ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

過去の作品~ドラゴンのパンターⅡ

2010-04-30 17:14:25 | ドイツ戦車模型 完成品

この作品は、まだ20代の頃購入し一度完成させたものを、その後しばらくして塗装の塗り直しを行ったものです。

この頃のドラゴンの製品にはクオリティにムラがあり、確かこれはイタレリのパンターのシャーシの使い回しじゃなかったかな?

最近オレンジボックスで再販されましたが、メインのパーツは昔のままらしいので、これから制作する人は参考にしてください。

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過去の作品~タミヤのT-72M1

2010-04-29 23:06:08 | 現用戦車模型 完成品
 

馴染みの模型店から過去の作品を引き上げてきました。これから数回に渡り、紹介していきたいと思います。

まずはタミヤのT-72。作った当時、相当好きな戦車と言う事で、かなり気合をいれました。

T-72やT-80はドラゴン、スキッフを含め様々なタイプがキット化されており、そのほとんどを制作した事があります。

戦後のロシア製戦車の魅力、それは一連の「お椀を逆さにした様な砲塔」と「極端に低い全高」、「空きスペースにゴチャゴチャ色んなモノを追加する」点でしょうか。

「空きスペース・・・」とは、ERAとか雑具箱とか、その他何かの装置とか・・・・

この戦車はバリエーションが多過ぎて、おかげで、今各国の軍隊で運用されている仕様の完全な再現品は皆無(笑)。

タミヤでキット化されたT-72はM1というグレード名が付いていますが、これは輸出型としてスペックを落とした仕様(いわゆるモンキーモデル)で、本国(ロシア)生産型に採用されている主砲からのミサイル発射能力や新タイプのFCS、砲塔の複合装甲などを備えていません。

これら輸出型はルーマニア、フィンランド、インド、イラン、イラク、アルジェリア等に普及し、またチェコスロバキア、ポーランド、ユーゴスラビアではライセンス生産されました。

ちなみにMとM1の違いは、車体前面の増加装甲板の有無ですが、本国生産型のM1は砲塔前部に複合装甲を封入しているため、もっと角ばったカタチの砲塔になっています。

このキットですが、砲塔の形状から見て、もっとも初期のタイプであるA型、もしくは装甲を強化していない輸出型・ライセンス生産型に見られる、単なる防弾鋳鋼製のものを再現しています。

ちょっと防盾カバーの形状が変な事、発煙弾発射装置のコードが途中で途切れている等のタミヤらしくない問題がありますが、それらを手直ししてチェコ軍仕様としたのがこの作例です。かなり以前に制作したものなので、今と作風が違います。

悪路脱出用の丸太はキットのモノを使わず、その辺のガサ藪から拾ってきたものをそのまま使っているため、やけにリアルなのはそのためです。

鋼鉄の質感表現として、例によってハーフグロス仕上げとしています。

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チェコ製の心強き相棒:Pzkpfw.38(t)~完成

2010-04-16 21:06:02 | ドイツ戦車模型 完成品

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1939年3月にドイツがチェコスロバキアを占領したとき、チェコには多数の優れた戦車があった。ドイツ陸軍はこれらの戦車とその生産設備を全て接収した。

ドイツ陸軍は当時、これらより優れたⅢ号、Ⅳ号戦車を生産してはいたが、まだその数も充分ではなく、戦車師団の定数も不足していたので、そのまま戦車師団で使うことにした。これらの戦車は、当時ドイツ戦車師団の主力であったⅠ号、Ⅱ号戦車より武装が強力だったばかりでなく、技術的にも多くの特徴を持っていた。

そしてそのドイツ軍が、その後のポーランド侵攻、対フランス戦で大きな戦果あげた陰には、これらチェコ製戦車の活躍を見逃す事ができない。

特に西部戦線における電撃戦には、第6、第7戦車師団がチェコ製戦車で装備されて活躍したことは有名である。

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【制作を終えて】

このキットが出るまで、38はイタレリのものしか無かったので、その後発売されたこのマケット社のキットに期待していたのですが・・・

しかも模型冬眠中に他社からも38が発売されていたり・・・・

まぁでも、こうして出来上ったものを見ると、なかなかどうして、チェコ製のゴツイ感じがよく表現されています。鋼鉄の塊のような「硬質感」ですな。

今回は特に、「高石式仕上げ」はあえてやりませんでした。昔に帰って、少し肩のチカラを抜きたかったというのもあったし、どうも「高石式」は、仕上げに凝り過ぎて苦痛をともなうためか、技法として案外、普及してないような印象があったからです。世の戦車モデラー、あの独特のハゲチョロ、やりゃぁいいってもんじゃない、と思ってるのかもしれません。

凝り過ぎてプラモが苦痛になるなんて外道ですから。

また、今回はストロボ撮影を行わず、自然な感じの色味が判るようにしました。

皆さん、東欧系キットはチトくせがありますが、全体型は悪くないです。でももう、しばらくイイヤ。疲れました。


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38(t)指揮戦車の塗装を開始する

2010-04-10 17:07:16 | WWⅡ 戦車模型 制作過程

どうにかこうにか組上げて、やっと塗装にこぎつけました。

組みあがってしまえばこっちのモンなんで、多少の事は塗装でごまかせるでしょう。

とりあえず離型剤がパーツに付いたままなので、洗剤で良く洗い、乾燥後サーフェーサーを吹きます。ここで見つけた糸くずなどは必ず取りましょう。

その後、下地でブラックを塗装するので、塗り残しが無いように奥まったところを前もって筆塗りしておきます。

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下塗りのブラックを塗り終えた状態。

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ここから車体色の塗装です。電撃戦といえばシュバルツグラウなので、今回はこの2色を50:50位の割で調色しました。それから、ハーフグロスになるよう、クリアーも忘れずに添加しましょう。

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ここまで終わって、車体側面のリベットを削り落したままだった事を思い出した!

あぁ・・・気が付いて良かった。

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キャタピラもグレーに塗り、あとはゴム部分を筆塗りする予定。

 


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マケットの38(t)指揮戦車に難儀する

2010-04-01 22:19:27 | WWⅡ 戦車模型 制作過程

うぬぅ・・・本当に手間のかかるキットだ!

恐らくガレージキットの方が作るのがラクだと思われます。しかし、こういった手強いキットがモデラーとしての自分を育んでくれたのも事実。

俺が勝つか!お前(キット)が勝つか!根比べだ!

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雑具箱を折り曲げて作るってアンタ・・・エッチングじゃねぇだろ!!

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足回りの制作に入ります。とっても出来の悪い履帯を一個一個繋いでいきます。しかし、またしてもここで問題が発覚。38_2_003

軌道輪の歯が大き過ぎ、履帯と噛み合わない(泣)。手元の資料を見ながら、仕方なく歯の一部を切断。

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こんな感じで。

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無理やりカタチにしました。右はじの人形は乗員ではありません(笑)。

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お約束のロコ方式で。

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頭痛のタネと悪戦苦闘しながら足回りが完成。

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こうしてみるとシルエットは悪くないのですが・・・ぶっちゃけ、装備品の位置はテキトーです。連結キャタピラはドライヤーであぶるとグニャグニャになるので、後から微調整が可能です。


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