。

これからも安全運転で大事に乗るぞ!

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【プラモ】BMP-3のウォッシング

2011-12-01 18:40:17 | 戦車模型 制作過程

今回、新しい技法“カラーモジュレーション”を取り入れていますが、ウォッシングした後にどのようになるか、少し不安がありました。

こういう微妙な色使いだと、ウォッシングの後のふき取りが重要になってきます。

基本塗装が死んでしまいますので。

大体ここらあたりの工程からモデラーの作風が作られているような気がします。

ウォッシングもその人の好みで、色合いの濃い人や薄い人、やらない人、いろいろですね。

さて、また基本的な話になってしまいますが、ウォッシングで使用するエナメル系の溶剤はプラを浸食しますので、色々前準備が必要です。

①細かいパーツ、サスペンション取り付け部などは瞬間接着剤でガッチリ固め、溶剤の毛細管現象での浸食を抑える

②アクリル系塗料は塗膜が弱いので、ラッカー系のクリアーでコートしておく

③連結式キャタピラはウォッシングによって崩壊するのでウォッシュを施さない

などです。

私は、経験上最もウォッシングに適しているのは、油彩絵具+ペトロールだと思います。

ペトロールの作り出す毛細管現象には他の溶剤にはない伸びがあり、ここでの工程では欠かせないモノです。

また、乾燥後ハーフグロスとなり、表面は卵の殻のような艶となり、いい感じ。

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ウォッシングを終えた段階。側面のERAボックスを見れば判るとおり、「にじみ」が出ています。

この「にじみ」を放置させたまま完成させるモデラーもいますが、ウォッシングはここで終わるのではなく、こういったにじみのふき取り等も含めて、完了となります。

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1回目のウォッシングが終わった状態。

色が薄すぎたので、もう一度行います。

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2回目が完了。

ここから拭き取り作業を行います。この際、ラッカー塗料でコートしておかないと、アクリルの塗膜が剥がれます。

また、組み立て前の脱脂が不十分だと同様の現象が起きます。

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拭き取りを行うと、出てきたぞ~、カラーモジュレーションが。

できるだけ凸面上を拭き取れば、自然と凹面に塗料が残るので、立体感・重量感が出てきます。

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拭き取りには、100円ショップで売っている綿棒を使います。

安くて、使い捨て出来ますので重宝です。

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写真では判りづらいですが、基本塗装の段階で意図的に塗膜をザラザラになるよう塗付して、パネル上に滑り止め加工をしているように見せています。

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溶剤の浸食によるパーツの脱落などもありませんでした。

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側面部分です。

拭き取りを丁寧に行う事で、カラーモジュレーションが「死ぬ」事態を避けることが出来ました。

以上の写真は途中段階のもので、この後筆も使って更に細かく拭き取りを行い、ウォッシングの完了となります。

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足回りは、これからホイール部分のみ、ウォッシングを施します。


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