ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

【ゼスト】インテリア加飾パネル取り付け

2015-11-22 17:09:40 | ホンダ ゼストスポーツ

予想外の巡り合わせでセカンドカーとなった我が家の中古ゼストスポーツですが、通勤に、子供の送迎にと頑張っています。

前回、記事の最後の方で触れた、インパネ右端からのカタカタ音が解消されず、そこだけが不満の種です。

その事で、相談がてら近所のホンダにゼストを持ち込み、サービスの方に運転してもらって異音を耳で直に確認してもらいました。

「点検してみますのでお待ちください」

との事でしたが、事前に自分である程度インパネを分解して、異音の発生源が掴めなかった事もあり、

「多分、原因は判らないだろう」

と思っていましたが、案の定、そうでした(笑)

今回のホンダへの訪問は、「ゼストの異音の件で、ユーザーとしてホンダとパイプを作っておきたい」

というのが眼目でしたので、これで良し、としました。

(今までホンダ車との関わりが無かったから)

この時、リコールが出ているタカタ製エアバックの部品交換(リコール対応)も同時にしてもらいました。

(ステアリングエアバックだけみたいですね)

本格的に異音の解明をするのであれば、ゼストをホンダに一定期間預ける事になるので、そうなった場合は、代車の手配が出来る12月初めに出来ますよ、と言われ、ひとまず帰宅。

多分、預けて徹底的に解明してもらうしかないかな、と思っています。

恐らくダッシュ板を全部外す必要があるからと思われるからです。

その位、カタカタ音が大きいので、預けて診てもらおうと思います。

 

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さて、ゼストにインテリアパネルを取り付ける事にしました。

何故か。

黒一色で、凄く殺風景だからです。

ゼストのインテリアパネルに関して色々リサーチしたところ、何種類か市場に出回っている事が判りました。

 

・木目調(貼り付けタイプ) 茶木目/黒木目

・ピアノブラック調(貼り付けタイプ)

・カーボン調(貼り付けタイプ)

・アルミ調(貼り付けタイプ)

・純正の「アルミ風」塗装の差し替えパーツ

 

結論から言うと、茶木目調パネルにしました。

いくつか理由があります。

まず僕が、流行りのカーボンやアルミを「加飾」素材として全く認めていない事。

温もりが感じられませんし、「華」がありません。

人工物ですし、冷たく感じられます。

そもそも、何故これらが加飾として用いられるのか、僕は理解出来ません。

流行りなんでしょうけど。

ピアノブラックは、初代日産フーガが先鞭をつけて流行り出した加飾ですが、埃や指紋が目立つ事、それに黒内装に黒いパネル...「黒に黒」って、何のアクセントにもならないのでパス。

黒木目も同様の理由でパス。

で、最も伝統的な加飾パネルである茶木目を選びました。

「茶木目=オッサンくさい」という固定観念が一部にあるようですが、それは、昔からトヨタが得意としていた「ダンナ仕様の車」に、木目が多く用いられてきた歴史(特にブラウン系の内装色の組み合わせで)があるからで、僕がイメージしたのは昔のドイツ車のインテリアのイメージで、トヨタの下品な赤木目なんかとは発想が違います。

トヨタの場合は、開発者の本音を極端に代弁すれば、

「メッキと赤い派手な木目があっちこっちに付いてりゃ、それだけでバカな客は高級と思うから、テキトーに貼っとけや」

というものです。

僕は、ゼストの角ばったメーターナセルや、全く女性に媚びていない真っ黒(ここ重要)なインパネ全体の造形を見て、

「質実剛健が売りだった昔の欧州車の雰囲気~機械である車の内装といえども、自然が創りだした木目の柄(パターン)・温もりを」

という狙いで、アクセント的に木目を配していたあの雰囲気を出そう、というコンセプトです。

 

さてブツですが、楽天で定価9,800円と思われるゼスト用木目パネルが、3,000円で販売されていたので、それを購入、取り付けを行いました。

 

こんな感じで梱包されています。

製造国は多分、中国でしょう。

 

5点のパーツから構成されています。

 

開封してみました。

グロス(艶あり)仕上げで見た目は上々です。

素材には、ある程度柔軟性のある素材が使われています(ポリプロピレン)。

 

木目は、この手の木目パネルの王道である、バーズアイメープルと思われます。

 

パーツ裏側には申し訳程度の両面テープが付いていますが、これだけでは粘着力が不足するのは明らか。

取り付けの際、幅広の両面テープをあちこちに貼りました。

 

これが納車時(パネル取り付け前)の状態です。

おもいっきり殺風景でしょ?どうしてそう感じるか判りますか?無彩色(白と黒との混合で得られる色)だからです。

先ほど批判的に論じた、カーボンやアルミ、ピアノブラック等も無彩色ですね。

だからこれらは加飾にならないのです。

ここに、有彩色(=無彩色ではない色・今回の場合は茶色)を持ち込む事で無彩色との対比が生まれ、雰囲気が変わるはずです。

 

センターコンソールのシルバーに合わせた、シルバーの加飾パネルがオプションであるのですが、このシルバー塗装が仕上がりを安っぽく見せている、と判断し、シルバー加飾は止めました。

 

いきなりですが完成写真です。

納車時の写真と比較すると判ると思いますが、インテリアに下品ではない「華」が生まれたと思います。

茶木目加飾パネルで雰囲気が一変する事は想像通りでしたが、うまい組み合わせだったと自画自賛(笑)

元々、黒内装と茶木目は相性が良いんです。

 

一部、この様にフィッティングしない部分もあります。

 

 

ビフォー。

アフター。

パーツの貼り付け前に、シリコンオフで「これでもか×3」という位、取り付け部を脱脂しないと、多分後になって容易に剥がれる事が予想されましたので、脱脂は念入りに行いました。

海外製という事もあり、造りが荒っぽくてうまくインパネにフィットせず、パーツに浮きが出たりして取り付けにいささか難儀した面もありますが、力技で取り付けました。

とりあえず満足。

今回このインテリアパネルを取り付けるにあたって、み○カラ等を調べたんですが、ゼストスパークも含めて「茶木目パネル」をパーツレビューや整備手帳に載せてる人が一人も居ないんですね。

ユーザーのボリュームゾーンが若いから、と考えられます。

というか、ネット検索してもゼストへの茶木目の取り付け画像が全く見付からない。

という事で、これがゼストスポーツ初の「茶木目パネルの記事」かもしれません。

 

 

仕上がりの個人的な感想ですが、今の軽自動車の妙な柄の加飾パネルより数段良い!

やはり茶木目は黒内装と絶妙なハーモニーを奏でますね。

てか僕の時代感覚がズレてるだけか(笑)

 

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また、ラゲッジルームに敷物が何も無い状態でしたので、ゼストの専用ラゲッジマットを買って敷きました。

色・柄ともに色々あったんですが、暗いラゲッジルームを少しでも明るく見せようと、「ウェイブベージュ」を選択。

ゼスト専用品なので、カタチもピッタリ。

毛足も長くて見た目も良いですよ。

 

こんな感じで、ゼストのインテリアのドレスアップを進めています。

こうやって中古車をいじくりまわして自分色に染め、綺麗にしていく作業は愉しいですね。

やっぱ僕には新車はいらんですわ(笑)

 

 


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