「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

人物批評・空手家 『船越(冨名腰)義珍』

2014年04月12日 22時53分21秒 | 奇論、迷論人物批評
今回は協会のごたごたを横目に見ながら「原点回帰」という意味で

『冨名腰義珍 翁』を取り上げてみたい。

「沖縄から来た空手家」というイメージといえば、「達人」と思うだろうが、

翁は体格に恵まれず、それ故か他の空手家の様に戦歴も無い。

沖縄には「野試合」の様なものはあったようだが、

翁には無縁だったようだ。

ただ、体の鍛練は欠かさず若い頃の写真は筋骨隆々としている。



翁は自由組手の導入に否定的ですでに大学で進んでいた

組手競技に導入に押される形になっている。

中山正敏氏が日本空手協会を設立するときに、翁は初代首席師範に就任しているが、

のちに協会から脱退した愛弟子と協会側に気を使い、協会の最高技術顧問を辞している。

簡単に言えば『冨名腰義珍 翁』も協会脱退組という訳だ。

ちなみに四大流派・「松濤館流」といわれるが、

『松濤』といのは「冨名腰翁」が書道の時に使う揮毫である。

それを勝手に、流派名に流用しているだけで

「冨名腰翁」は最後までご自分で流派名を名乗ることは無かった。

察するに、空手に「組手競技」を導入することも、「流派名」を名乗ることも

『ナンセンス』だとお考えになっていたのではないかと思う。





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