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6枚目/オレンジの小紋・染め帯

2015-01-09 | きもの

きょうはこれでございます。オレンジ色の小紋、帯は色が合うので染め帯ですが合わせてみました。

この着物、色も柄も好きですが、一応「やらかもん」だし淡い色なので、普段はあまり着たくありません。

でも着物で出かけることもないので、家で着てみました。

出かけるときは織りの帯がいいかも。柄は何でしょう?駱駝?ちょっとエキゾチックな柄。今まで外出に締めたことなく、秘蔵品(死蔵品)。

柄があるようでないようで、やっぱりある。このはんなり加減が好きです。

帯は駱駝でなくて麒麟かな、いえいえ孔雀かもしれん。横の方に見える卍マークは何だあ?これ締めてお寺参りすればいいのかも。


本日のきものがたり

あれは晩秋の物寂しい夕暮れ前、舗道に自分の長い影を見ながら当てもなく近所を歩いているときに出会った空き地でのフリマ。

まるで私を待っていたかのような着物二枚。そろそろ店仕舞いしようとしていた男性店主に値段聞くと「一枚300円でええよ」とのこと。えええっーーーと驚き、着物に向かって「うちへ来る?」と心の中で聞いたら黙ってうなずいたように見えたので、「すみません、今財布持ってないんですけどこれ貰います」と言うと店主曰く「ええよお金はいつでも」

フリマでそれはないので家に走って帰り、今度はお金持って行って600円で二枚を購入。解いてブラウスか何かにしてもいいとその時は思っていたけど、面倒なのでそのまま。

この着物、躾外しただけで、どうも着た形跡もない。それほど着物が要らないなら、私が面倒見て上げましょうという心境です。

これ、家で何回か着たので、一回当たりのコストは何十円の世界。

いゃあ思いっきりビンボーくさい話ですみません

一緒に買った一つ紋無地着物は躾けつけたままで着たらしくシミがいっぱい。リサイクルに出しました。

しかしまあ、買った時は呉服屋でそれ相応の値段がしたはずなのに、300円とはあんまりです。ハンカチだってそれより高い。

寸法も私にピッタリ。どんないい着物も体に合わないと着にくい。いゃあ、よかった。

縁あって私のところにやって来た捨て子の着物、私のところで時々箪笥から出てきて日の目を見ながら静かに余生を送ってほしい


本日は織りのお稽古。

先生がお昼私を見て、「痩せたんじゃないの」とついに気が付いてくださった。「ピンポーン、11月から3.5キロ痩せました」とお粥の効能を話した。しかしまあいつまで続くことか。リバウンドしたら大恥かくので、BMI22で安定しないとまだまだ安心できない。うーーーむ、ダイエットの道は遠し。太るは易く、痩せるは至難の業。

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4枚目/縮緬の小紋・梅柄 5枚目/水色花柄小紋

2015-01-08 | きもの

毎日毎日、パソコン立ち上げて帳票関係の整理。あちこちに突っ込んでいる書類を整理して綴じる。地味な作業は気が滅入るので、とりあえず着物着る。

きようはこれです。

縮緬、梅の小紋。柄はそう手が込んでませんね。ベージュに染め残したところへちょっと色置いただけ。

これは農協の二階で、今の時期展示会があって、組合長(故人)に親がそそのかされて買っていた。私もその場にいたので憶えている。

これは昭和時代、初詣に一度着た。合う羽織がないので、黄色と赤の絞りを着たらものすごく派手で。。。。なかなか合う羽織が難しい着物だと思う。

帯は半幅帯の裏、無地で着てみました。縮緬もまあ着やすいかな。とろんとした風合いが、きものって感じがする。

梅つながりで

去年、大学跡地のフリマで200円くらいで買った。何にする?風呂敷くらいしか思いつかない。木綿でもなく、染めでもない。

ポリエステルか何かにプリント。とりあえず買ってきたけど・・・・ってこんなことしているからものが増える。

昨日スーパーで、成人式の振袖のカタログもらってきました。今年はもうレンタルも注文も終わったと思うので、まあいいかなと。

ポップな着こなしがなかなか楽しい。そう言えば年末の坂本冬美さん、ロングブーツと着物の組み合わせ。なかなかかっこよかった。私がすればすれ違う人皆が振り向いて首ひねること必定。

振袖はレンタルもオーダーもそう値段変わらなくて、一式で20万から30万くらい。着物はポリエステルかな。

成人式は雪降ったりするので、ポリでいいかなと思う。今年もたくさんのお嬢ちゃんたちが振袖にそでを通すことでしょう。いいなあ、若いって。人生これから楽しいことがいっぱい。

私、成人式出てないんですよね。親元離れて暮らしていたので。私のまわり、男も女もだあれも成人式出た人いませんでしたね。なんか遠いところでやってる自分とは縁のない行事、って感じ。今思えば親が喜ぶので振袖着てあげればよかったかな。でも当時は成人式は連休じゃないし、実家へ帰るのに当時は片道5時間くらいかかっていたので学業優先(嘘です。遊び優先)で、帰らず。

これはあまりに可愛いので着るの中止。二十歳のお正月にこの着物に真っ赤な蝶柄の名古屋帯してた記憶がある。赤い帯は親の趣味。親が喜んでいた。赤い帯はリサイクルに出したので、白い帯出してみたけど、合いませんね。で、止めました。

着物は京都の叔母の隣の人が、西陣の染め元で働いていて、検品落ちを安く買ってもらったそうです。どこが不具合なのか、全然分かりませんけど。

隣の人は朝鮮半島から来たとかで、東北にいるときはとても苛められた、先生にも苛められたとか。そのあと仕事を求めて京都に来たのでしようか。

その人に兄がいて、朝鮮戦争の時半島へ帰って以後音信不通とか、反物を買ったいきさつと一緒に叔母からそんな話も聞きました。

叔母は普通に近所付き合いしていたそうですが、あの人日本人じゃないの知ってるのとか他の人に言われたこともあったそうです。私はそんなん関係ないからと叔母はこの後もいろいろな着物を実家に持って来てくれたのでした。

京都の着物産業がいちばん活気のあった時代。今になればそう思いますね。

ついでに昭和時代の映画。午後、BSでやっていた。私は小学生のころ親に連れられてこの映画を見ました。カラフルで、歌あり、踊りあり、とっても楽しいお正月映画でした。いゃあ、懐かしい。

昭和34年

若尾文子と中村雁治郎(玉緒さんのお父様)

市川雷蔵が隣の国の若殿さま。歌って踊って恋をして。雷蔵は日舞がとてもうまい。昔のスターは必須だったのかも。

生足を見せて群舞する。筋に関係なく、歌って踊る場面満載。いゃあ。めでたい。何も深刻に考えなくていいところがめでたい。

今こんなのを見られるのは年末の紅白だけ。

紅白は日本芸能の伝統を今に脈々と受け継いでいるのでありました。

 

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3枚目/娘時代の赤い大島紬

2015-01-07 | きもの

何着ようかと思案しつつ箪笥明けたら出てきたのは大島。20歳のころ親が作った。

細かな織柄なのでデジカメとの相性が悪い。

こんな感じですね。

着物の来歴

詳しくは知らないが、農協に預金した裏利息で(正規の利息以外の景品みたいなもの?)、鹿児島県へ旅行に行き、買って来たとかいう話だった。

当時は奄美大島まで行かなくても、鹿児島市内外に大島紬の織り元がそこそこあったのかもしれない。

高かった~と親がしみじみ言っていたけど、そりゃ鹿児島往復の旅行を上乗せしてるんだから安いはずがない。ついでに買わない人の旅行代金も買う人が負担する仕組みかも。いえいえ、顔見知り同士で買い物旅行、お互い集団心理で競争して買ったのかも。それでも旅行会社は損してないはず。全部想像ですが。

高いと文句言う前に、着物となると平常心を失う親が悪い。

で、この色、もろ親の好みですね。私は今も昔もこの鮮やかなピンクというのが大の苦手で。どのくらい苦手かというと、近所のショッピングセンターの入り口に以前は雑貨屋があって、ピンクのプラスティックのごみ箱を売っていた。それ見ると、吐き気がしてしまうほど。今は店がなくなったのでやれやれです。

うーーーん、全部で10回くらいしか着てないと思う。

着るたびに人にいろいろな反応を引き起こしたのも今は昔、身幅がものすごく細くなって、もとい、私の胴回りが年相応以上に成長して外へは着て行かなくなった

きょうも初めは着るつもりなかったんだけど、持ってるきもの全部着ると決めたので着てみました。

着てみるとあらあ不思議、生地と生地がぴたりと吸い付いて全然着くずれしない。襟元やおはしょりの線もピタリと決まる。適度な張りでエッジの立った着姿。うーーーむ、さすがとうなってしまった。・・・ものすごく自慢話になってるかも。すみません。私が偉いんじゃなくて生地の話ですのでごめんなさい。

今の時代は娘の普段着なんて作らないと思うので、赤い大島などというのは着物がめちゃくちゃに売れたという昭和40年代だけのアイテムかもしれない。

以前よく似た赤い大島を着ている年配の女性を見かけた。白髪に赤い着物がよく似合っていて、何事も堂々としていればいいのだと教えられた。

きょうはこの着物で車運転して、月初めの書類提出二カ所、そのあと歩いて遠くのSCへ買い物。いつもは行かない全国チェーンの呉服屋さんへ行くと、普段履きの草履が2万円前後。ひょえ~あまりのあまりさに絶句して引き下がりました。超節約着物生活していると、世間のものの値段と激しくずれていくようで

いいものは満足感という付加価値があるので否定するものではありませんが、安いものでも充分幸せな私は幸せなのでありましょう。

赤い大島は娘時代、親に大事にされていた記憶が宿っているのかも。いえいえ、戦争中の物資不足の仇をそこで一気にとるという親のリベンジであったかもしれん。

今は織りを習っているので、ただの平織ですが、細い糸で柄を合わせるのがどれだけ大変か分かるつもりです。いや、機械織りかもしれないけど。

切り裂くには忍びない。孫娘が大きくなって着ると言えば仕立て直してやってもいいけれど、それまで生きているかどうかは不明。一枚の着物の前には人生はそこそこ短い

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2枚目/霰地紋の小紋、松葉仕立て単名古屋帯

2015-01-06 | きもの

今朝、NHKでマッサンの妹が、ピン子さんの枕元で薄紫の着物着ていたので、私も着て見たくなりました。

それはこれです。

お正月で黒い帯を締めたい気分だったので、松葉仕立ての名古屋帯で。織り柄は菊と椿かな。真夏以外はいつでもOKということでしょうか。

着物の柄は竹。数年前に買って死蔵していた。自分がどんな着物と帯を持っているのか、買った片端から忘れても行けないので、これから毎日、違う着物を着るつもりです。いつまで続くか分かりませんが。黒留、色留、訪問着、紋付の色無地と江戸小紋、それに喪服は着ませんけど。家の中で黒留着ていたらちと怖い))))

着物の柄。うーーー寒そうだあ。


昨日の着物はこちらでございます。

八掛が私の好きな色。好きな色は茶色と緑。木の幹と木の葉の色。

昨日は着物着て外出。暖かかったので、毛糸の羽織下着て上からこのコート、自分で織ったショールで出かけた。

コートの柄。絞りですが、何絞り?赤はもう少し抑えた色が好きだけど、文句は言わない。着て楽しければそれでよし。

きのう着物着て歩いていたら家の前にいた70歳ぐらいの女性が傍らのご主人に「ええねぇ、着物は。みんな持っとっても着んけぇねぇ」と言っていた。振り向いて「ありがとうございます」と頭を下げる私。

そう、その言葉に励まされて今日も着物着る私。どこかで珍妙な着物姿の私を見かけたら、なにとぞよろしくお願いします。

痩せたので着物が着やすくなった。母の着物は身幅が大幅に余る予定。派手好きな母の着物も追々着ていきます。

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1枚目/十日町紬に半幅帯

2015-01-05 | きもの

きょうから税金関係の仕事開始。初速をつけるため、着物を着る。

十日町紬。寸法が合ってるので着やすい。帯は適度に硬くて締めやすい。結び方はテキトー。本日は変型の蝶結び。どんな結び方かって?だからテキトー。普段着物は全てかくありたし。構えないこと。それが何よりも大切。

写真がまたピンボケ。絣が二重になってる。ウウウウ・・・・明日こそは。

上からこれ着ます。叔母からもらった(正確には、家を畳むので従弟が実家に持ってきた)ものの一枚。

叔母は10年近く入院中。時は流れ日は過ぎても着物は残る。着る人のいる限り。叔母さん、喜んで着させていただきます。

首が寒いのでマフラー巻く。これは二年くらい前自分で織った。糸は友人からもらったものもあり。ミックスのとてもいい糸だったのをほぐして一本ずつにし、別の糸も足して綾織り風に。とても暖かい。

洋服だとニュアンスがありすぎて合わせるのが難しい織物ですが、着物だとこのくらいが丁度いい。ということで、今から税金頑張ります。一週間くらいで目途をつける予定。あとは税理士さんに丸投げ。


お正月の反省その②

田作り、黒豆、数の子は少しでいいからあった方がいいかも。甘くて辛い味付け、普段は全然食べなくても、お正月は特別。食べると脳内スイッチがお正月モードに切り替わる。ただの煮豆ではめでたくないわけで。

洋風のサラダ、さっぱりしたデザート、果物などもメニューに入れよう。

孫たちには楽しませてもらった。

上の子はいきなりお姫様ごっこが始まり、お姫様になってしゃなりしゃなりと歩く。弟は猫だそうで、首を持って抱っこする。弟は当然嫌がる。お母さんはお父さんで、他はみんな家来。お母さんを「お父さん」と呼ぶのでややこしい。でいつの間にか元に戻っている。いったいなんやねん????

夫が足元寒いと持ち出していた電気ストーブ、夫が孫娘に言われるままに点けてやったらしく(私なら初めからつけない。この場合、夫が迂闊)椅子を寄せてあたっていた。息子が椅子が近すぎると注意すると、怒られたのが気に入らず、弟の首を持って引きずって行く。(乱暴だなあ~)解放されると、弟はコタツのコードをずんずん引っ張ってウーウーと怒っている。チビちゃんが当たる相手はコタツだけ。可哀そうである。

孫娘が泣き止まないので、私が「火事になったら危ないからね」と言い、夏の残りの花火を見せたらいっぺんで泣き止んで、外ですることになった。

冬の花火は寒かった))))))。外は雪がちらちら、孫娘は猫の置物を持ち出し、ピンクちゃんと勝手に名前を付けて、ピンクちゃんに自分のフリース着せていた。いゃあ寒い。

そのあと孫娘と風呂に入る。ぬるいのが好きなんです~と言われて、41度に設定。中でしっかりお湯遊びして付き合ったばあちゃんはすっかり冷えてしまい、風邪引きそうになった。

すみません、孫の話を長々と。賑やかで賑やかで、天地が引っくり返るほどの二日間でした。

夫は昨日、**ちゃんロス症候群になったとしょんぼりしていた。大丈夫よ、またすぐ来るからねと慰める私

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