「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

「清水富美加の出家騒動」

2017年02月21日 16時35分09秒 | 「うつせみ和尚」のお説教

日本において本来の意味での出家はほとんどないといって良い。

浄土真宗においては開祖親鸞が妻帯と自由頭髪を許してから、

なんだおかしくなってきた。

その前から、政治家であった天皇家が天皇を退位した上皇が出家すると法皇になり、

特に白川、後白河法皇が権勢を欲しいままにした。坊主なのに・・・。

後白河院

また、応仁の乱の元になった義政の後継を「還俗」という「反則技」で

武士に戻したりもしている。

ちなみに女性の還俗は認められなかったあたりは「男尊女卑」を如実に表しているといえる。

しかし、女性でも男性として出家させるというこれまた「反則技」で

将来還俗の可能性を含みつつ出家させることもあった。

「時宗(佛教宗派)」と「黄檗宗(禅宗の一宗派)」は、

解らないのだがほとんどが「妻帯O.K.!」としている。

ん~、なんだか出家・得度のという『世間との隔絶という覚悟』が

感じられないと思うのは私だけだろうか?

中国や東アジアの佛教国は妻帯を許していないと思うのだが・・・。

今回の女性タレントの出家騒ぎで『出家とは娑婆世界と一線を画する』という

覚悟がいることを忘れては行けない。少なくとも「駆け込み寺」ではないのである、

本来はね。

 

 

 

 

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

 

 

 

 


『スーパーフライ!ジミー・スヌーカー死去』-WWE

2017年02月18日 21時16分51秒 | 奇論、迷論人物批評

ファンクス vs ブルーザー・ブロディ&ジミー・スヌーカー

『スーパーフライ』ことジミー・スヌーカさんが亡くなった。

晩年のスヌーカさんはNo.1プロレス団体の『WWE』におけるプロレスラーの

処遇について訴えていた。

プロレスラーに「筋肉増強剤」の強要し、健康状態を悪化させたこと。

当時、アメリカでは一斉を風靡した「ザ・ロード・ウォリアーズ」の

ホークさん(向かって左側)が、同じく筋肉増量剤の摂取で若くして亡くなった。

他にWWEは「高所デスマッチ」において死亡事故を起こしている。

昨今では、現アメリカ合衆国大統領である「ドナルド・J・トランプ氏」が

登場して話題になったが、レスラーの酷使、使い捨てが目立ち、

日本人レスラーで、「キラー・カーンさん」があの「ハルク・ホーガン」と

死闘を繰り広げて話題になった。

WWEがプロレスラーの使い捨てをするようになったのは、

現経営者の「ビンス・K・マクマホン」に始まる。

父の「ビンス・マクマホン・シニア」の時にはそのようなことが無く、

当時、アメリカには「プロレス三大団体」といわれる

「AWA」、「NWA」、「WWF(現WWE)」が拮抗していた。

そんな中、「AWA」は、経営が逼迫する中、経営陣がめまぐるしく変わって自滅し、

「NWA」は、後に「WCW」に取って代わり、その後規模は収縮して行った。

「WWE」は、エンターテイメント性を強く打ち出し始めたことにより、

人気が上がり、全米を席巻するまでになった。

そのエンターテイメント性を強く打ち出す為にプロレスラーを酷使したわけだ。

プロレス界では「万死に値す」存在だと思っている。

日本では「ノア」が事実上倒産し、新日本の「一強多弱」状態になり、

一興業の終了時間の遅延や新日本自体が所属プロレスラーが

多いため持て余す状態になっている。

今、現在の新日本プロレスの状況を見ていると、ストーリー性の稚拙さや集客力の無さが

目立ちもはや業界の「頭打ち」が見られる。

ハッキリ言って、今のプロレスにはワクワク感がない。

 

 

 

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

 

 

 


日本の恥部を晒す『日本共産党研究の正体』-の研究

2017年02月11日 06時41分17秒 | 『日本の「恥部」を晒す』

最近、体調が思わしくなくて本もあまり読んでおりませんが、

立花隆 著「日本共産党の正体」は、ちょくちょく読んだり、

他の共産党関係資料を図書館に行ってはコピーして読んでいたりします。

最近もっとも強烈な印象をもったのが、『戦時共産党』の時の「リンチ死亡事件」だ。

共産党は常に「特高(特別高等警察)」のスパイが常にいる状況で

時に「頭打ち」のようにして「壊滅的状態」に及ぶ検挙がなされている。

9割くらいの中央幹部が検挙され、獄中に運ばれた共産党幹部は改心?

して共産党から離脱していった。

戦時共産党は、「天皇制の打破」、「資本主義から共産主義へ」と言うことを真剣に考えていた。

話しは戻るが、スパイがいる事が常態化していることが幹部の疑心暗鬼と混乱を招き

「査問」といわれる拷問が行われた。

裁判上では、「手違い」によって、特高からのスパイは殺された。

後に共産党内で絶対的地位を確立する「宮本顕治」は、この嫌疑で逮捕され刑についている。

日本が敗戦し、1945年(昭和20年)10月4日GHQの指令

「政治的市民的及び宗教的自由に対する制限の撤廃に関する覚書」が

出され、これを受けて10月5日に司法省は政治犯の釈放を命じる。

 政治犯釈放を翌日に控えた10月9日に出獄。

また日本共産党の再建に精を出すことになる。

その後、宮本は「参議院議員(2期)を務め、日本共産党書記長、同委員長同議長を歴任」

いくら恩赦としても「殺人犯及び共助」の過去は拭いきれない。

それは良いが、立花隆の「日本共産党の正体」では、生々しいまでの描写が描かれていて、

正直、読むに耐えなかった。

宮本自体、「査問、リンチ死亡事件」についてどのような考えを持ていたのか、

宮本亡き今、知る由も無い。

私は、ある程度まで日本共産党の調べを終えた後、「特高」、「日本社会党」の

文献を漁って、知識を深めようと思っている。

「日本共産党」と「旧日本社会党」との違いやイデオロギーの違いからの対立が

どこの齟齬から始まったのか調べていきたいと思っている。

共産党に関しては、「革マル(日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派)」や

「学生運動」などの動きから、「共産主義者同盟赤軍派(赤軍派)と

日本共産党(革命左派)神奈川県委員会(京浜安保共闘)」などの『総括』として

殺人事件が起きている。

「誇り高き主義・思想」が、大きくかけ離れた「査問・総括」の名の下に

「最初から、『黒』と決めてかかっての査問では、スパイであろうが、

そうでななからろうが、関係ないのだ。

今なお、バックボーンが変わらぬ「日本共産党」には

『脱・格差社会』の脱却の提示が必要であろう。

 

 

ほんブログ村

にほんブログ村

 

 

 

 

 


『さまよう患者』-当事者と医療側の妥協点

2017年02月07日 21時28分20秒 | 「うつせみ和尚」のお説教

私は精神科の単科(ひとつの科)の病院しか見ていないのでわからないが、

精神科に関して言えば「再入院」の確立が非常に高い。

それも前回の入院から一年以内という短い期間だ。

各いう私も過去そうであった。それを足かけ三年続いた。

計三度の入院をしました。

その当時、知り合った患者さんが今なお入退院を繰り返しています。

なぜか?私なりの定点観測をしてみると、「薬物治療に頼りがちである」、

「退院後の日中活動が乏しい」、「患者同士の横のつながりが強い」、

「家族から白眼視されているか、理解度が低い」といった感じである。

私の場合は運良く拾われ、何度となくつまずきながらも

周りの人々の理解や妥協でこの就労が許されていることである。

はっきり言って「稀」であると思っている。

しかし、自分のガマンというか、努力というか、

そういうものを強く求められる場面が必ず来る。

その時に、「前進するか」、「決断しないか」、「回避するか」で

大きく後が変わってくると思う。

私自身もまだまだ「寛解」とはいえず、「薬物治療」に加え、

一年半くらい前から「カウンセリング」も受けている。

後戻りはまっぴらご免だからである。

今もなお、前に進んでいるのか、後ずさりしているのか時々分からなくなる。

不安になるが、そんな時はそのことに関して「思考ストップ」することだ。

違う前向きな材料を見繕ってそれを考えるに限る。

「寛解」に近づくには辛いことをせずには通れないが、

決して逃げずに味方をいっぱいつけて立ち向かうことである。

いずれは通らねばならぬ道である。

また、病院に入って解ったことだが医療者側にも問題があり、

「入れ(入院)さえすれば・・・」

そんなこんなで「△病棟の主(ぬし)」と言われるベテランがわんさと居ますよ。

結局、地域社会に出られずに病院で最期を迎える方も多いのである。

通院は生涯避けられぬかもしれないが、病院のベッドでおさらばゴメンである。 

 

 

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

 

 

 


音頭の神様・三波春夫。ご存じだろうか?『ルパン音頭』作詩・作曲陣も凄い!!

2017年02月03日 02時02分18秒 | うつせみ王道音楽

『ルパン音頭』 三波春夫

三波さんはその笑顔で日本国中を笑顔や楽しみに導いた歌手の一人です。

今は2020年東京五輪でNHKにて『東京五輪音頭』が紅白でも歌われた。

三波さんの人の心を笑顔で揺さぶるような感じはありません。

今回、取り上げた『ルパン音頭』は、まさに「規格外」と言うべき曲と言って良い。

作詞・補作詞・作曲の豪華さは、「三波先生の曲なら」とも言うべき布陣です。

私が四の五の言う前に曲を聴いてもらって、またその満面の笑顔を見てもらって、

その魅力を感じてください!!

 

 

 

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村