休みになったからモデリングに精を出すかと言えば、さにあらず。
昼間はどうしても車で外に出て歩くか、洗車などをしてしまい、夜は夜でネットサーフィンや東芝ＲＤのＨＤＤに撮り溜めた番組のプレイリスト作成なんかをして、じっくり模型に向き合いません。
暇が無い時に限ってモデリングをし、暇がある時は他の事をするような生活パターンになっているようです。
で、五式中戦車ですが、転輪まで含め、基本塗装を終え、せわしなくウォッシングを開始しています。
ウォッシングなど一連の作業が終わった時点で、「陸軍カーキ」に近い色になるよう注意します。常にスケール・エフェクトを考慮しながら進めます。
転輪の数が多いので、リム部分の筆塗りは結構大変でした。後工程のため、転輪の外側・内側の接着は最後まで行わないようにします。
油彩によるウォッシングが済んだ状態。あまり濃い目にしない方が無難です。溶剤はペトロールを使用します。
ここからはパネルごとに微妙にトーンを変えながら色調操作を行います。油彩のセピアにイエロー、ブラック等を添加し、おおまかに色をのせボカしていきます。
まずパネルの淵に色をのせます。ハッチ類にも同様な処理を行い、立体感を出します。
ここまでは、年末休みに入る前の段階の写真です。
何種類かの筆や綿棒を使い、溶剤でボカしていきます。
おおむね、ボカし作業が完了。ここで一度トップコートを吹き、次の段階でブレンディングが起こらないようにします。
ウォッシングと同じ要領で、パネルごとに色の変化を付けていきます。
塗り分けされているのが判ると思います。溶剤の濃い・薄いでも変化を持たせられます。ヘッドライトはとっぱらって、付属エッチングのプレートにしています。
