「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

闘病記 「時期ですかねぇ~『不眠期』」

2023年07月23日 05時11分25秒 | 日々是佛滅
ただいま、入院中で本日退院いたします。去年の入退院も、この時期で確か眠れなかったはずです。なぜ不眠になるか?それはね「時期」だからです。4月から不調期に入って6月辺りから倦怠感が強くなって、眠りも「さらに」不安定になる。おそらく、3〜4時間の睡眠で日中も『昼行灯状態(ぼんやり)』。仕事や頼まれ仕事も進まなくなるわけで、まわりに迷惑をかける時期です。そうそう、皮膚も炎症や過敏になってすぐに布に触れるだけでヒリヒリする。入院のような上げ膳据え膳だともの事に集中できますが、退院したら身の回りのことはもちろん自分でするので、それだけでクタクタになったり、滞ってしまう。そんな自分も嫌になるわけです。『負のスパイラル』
上記の体の不調に関しては以前からよく書いてきた話ですが、改めて書かずには居られないほど不調になるわけです。これ、良くならないのかなぁ?これが良くならないと常勤での仕事なんか一生できない…。そのための障害年金なんでしょうがね。そういえば、フォロアーを一杯抱えているTwitterユーザーは「障害年金を受給しています」と公表すると、フォロアーが激減したり、クレームが殺到するらしく、減った側は少なからずTwitterに依存しているので、それでまた心を病むらしいです。「言いたい奴には、言わせておけ」というわけには行きませんよね、依存してたり、心を病んでたりしたらね。フォロアーが増える条件としてアイコンの画像が良さげな人、ただただ「大変だ」と呟くこと、ものの言いようが優しげな人などが増える条件みたいです。私には出来ないことです。(笑)変なこと言ってちゃ増えませんよ。そこらは気にしてなくて、ネットが原因で病まないのです。私はほぼ自分が原因で病むだけです(笑)

あぁ、シンド…



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読まずに死ねるか!? 「『戦争は女の顔をしていない-アレクシエーヴィチ・スヴェトラーナ』岩波書店」

2023年07月15日 21時23分38秒 | 「うつせみ和尚」のお説教
現在、入院しているのですが落ち着いてきたので、一昨日辺りからスパートを掛けて読了いたしました。
第二次世界大戦でナチス・ドイツに侵攻されたソ連が『徴兵された/従軍を希望した女性』へのインタビューしたものを一冊にまとめたもので、著者のアレクシエーヴィチ・スヴェトラーナさんはノーベン文学賞を受賞して本書は代表する著作とされている。
インタビューはテープに録音されて文字起こししたそうですが、録音件数も膨大で終えたと思うと、人づてに聞いた方からインタビュー依頼が来るほど大変だったらしい。また、題材が戦争であり、体験は一人一人違う凄まじいもので、それを一冊にまとめることの大変さをを思うと労作であったと感じる。
内容は先程書いたように世界大戦の女性帰還兵に対して著者からほとんど質問せずに「問わず語り」で進められている。夫が徴兵され、それに続いた妻。いわゆる国威発揚で掻き立てられて年齢を誤魔化したり何度も軍に押しかけて志願兵になった人。戦場では医師、看護師、衛生兵ばかりでなく狙撃兵や戦闘機のパイロットで活躍した女性たち。自国兵ばかりでなく侵略してきたドイツ軍兵士を治療した医師や看護師。毎日死んでいく仲間を目の当たりにして、その死体たちと過ごすことで「」に関する感覚が鈍麻してしまって、感情を失ってしまった女性。祖国が勝利して戻ったのにもかかわらず、村八分にされた家族。すべて女性帰還兵が雄弁に語ったわけではなく、本書では二行ほどで終わっているものもある。しかし、男性が戦争を美化して話すようなふうには彼女たちは語っていない印象がある。壮絶な戦場を語れる人、語れない人、話すうちに感情が乱れてしまう人。すべては人間が起こした戦争が原因であるのに兵士たちは人間性を失ってしまう。おそらく、インタビューを受けて居ない人の中には精神を病んでしまう人も多かっただろうと想像する。女性ならではの感覚で戦争を語るのにまるで、世界は「戦争には女性を兵士として出していない」とする。日本人的感覚でいうと、なおさらその感覚は強いだろうと思う。太平洋戦争には女性は徴兵されていないからだ。
まだ、多くの著作があり、それを読んでみようと思わせる本だ。今のウクライナやアフリカの戦争や内戦を他人事とせず、自分事として想像力を活発にして考えてみたい、そう思わせる本です。
口語体で書かれているので分量にしては早く読める本だと思いますよ。


ん〜、この本読まずに死ねるか!!









うつせみ和尚のお説教 「SNSやマスコミによる有名人への誹謗中傷に人間の本性を見た」

2023年07月14日 17時58分09秒 | 「うつせみ和尚」のお説教
先日、性別を越えた活動をしていたタレントが事務所で自殺した。インターネット、TV、雑誌などのマスコミは一斉に報道し、インフルエンサーと言われる人間たちもSNSやYouTubeなどで取り上げた。ネット以前の世の中でもマスコミ報道の異常な過熱ぶりで自殺する、または世間を掻き立てて市民が芸能人を襲う事もあった。その当時、雑誌は謝罪も弁解もすることなく、自殺の続報を何くわぬ顔で報道し続けた。所詮、マスコミの「飯のタネ」であって人間として扱ってこなかった。いつしか芸能人などの著名人は「有名になればそういうもの」と思い始めたようで自身から折れたのか世間の風潮に流されたのか…
昨今、ネット上で有名人や市井の人たちも非難の対象になって、精神を病んだりで自殺する例も多くなってきた。アカウントを停止しても簡単にまた違うアカウントを作れるのでモグラ叩きもいいとこだ。マスコミのみならず、市井の人たちも被害者になり加害者になる。それも指先一つで簡単に。その簡単な操作で人は追い詰められてしまう。また、現在ではネットの世界に依存する人が多く、時間さえあれば「いいね」の付合い、「コメント」を気軽に有名人にまで出せるようになった。違う場所に居てもどんどん人の距離は近くなって、どんどん人の心のなかに土足で踏み込んでくる。今まで「マスコミの人を人とは思わぬ所業」は当たり前のように感じていたが、もはやネットに触れることのできる人間の多くの人の本性の醜さを目の当たりにして「人間は救いようのない『バカ』なのか?」と改めて感じた。戦争をやったり、国をまたぐようなミサイル発射実験を他国がやっても平気なのである。なぜなら、自分に被害が及んでいないから。自分自身が加害者/被害者になってことの大きさに気づく。 だからといって「SNSを使っているから仕方ない」とは行かないはずだ。



なんともはや…薬の盛りようがない。 



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日々是佛滅 「毎年恒例!明日は第二のトラウマ記念日」

2023年07月08日 21時25分59秒 | 日々是佛滅
今まで爆発事故に遭った年を2003年と覚えていましたが、当時入院していた病院の診断書や労災の書類を見ていたら2002年7月9日でした。
…となると、21年経ったわけですか。
えっ?
合ってる?
歳取ったなぁ。今は入院中でベッドには患者ID No.と血液型、名前、入院日、主治医名、そして年齢!なんども言ったり、文字にしてきたのに『50歳』と人が書いたものを見ると愕然とするものがあります。
事故を振り返るのは今までの散々やってきましたが、二度目の事故から21年間自分は何をやってきたのだろう?なんだか、錯乱と混乱と離別で過ぎていった様に思います。実りはあったのか?と考える時、虚しくなります。追い求めては逃げてしまう「逃げ水」ばかり追いかけていたような…。
あぁ、夜は魔物です。ろくなこと考えない。トラウマ記念日も魔物です。気分のアップダウンが激しくなって、なおのこと周りから人が消えていく様に思います。現に誰も居ない(笑)ナースコール押せば来ますがね(笑)今、大部屋が空いてなくて個室にいるのですが(個室料金は取られないハズです)、ガラスに映る自分を見ると情けなくてねぇ…。

なんにもない なんにもない まったく なんにもない♫










日々佛滅 「無事、手術終了!」

2023年07月07日 14時12分00秒 | 日々是佛滅
5日の10時に手術室に入ってお昼前に出てきました。「娑婆の空気は旨いぜぇ」(退院じゃないけど)トップの画像は私の右足内側ヒザ横辺りから下の方に金具を当ててそれを固定するために骨にボルトを通したものの一式です。けっこう重い。これを取ったのでスネの骨にはボルトが入っていないので穴が開いたままになっています(^o^;一年前にやった手術は骨を削ってプレートを固定するためにボルトを入れています。さらに内視鏡でお皿の下に出ていた軟骨が一部欠けたのと傷んだ半月板を二ヶ所切除してますので痛みがヒドかったですね。痛み止めの筋肉注射と座薬、飲み薬を順に入れていくような感じでした。それを考えると今回はお昼に筋注して、この後寝る前になんらかの痛み止めを入れる程度で済みそうです。まっ、うずきますよ。
今日は7日ですが、日に日に良くなっていることを実感します。リハビリもオーバーワークにならないように気をつけております。去年はやりすぎて、手術場所が熱を持って、微熱も出たのでリハビリが一時中止になったので…腫れが早く引けば膝の可動域も広がるはず、ハズ…
抜糸までは居るつもりなので、気長にやるつもりです。
明日は術後、初シャワー、