出来れば今年中の完成を目指しています。
さて、基本塗装→カラーモジュレーション→トップコート→ウォッシングという流れで来ていますが、そろそろ仕上げの段階に入ってきております。
まだウェザリング(汚れの表現)やチッピング(塗装の剥がれ・擦れの表現)といったところまではいきませんが、その前に行うべき事~デカール貼り・立体感の表現~を済ませておきます。
まずデカールですが、側面のERAボックスに貼ります。
デカールを貼る箇所にマークソフター(デカール軟化剤)を一滴付け、その上に貼ります。
貼った後、今度はデカール全体にマークソフターを塗り、対象物の凹凸へデカールを馴染ませます。
マークソフターはアクリル塗料への侵食度が高いので、ラッカーで前もってしっかりコートしておく必要があります。
貼ったら、水をつけた綿棒などで更に凹凸に馴染ませますが、この際そ~っとやらないとデカールが破けるので注意します。
足回りですが、転輪にのみウォッシングをした状態です。
このまま車体に装着するとあとあと面倒なので、この状態で汚しを施します。
足回りの汚れはパステルを使います。
わざわざ模型用のパステルが販売されているようですが、基本的にこの6色があれば、大概は表現可能です。
完成時にあまり見えなくなるところなので、おおざっぱに行います。
グリス汚れなどは後から施します。
また、筆の先にパステルをつけて凹凸に載せていきます。
これも、やりゃぁ良いというものではないので、全体のバランスを見ながら進めていきます。
パステルでのシャドゥ付けがほぼ終わったので、パステルを定着させるため更にトップコートをひと吹きします。
トップコートは常に「半ツヤ」のモノを使います。
艶無しだと、いかにも「模型です!」という感じで、鋼鉄の雰囲気が出ませんので。
トップコートを吹いた後の状態。表面が鈍く光っているのが判ると思います。
次に、アチコチにあるペリスコープ(要するに潜望鏡)を塗装します。
BMP-3はペリスコープが多い事に驚きます。
小さい藍色の部分がペリスコープです。
ペリスコープのガラスの表現をするため、この後クリアーを重ね塗りします。
はみ出したら後からタッチアップします。