「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

姜尚中「心」より・・・

2014年04月19日 20時45分42秒 | 読まずに死ねるか!(書籍紹介)


ただ今「熱読中」でございます!

姜尚中「心」

まだ途中でございますが、読了するのがもったいない。

今半ばを過ぎたところでございます。

まぁ、このブログでも何度か警鐘を鳴らしておりますが、

現代人が忘れている『生』の裏側にある『』をもっと意識するべき、ということです。

本文を抜粋しますと・・・

「・・・死を隠蔽し、この世の片隅に追いやって、

『生』だけを謳歌することなどできないのです。

だからこそいま、『ライフ』だけでなく、

『デス』もすくい上げる必要があるのではないでしょうか。・・・」

これは、東日本大震災で大学生がライフセービングの特技を生かして

海中に沈む遺体を回収するボランティアにいそしみ、

そしてPTSDになってしまった大学生に向けた

主人公の「姜尚中教授」からのメッセージである。



これは様々なことを内包していて、

既存の信仰・宗教の無力さを「阪神淡路」・「東日本」の『平成二大大震災』で

まざまざと見せつけられたのだ。

それは今まで衆俗と学問に走って「救済」をお座なりにしてきたからである。



「既存であればあるほど『執着』が生まれる。」







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