ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

グンゼ:4号戦車F2型 チッピング

2009-05-18 19:33:41 | WWⅡ 戦車模型 制作過程

今週は朝6:30から仕事です。・・・眠い(笑)。さて4号ですが、おおむね色調操作が終わり、チッピングを始めています。毎度の事ですが、しんどい!

いやぁ、今度ファインモールドから「五式中戦車」が発売されるらしいです。絶対、買います(笑)。でも、四式中戦車の方がいいんだけど・・・・なんか四式は車体上面の資料が無いからプラモ化出来ないとか聞いた事あるんですが。

それはともかく、いつもの通り、明るい色からチッピングしていきます。

4tp1_001_3 色調操作を終えた状態。これ以上やるとクドい感じになりそうなので、ここまで。

4tp1_002 なんか、パステルでも同様の仕上がりになったような・・・

4tp1_003 色調操作は思考錯誤しながら4~5回行っています。その度にコートをし、表面の微妙な凹凸を作ります。

4tp1_004

4tp1_005 こういった微妙な感じの色使いは、筆塗りの方が適しています。

4tp1_008

4tp1_009 この色調操作とやらの作業は、想像するよりしんどいですよ!

4tp1_013 チッピング開始。私はこのパートではアクリルを使います。失敗したら修正がきくので。

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4tp1_016 4号はパンターなどと違い、割とデコボコが多いのでその分大変そうですが、車体が小さい分、いくらか楽・・・でもないか(笑)。

4tp1_017

この作業が終わったら、地色のチッピングをします。


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新型レガシィを生で見た

2009-05-17 20:49:09 | スバル車(新旧問わず)

新型レガシィの発表まではまだ間があるのですが、スバルのお客さんにはちょっと早いんですが見せますよ、というDMが来た事もあって、今日「どんなもんかい」と思い、雨の中見に行きました。(以下B4の話です)

一応、「仁義」で写真を撮ったりせず、眼で見ただけなので、写真はありませんのであしからず。

一見して「あれ?」と思ったのは、NYショーの写真で観た時と違い、見事なくらいフェンダーの張出しが無いことです。

なんと国内向けに「ナローボディ」になっているのです。

4輪がドッカと地に着いたような、張出しフェンダー&グラマラスな造形を期待していたのですが、ナローボディのせいで側面がヤケに平板に感じられます。悪く言えば「壁か?」という感じ。

ショルダーラインから下の天地が高い分、一層平べったい印象を受けます。「別に海外向けと造り分けなくてもなぁ」と思うんですが、国内は国内で、今までのレガシィにおける「程よい取り回しの良さ」なんかがあって、幅を狭めたというのは判るとしても、軽自動車や初代アルファードのフェンダー処理に見られるような、「まず全幅を決め、そこから無理やりフェンダーのディティールを彫り込む」という感じになっているのが残念。明らかに海外向けが先にありきで、国内向けに直す過程でフェンダー処理が破綻したという印象がありますな。

フロントマスクはエクシーガと印象が大変よく似ている。ちょっとアクの強い、ブサ面に見えました(笑)。前のモデルが割と保守的なデザインだった分、こうでもしないと前モデルとの差別化がはかれなかったのではないでしょうか。近くで見た時のディティールよりも、遠目で判りやすいデザインです。

今回劇的に良くなったのはインテリアです。インプレッサでは脱力を誘うほどのチープさでしたが、パッド部分のシボの深さや艶の出し方、木目のチョイスの仕方など、ドイツ車に匹敵するクオリティなのではないでしょうか。プラスチッキーなところも無く全体的なデザインもまとまっており、今までのスバルのインテリアからするとまるで別次元の良さになっています。また、後席は驚くほど広くなっていて、おそらくシーマクラスに匹敵する余裕があるんじゃないでしょうか。

しかし、NYショーでの仕様ではトランクスルーであることが確認されていましたが、国内仕様ではトランクスルーは廃止されています。廃止することないじゃん!あると便利な装備なのに・・・他が良いだけに非常に惜しいポイントです。

高速道路1000円時代になって、街乗りにしか通用しないようなクルマが高速を闊歩するようになりました。恐らくそれに比例して悲惨な事故も増加していくのは間違いありません。

そんな中、こういうクルマこそ快適・安全なんだ思うんですが、どうなんでしょう。セダンって、そんなにダメじゃないんですよ?

天皇陛下や大統領、総理大臣が乗ったりする公用車がコンパクトやミニバンになったら、私も考えを改めます(笑)。

劇的に変わった5代目レガシイの行く末に、今後も要注目です。


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C・イーストウッドはやっぱ格好イイ

2009-05-12 23:10:22 | その他雑談系

最近あまり映画(のDVDやビデオ)を見ないのですが、レンタル店で安く借りられる日に、クリント・イーストウッドの「ペイルライダー」を借りました。

え~、これは西部劇なんですが、実は過去に5~6回見ているのです。

それ以前の前提として、私はC・イーストウッドのファンなのです。彼の代表作はなんといっても「ダーティハリー」シリーズでしょう。これは過去に何度も「日曜洋画劇場」などでTV放映されており、それを父などと一緒に見て育った私は、いつのまにか彼のファンになっていた・・・というわけなんですな。

イーストウッドの出世作はイタリアの映画会社で作られた、いわゆる「マカロニ・ウエスタン」でしょう。(マカロニ=イタリア~で作られたアメリカ西部劇)

ダーティハリーも、都会を舞台にしたガンマンの話みたいなもんなのですが、そのルーツはこのマカロニウエスタンにあるわけなんです。

で、説明が色々あるんですが置いといて、、、(笑)私は「ヒーロー至上主義者」なんです(笑)。

ヒーローの条件はいくつかありまして、いくつか挙げますと、

①男前である(当たり前ですが)

②無口である(セリフが少ない=無駄口を言わない)

③腕っ節が強い(サバイバビリティ能力が高い)

④身元が判然としない(謎の人物である)

⑤どこからか現れ、また去っていく(その後が不明)

⑥女が放っておかない(モテる)

などがあります。他の具体例としては、「マッドマックス」、「ランボー」、「特命係長」、チャック・ノリスやブルース・リーの演じたヒーローなどでしょうか。

上に挙げた例って、古いタイプの男なら、誰でも憧れたものなんじゃないですか?結局それは「自分には無いもの~なりたくてもなれないもの」のメタファーなのだと思います。

で、私は未だにそういうヒーローへの憧れを持っている(笑)。子供ですね。

・・・・で、その借りてきた「ペイルライダー」に登場する、イーストウッド扮するところの謎の牧師(プリーチャー)、これがまた・・・・かっこいいんですわ!

使い古された言葉ですが、イーストウッド、シブいです。

10124694184

この牧師はあてのない旅をしておりまして、ド田舎のとある金鉱町にたどりつくわけです。ここら一帯はヤクザもんみたいな連中が牛耳っているところで、カタギの人は金を掘りながら小さくなって細々と暮らしてるわけです。そこでヤクザにフルボッコにされていた冴えないオッサンを助け、逆にヤクザをボコボコにしてしまうんですな。強いんですよ、牧師なのに(笑)。

Pale20rider20bluraylarge20pale20rid それでそのオッサンは恩返しで自分の家に招くのですが、そこには同居している子連れ女(オバサンと娘)がいます。

この娘は、ヤクザの襲撃で愛犬を殺され、心底落胆し、助けてほしいと神に祈ってたところなんですわな。そこに男前の牧師が現れたんですから、ドキドキしちゃうわけですよ(笑)。

もう、目つきがちがうもん(笑)。

Large20pale20rider20bluray4 しかもこの娘、「あたしもう、15になったから、あなたと結婚出来るでしょう?」と牧師さんに告白までするんだな・・・・しかし牧師は「私とは釣り合わない、君にはもっとふさわしい人が現れるよ」と言って取り合わないわけです。相手を傷つけずにフるというのは男のたしなみ・・・なんですが、この娘こともあろうに「お母さんが好きなんでしょ!」と言って逆ギレ状態(笑)。早い話、世の中ナメてんですわ(笑)。

まあ、そんなこんなするうちにヤクザの立ち退き要求がエスカレートしてきて、町を出ようとする人が出てくるのですが、牧師さんが町の住人を集めて「巨悪に勝つには団結が必要だ」という、シンプルにしてツボを得たアドバイスをするのですが、このヤクザもん、住民のよりどころとなっている牧師さんを懐柔しようとしますが断られます。そして「牧師が相手ではやりにくい」とかなんとか言って、たちの悪い保安官とその助手連中に、牧師さんの暗殺を依頼します。これがまた・・・悪いツラぶらさげてんだわ。

Large20pale20rider20bluray9 真ん中の野郎が保安官、両脇は手下です。こいつら手始めに町の住人をついに殺してしまう。きな臭い状況を察知した牧師さんは、銀行の金庫に預けてある自分の拳銃とガンベルトを取り出します。

実はこの牧師さん、実はガンマン(英語だとガンファイター)なのだ!

そんな中、あの逆ギレ娘がヤクザにレイプされそうになり、あ~、うわ~、(笑)とかいう大ピンチの時に銃声とともにガンマン姿のあの牧師さんが颯爽と登場!!ヤクザの手のひらをブチぬいて、娘を救出します。

366 ・・・・・かっこよすぎです。

Photo

牧師さんは例の保安官を知っていて、どうも昔その保安官に撃たれて死にかけた、という因縁があるらしいんですな。保安官も「もしやあいつでは・・・」と思いつつ、「でも死んだはずだ」とか言ってるんですね。

Obasan

そして対決の前の晩、今度は母親に告白される(笑)。「あなたはまた、どこかへ言ってしまうのね・・・」とかなんとか。

で、翌朝牧師さんにとっては因縁の対決が始まりました。手下を単品で片付けながら、保安官との一騎打ちになります。

963  保安官へと歩き出した牧師さんは、拳銃のシリンダーの交換を行います。保安官の前で立ち止まった牧師さんは、ゆっくりと顔を上げ、二人の眼が合います。保安官は驚愕した表情で、「貴様・・・!」。

Kao ・・・・無言です。「ひさしぶりだな」とか、「この野郎」とか、「よう、ニート」など、無駄口をたたきません。

保安官が銃を抜こうとした次の瞬間、牧師さんの銃弾が保安官をハチノスにし、駄目押しで眉間にもう一発ブチ込みます。

対決が終わると、牧師さんは何も言わずに(これ重要)いずこかへと去って行ってしまいます。

Large20pale20rider20bluray2

そこに娘が遅れて到着。追おうとするが止められ、牧師さんが去って行ったであろう山岳へ向け「いつまでも愛してるわ」と叫びます。

と、まぁ、こんな映画です(笑)。昔はあまり感じなかったのですが、今見ると結構、ベタな展開で、こちらが顔を赤らめてしまうような稚拙な演出もあるのですが、映画全体を覆う寒々しい雰囲気、最後には悪を倒し去っていくという、構成としては割と古典的で奇をてらったところの無い、なにか懐かしい映画でした。

この「ペイルライダー」は、流行りの作品しか見ない一般層にとっては割とマニアックな部類の映画ですが、隠れた名作ですよ!

(1985年 アメリカ作品)


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グンゼ:4号戦車F2型・ウォッシングその他②

2009-05-11 21:10:43 | WWⅡ 戦車模型 制作過程

GW明けの仕事はかったるかったです。あと10日位は休みが欲しいかと・・・・というわけで4号戦車ですが、気がつくと筆を使ったボカシ塗装を施しており、これがまた、なかなか進まない。色調操作のつもりで始まったのですが、思惑に反してシャドー吹きのようになってしまった。エナメルで筆塗り→シンナーでボカシ→トップコートという作業を繰り返します。どういった仕上げにするか迷っているのですが、もう少しパネル毎の色調に変化を持たせたいと思います。下の写真の状態では、パネル境界線の「説明」になってしまっているので、自然な感じが出ていません。4号戦車自体、あまり思い入れのなかった戦車なので、確たるイメージが湧いてこないんですね。その分丁寧に作業して手抜きにならないようにします。

44a_006 パネルの境界線にそって、ブラウン系の色をのせ、それをぼかしていきます。

44a_007

44a_008 ぼかすとこんな感じになります。根気が続かないときは無理をせず途中で止めて、次の日また行います。

44a_009 ライトコードですが、銅管で出来ているという情報があったので、それに基づいてカッパーで塗りました。アクセントになります。

44a_010 最終的にはフィルターをかけて、全体的にトーンを整えるつもりです。


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憧れだったZ31...の草ヒロ

2009-05-06 19:40:31 | 日産車(新旧問わず)

私が若かりし頃憧れたクルマは、3台ありました。

1.F31
レパード。
2.R31スカイライン。
3.Z31フェアレディZ。

(何故か31ばっか)
特にZは友達が乗っていたこともあり、ほしいなぁ・・と思っていました。
今はスバル乗りをやってますが、元は根っからの日産党でしたからね。

 

で、GWの間の事ですが、よく行くラーメン屋で冷やし中華(大盛り)を食べた後、何とはなしにそのラーメン屋の周辺を散策すると、とある駐車場にひと際異彩を放つ物体が!

 

おぉ!・・・・フェアレディZです。
ヒロ化まではいきませんが、しかし長い事そこに放置(?)されている様子で、走りそうな状態ではないようです。
あ~・・・・、もったいない!しかもこれZRじゃないですか!
V6か直6かは調べないと思いだせんのですが。

 

Z31は特に後期型が良いですね。アメリカのデザイナーにマイチェンをやらせて、全体的に洗練されたスタイルになった。

 

が、昔の彼女にばったり遭ったら、老けこんでた、でもやっぱり良いな、みたいな、微妙な気持を抱えた私を前に、こいつは「まだやれる・・・!」と言っていました。(電波系)

Z_001

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5ナンバー、2000ccのターボですな。しかも2シーター。珍しいです。

 

Z_002

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どういう経緯でここに置かれているのか判りません。不動車でしょうか。ナンバーはありません。

 

Z_003 ボンネットの塗装の痛みが激しいです。Zはエンジンルーム内の熱がこもりやすいですからね。

 

Z_004 かっこいい後期型のテールランプ。どれだけ憧れた事か・・・

 

Z_006 Zの代名詞、Tバールーフです。

 

Z_005 かつてのオーナーはかなり気合の入った人だったようです。シートはOPのレカロかも。

 

 

Z_007 こいつもかつては公道を元気よく走りまわったんだろう・・・

 

Z_008 オマケ。古~いマークⅡのセダンです。今も走っていられるのは、世界に冠たるトヨタ品質だからだと思います。大事に乗ってください。

 

 

 

 

 

 


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