ホーエンシュタウフェン

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【MR52S】梅雨前に泥除け装着【ハスラー】

2022-06-08 18:22:39 | MR52S ハスラー

皆様、ごきげんよう。

季節が過ぎ去るのは早く、もう既に6月です。1年の半分が過ぎてしまいましたね。

6月といえば梅雨のシーズンです。

そこで以前から懸案だった、雨天時のハスラーの「泥はね問題」を解決すべく、重い腰を上げました。

 

主な問題は、ハスラーの車高の高さと、このケツの形状にあります。タイヤの真後ろのバンパー部分が斜めカットの形状になっているため、雨の日などはタイヤが巻き上げる雨水、泥水などが容易に付着してしまうバンパーの形状になっています。

場合によってはタイヤに噛み込んだ小石なども当たる可能性もあります。

これはハスラーを買った時から分かっていた問題で、面倒くさくて今まで手を付けてこなかっただけです。

一応、スズキの純正品のオプションで泥除け(マッドガード)は用意されているのですが、純正品は取り付けの際にバンパーを外す必要がある事と、私が頭に思い描く「泥除け」の形状とは乖離があったので、社外品から探しました。

ハスラーの「マッドガード」「泥除け」などで検索を行うと、ほぼほぼ①純正品、②JAOS、③モンスタースポーツ、の3つ位しかHITしません。

純正品は上記の理由で却下、JAOSはモノが良いだけに高価であり、どちらかというと実際に4WDの車に付けるべき(私のハスラーはFF)もので却下。

という事で、「モンスタースポーツ」というメーカーのものが価格もリーズナブルで、形状も私の好みに近い事もあり、モンスタースポーツのものを取り付ける事にしました。

 

そこで浮上してきた問題が、「赤と黒、どっちが良いか問題」です。(以下、モンスタースポーツのサイトよりスクショ)

赤と黒の2種類がある訳です。

「好きな色を選べば良いじゃないか」と思う方も多いと思います。が、そんな単純な問題ではありません。

私は赤も黒も好きなんです。情熱の赤、何色にも染まらない黒。

二択というのは簡単な様で難しい選択なのです。

まずもって、検索で引っ掛かる画像は上記のメーカー謹製の写真ばかりで、しかもボディカラーが滅多に見かけない「バーミリオンオレンジ」というもの。

果たして私のハスラー(デニムブルー)に似合う方はどっちなのか?この写真が判断を迷わせるんですよね。

結論から言えば、「黒」を選択しました。「赤」にしなかった理由は以下の通りです。

 

① 赤とブルーは相性が良い組み合わせだが、「赤い泥除け」(※赤い彗星ではない)が特徴となりオーナーが特定され易い。

② 狭い街に住んでいるので、特定される事がマイナスになる要素もある。=目立ちたくない。

③ ハードなアウトドア志向の車に見えてしまう。=マニアックな要素は消し、スマートに乗りこなしたい。

④ 赤は紫外線に弱く、色褪せの進行が早い。

⑤ 黒は無難な選択だが、実際にこの泥除けを装着している人は街におらず、さりげない自己満足感がある。

⑥ 私のハスラーは「速さ」を諦めず、あえて車重の軽いFFターボを選んでおり、黒い泥除けは「羊の皮を被った狼」感の演出となる。

⑦ 黒い無塗装樹脂部分への装着となるため、黒い泥除けはボディと一体感があり、違和感が無い。

 

という事で、黒のマッドガードを購入しました。不勉強で申し訳ないのですが、私はモンスタースポーツという社名を知りませんでした。

メーカーのHPはここ ↓

マッドフラップ ハスラー[MR52S/MR92S] モンスタースポーツ | MONSTER SPORT | MR52 MR92 マッド ガード 泥除け (monster-sport.com)

(別ウインドウではないので、ブラウザの「←」で戻ってください)

 

さて、モタモタしていると本格的に梅雨になってしまうので、夜勤の日の昼間に取り付けました。

 

今回はヤフオクから新品を購入しました。総額でAmazonより若干安かったからです。

泥除け本体と、

 

付属の取付用ステーとネジ類。オマケでモンスタースポーツのステッカーが1枚入っていますが、これは貼りません。

 

フェンダー内張のカットをするための原寸大の型紙と、

 

取り付け説明書です。

今回の取り付けで分かった事ですが、この説明書の⑦と⑧、⑩と⑪は間違え易いです。特に⑦⑧を間違えるとたいへんなので気を付けましょう。

⑤はフロント取り付け用のステーで、奥に向かって泥除けを内側に反らせるパーツです。

 

フロントも泥除けが無いと、ボディ下部の黒い樹脂部分に汚れが付着します。

私の会社の夜勤者駐車場は未舗装(砂利)のため、大雨の後などに走ると泥だらけになります。

あ、今思い出したのですが、確か翌日大雨の予報が出ていたので急いで取り付けたのを思い出しました(笑)

 

明らかに手間がかかりそうなリアから作業します。タイヤを外さないと取り付けできませんので、タイヤを外してジャッキで車体を保持しながら作業を進めます。

ステー取り付けのためにバンパーの穴あけ加工等がありますので、内張を固定しているピンを外し、タイヤハウスの内張を剥がします。

 

恐らく純正マッドガード取付用のものと思われますが、十字線が二つあります。この二つにまず3mmのドリルで下穴を開け、更に7mmのドリルで穴を広げます。

 

外から見るとこんな感じです。

 

取り外したタイヤハウスの内張です。(※これはカット済みの画像です)

 

型紙にそってペンで目印をつけ、斜線の部位をカットします。私はハサミとカッターを使いました。

ここは見えなくなるところなので、多少雑でも構いません。

 

カットした状態。

これは、ステーにボルトを通すための切り欠きとなります。

 

ドリルで穴開けした部分にステーを取り付けます。

向きがあるので間違えないようにしましょう。ステーの立ち上がりの部分がバンパーとツライチになる様に調整しながら固定します。

ビスを固定するためのスピードナットも取り付けます。

 

一度マッドガードを仮付けして、マッドガードの一番上の穴にビスを付けるための目印をつけ、穴あけします。

 

内張・マッドガードを取り付けた状態。

ここで疑問が発生しました。ステーには外側からボルトを入れ、バンパー側からナットを締める様に指示されてるけど、間に内張も入ってるし、どう考えても手も道具も入らんぞ!(笑)

苦肉の策として私は内側から何とかボルトを外側に向けて通し、外側からナットを締めました。

当然、ボルト側には手も道具も入らないので、外側からなんとかかんとかナットをキュッキュッと締める事が出来ましたが、これが今回の一番の鬼門。そのせいで作業時間が4時間半近くなりました。(左右両方ですので)

バンパーを外せば問題なく取り付けられるのですが、バンパーを外さない前提での泥除けなので、メーカーさんには少し考えて欲しいですね。

 

ナット類を締め過ぎると、泥除けに微妙なシワが寄ってしまいカッコ悪くなります。

ですので、ナットが緩まず、且つシワが寄らない程度の力で固定する必要があります。この塩梅の確認でも時間を喰います。

 

片方で学習を済ませているので、もう片方はそれほど時間はかかりませんでしたが、これを左右やるのは結構な苦行です。

リアはこれで完了。雲行きも怪しくなってきたので急いでフロントの作業に移ります。

 

って... 急いでたんですかねぇ。フロントの取り付け写真が撮ってませんでした。

簡単だったので載せる必要も無いと思います。タイヤも据え切りすれば取り付けが出来ます。

フロントで注意する事は、取り付けは全て「ビスとスピードナット(大)」を使う事で、取り付けの際にはスピードナット(大)を4つ使うのですが、何故かスピードナット(小)が余っており、(大)をリアで使ってしまった事に気が付き、急ぎ取り外して(小)と付け替えるという失態を演じました。

これでまた時間を喰いました。

完成しました。

 

ビフォー。

 

アフター。

少し「八の字」に見えますが、寄りで撮っているためそう見えるだけで、実際は「八の字」にはなっていません。

う~ん、良き!

やはり泥除けは板っ羽根に限る!

 

泥除けを付けた事で、さりげな~くちょっと硬派な感じが出た...様な気がしませんか...?(笑)

予想通り、黒い泥除けにしたことでボディとの一体感があり、泥除けだけがアイキャッチになる事を避けられました。

これでかなり泥跳ね防止になると思います。

モンスタースポーツの泥除けを装着してみようかな、と考えるオーナーの方々の参考になれば、と思います。

 

(了)

 

【実際の泥除けとしての効果】※2022/06/17追記

お~、しっかりと泥除けとしての仕事をしてますね!

これのおかげで大分リアバンパーへの泥跳ねが軽減されています。

 

当然、こちらがわに泥跳ねはありません。

効果は絶大!という検証結果でした。


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