「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

コラム 『私がおじさんになったら・・・』

2019年04月29日 17時33分55秒 | 日々是佛滅

すっかり私は「おじさん」といわれてもしようがない歳になった。

今、2019年4月29日現在で45歳である。

今年中には46歳。

昔の言葉で言うと「初老」であります。

その上、デブなので「デブの初老」たなわけであります。

まぁ、ふざけた話はこれくらいにして、私がこの年になって思うことは

「身体的な衰え、思考的な衰え」である。

「身体的な衰え」に関してはあまり抗しようとは思わない。

武道をやっているのにであるが、肉体的に頓着しようとは思わない。

私が執着するのは、「思考的の衰え」である。

一般的に「おっさん」になると考えや頭の回転が『固着化』してきて

たとえば、少し弁が立つ若者と話しをすると、

「おっさんの我」を通してしまうのではないかと私は恐れている。

ただ、「考えが足りない若者」とは別である・・・。

私の環境は「出来る大人がたくさんいて、常に刺激的な生活」を送っているわけではない。

もしそのような環境であれば、固着しないのかも知れない。

残念ながらそのような環境に恵まれているわけではない。

今年に入ってから自然な流れで本を多く読んでいる。

これは「いろんな出来事があって、いろんな間違った考えやいい考えがある」

てな事を吸収したいのかな、この頭は?

今のペース(一ヶ月に4冊ほど)になったのは頭が自然に欲しておるのです。

元の話に戻しまして・・・

まだまだ頭の方が良い調子とは言えませんが、まだまだ読書欲は満々ですよ。

仕事柄、精神的に問題を抱えている人が事件の起こしてたノンフィクションものや

がっつり精神医学、それから被差別民史などが関わる史学、一般の史学も。

こうやって、すこしでも考え・思考を柔軟にしていこうと心がけております。

あまり「我」を引っ込めてもいけないと思いますので、

ちょいちょいと出しながらいこうとおもっております。

 

 

 

 

 

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読まずに死ねるか!(書評)今日は二冊!!『消された一家-北九州・連続一家殺人事件』、『昭和史発掘1』

2019年04月22日 21時10分14秒 | 読まずに死ねるか!(書籍紹介)

正直、内容がえげつない・・・

松永太 死刑囚の直接自分では殺人に手を下さないまでも

内妻や他の一家を洗脳しながら自滅に追い込んでいく。

その死体処理法は残酷で巧みなものです。

異名を「天才の殺人鬼」と言われるゆえんです。

「犯罪者心理」などに興味がある方や「心理学の専門職」の

人以外にはお勧めできません・・・。

もう、内容を書くのもはばかれます。

軽々に読む本ではないですね。

 

お口直しに、松本清張/著「昭和史発掘1」。

これは9巻までありまして、これはその第一巻であります。

この巻は昭和初期の事件を取り上げてその背景に実相に迫ろうという本であります。

『陸軍機密費問題』

『石田検事の怪死』

『朴烈大逆事件』

『芥川龍之介の死』

『北原二等卒の直訴』

当時としては資料をひもといたり、関係者への聞き取り、そこからの推理・・・

しかし、現在ではこの松本清張の推理が事実ではない可能性が高い、というものもあり

それぞれの事件の関係書も同時に読み進めることをお勧めします。

中の『芥川龍之介の死』は、かなり作者の推理が入っております。

特に自殺した芥川の心理を状況証拠で推理するのは、ちょっと無理があります。

しかし、その他の私が知らない事件『陸軍機密費問題』、『石田検事の怪死』

『北原二等卒の直訴』は、なかなか興味をそそるものがありました。

この事件は、「被差別民兵士の軍隊内での差別」が問題となっていて、

私のライフワークにも関わってくるので、深掘りしてみたい事件であります。

 

 

 

ん~、読まずに死ねるか!

 

 

 

 

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追悼 『ケーシー高峰-「郵政民営化」』

2019年04月20日 20時55分41秒 | うつせみ「演芸の時間」

師匠は母親が産婦人科、父親が仕事の傍らジャズレコード収集をしていて

後の身の振り方を啓示している様に思える・・・

日本大学医学部に入学、教授とそりが合わなくなって以前から興味があった

音楽に溺れて結果、日本大学芸術学部へ転部という経歴の持ち主。

私に記憶が間違っていて、当初は「グラッチェ」というラテン語は

使っていなかったと思っていたのですが、

大学時代からラテン語は使っていて芸人デビュー当時から今のスタイルでいたらしいです。

(Wikipedia参照)

『医事漫談』といっても時事ネタやY談などを交えたもので、

なので「子供向き」では決してなく、TVで放映されるのは20時以降という感じですね。

ちなみに「ケーシー高峰」という芸名の由来は、

当時、はやっていた医療のアメリカドラマの主人公「ベン・ケーシー」から取ったものです。

まぁ、似ても似つかない容貌ですが・・・

なによりも、なによりもケーシー高峰師匠の冥福を祈りながら

懐かしいネタで送りたいと思います。

 

 

『郵政民営化』 ケーシー高峰

 

 

南無三・・・

 

 

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読まずに死ねるか!(書評)『荒川の部落史』

2019年04月08日 00時28分24秒 | 読まずに死ねるか!(書籍紹介)

また4時間ほどで読了・・・(アホ)

この本は「東京・荒川」の『皮革業』を通してこの書籍では「特殊」と呼んでいますが

江戸末期~明治~大正~昭和戦後までをとらえております。

中でもインタビュー記事として大正末・昭和一桁生まれの

「滋賀/山川原・東京/三河島」出身者を載せていて生々しい。

東京特殊の通史としてもまた皮革業通史としても非常に興味深いのだが、

残念なところがあるとすれば、社会との関わりを深掘りして欲しかったな、と思います。

しかし、200ページに足らない本書ではありますが、

内容は十分にボリュームのある本です。

また、これはどこの自治体にも見られることですが、

公営住宅の建設に至る経緯は「特殊」に建設される事が非常に多く、

これは東京も例外では無かったことがこの本でも確認できます。

これは行政側がこの問題に対して「フタ」をしてきた証左ではないかと思っている。

また、「」、「同愛会」の歴史も追ってゆけます。

今日はあんまり書けないなぁ~。

なにしろ・・・・

 

 

 

ん~、この本読まずに死ねるか!

 

 

 

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空蝉王道音楽 『ザ・キングトーンズ・内田正人さん死去』

2019年04月07日 14時53分16秒 | うつせみ王道音楽

 

グッドナイトベイビー(ザ・キングトーンズ)1990

 

今年、2月15日に亡くなりました「ザ キングストーンズ」リードボーカルで

息の長い活動をしていらっしゃいました。

若いミュージシャンから尊敬も集めておりまして、高野寛さんから楽曲提供や

実力ミュージシャンからも提供もされておりました。

夢の中で会えるでしょう/高野寛 & キングトーンズ

有名どころだとなかにし礼・宇崎竜童・山下達郎などなど。

ヒットになかなか恵まれなくて、あまり音楽に詳しくない人だと、

「グッナイトベイビー」しか知らない人も多いことでしょう。

もとは米軍基地で歌っていらしたようで英語の詩なども難なく歌っております。

煙が目にしみる

 

冥福をお祈りいたします。

 

 

 

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