胎内を出て名残惜しいが新潟を去ることに。やはり新潟最後のお湯はここにしたい。
関川村(村上と関川の境は水害の後がすごかった・・・)温泉郷の上関共同浴場です。
相変わらず渋くって素敵~。
ちなみに場所は道の駅関川・日帰り温泉施設ゆ~むの近く。113号線沿いにあるのですが,うっかりすると通り過ぎちゃうので注意です。
新潟から山形方面に向かうと左手。丸重酒店の信号を通り過ぎてすぐです。
目の前に6~7台分の駐車場もあります。

ここに来ると緊張します。分かっていても緊張するこの瞬間。
入浴料100円を料金箱に入れると大音量のブザーがなります。ここに入るのも4回目?
くらいになるので,分かっているのですが記憶の上を行く大音量で,びくっとなります。

中に入ると,地元のお母さん方が談笑中。
ちょうど上がるところのようで,「今私たち入ったからちょうどいい温度だよ~」
と部外者の人間にも優しくフレンドリー。
泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。雲母(きら)1号と3号の混合で湯温は76度越え。

簡素な脱衣所。奥から外をみた図。
中には洗濯機もあるだす。
かごもないだす。

お母様方が適温にしてくれた上関共同浴場なんて,めったに味わえませんよ。
どれどれ・・・ああ,素敵。黒いタイルは神々しさすら感じます。
ピンクの洗面器がかわいい~。男湯も同じ色かしら?

ほんのりと白濁したしじみ汁色のお湯には茶色い湯花がたくさん舞っています。
ザブーンと入ると,十分アッチーじゃないかぃ。
44度~45度くらいはあると思うぞ。
は~熱い気持ちいい。
とにかく湯量豊富で幸せな気持ちになる空間です。

すぐに体は真っ赤。
上がって休んでまた入ってを数回繰り返し。
満足満足・・・

加水はあるようですが、お湯の良さをちゃんと残した最低限度の加水ですね。
いや~またここに入れるなんて,幸せですなぁ。
ここのお湯に入ると,疲れや眠気が飛ぶような気がします。
さあ,帰宅路もまだ3分の1。ファイトおばさん。

だいぶ鄙びていますが,いつまでもこのままでお願いします。
ちょっとずつ改修してもええから,200円になってもええから
頼みますよ~。
コロナ禍でも,ずっと部外者オッケーだった(おそらく)上関共同浴場・関川村に感謝でっす。
