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脳死移植について

2012-12-13 | 日記

ドイツのネルトリンゲンでこんな木を見ました。Hängebirke 直訳すると垂れ下がった白樺。

日本では見たことないけど枝垂れ白樺とでも名前を付けましょうか。なかなかに優美。


知人の子供さんが急死して、家族全員で話し合い、脳死臓器移植を希望したとか。この場合、家族が言わない限り病院側からはいっさい持ち出されないんだとか。(すみません、たまたまご本人のブログを読んでいて知ったのです。)

たとえ体の一部でも誰かの中に生き続けて欲しい、なるだけたくさんの臓器を活用してもらいたいと考えたそう。それは他人の為でなく、自分たちのためだったと。

事情があって、今は私の方からお付き合いを遠慮しているけど、その気持ちに打たれた。うちの子供とは一歳違い、二人の赤ちゃんをその人と遊ばせた遠い日を思い出した。あの可愛い姿を、私の生きている限りは覚えておこうと思った。

二年前に法律が変わり、本人がはっきりと脳死移植を希望しないと免許証や健康保険証にでも書き残していない限り、遺族全員の同意があれば脳死臓器移植ができるらしい。臓器移植の垣根が低くなったということだろう。

自分がもし脳死判定されたら・・・どうするかな。。。。

一つだけ引っかかる。麻酔をかけず、かけていてた場合はやめて内臓をいい状態に保って、血圧も上げて移植するそうな。たとえ生き返らなくても、麻酔をかけずに臓器を取り出す痛みを脳は感じないのかしら。それを感じないから脳死なんだろうけど、うーーーむ、周りに情緒的な人間が一人でもいて反対すれば、移植は難しそうですね。

その子供さんは、二回にわたる脳死判定の間に臓器の状態が悪くなり、結局腎臓二つと角膜だけが取り出されたという。

年寄りの臓器よりは若い人の方がいいに決まっているけど、夫は、自分のは使えるものは全部使ってほしいとか。私はそれでもいいけど、たとえ死後でも、お腹の脂肪が他人様に見られるのが恥ずかしい。この先もあまり人助けもしそうにないので、いつか来る脳死臓器移植に備えて、ここはひとつダイエットでもしますか。


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