「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

へなちょこお勤め日誌 「報・連・相が難しい人たち」

2024年08月12日 14時58分59秒 | へなちょこお勤め日誌
仕事で重要なことの一つとして「ほう・れん・そう」という言葉がありますね。食べるヤツじゃなくて、「報告・連絡・相談」の頭の文字を取って「報・連・相」ということですが、これに足すとすれば「調整=すり合わせ」も入るかも知れません。相談の中に入るかな?
我が職場にはこれが苦手な方がいらっしゃる。まっ「暴走」です。むかし「ブレーキの壊れたダンプカー」と異名があったプロレスラーが居ましたが...。言えばそんな感じな人です。平場で「調整」せずに実行。実行した後に上司に「報告・連絡」と言った具合です。現在では「アンタッチャブル」な存在。もう誰も注意しないし、出来ない。なぜなら意見を聞き入れないから、意見を言うと不機嫌になる。となると、こちらとしても良い気分出ないので言わなくなる。当初は意見を言ってくれる人も居たのですが、前述のように「Going my way」、「ブレーキの壊れたダンプカー」なので聞き入れず、只不機嫌になるばかり。一緒にやっている人と暴走気味なってしまって、その人に感化されちゃうんでしょうか?
ですが、一向に気にすることが無いようです。
典型的な「発達障害」です。
本人もそれで精神で障害者手帳を交付されているし、障害年金を受給しています。以前の職場では上司?同僚?が怒鳴るなどをして怒ってしまい「怒った方に非/否がある」とされて、会社としては「辞めてもらった」ということでそれなりの退職金をもらって辞めたそうです。まぁ、傍で見てると「辞めた」というよりかは「自分が原因で怒らせて、辞めさせられた」と言う風にしか見えませんがね。今の職場でも「誰かが怒ってしまうのではないか?」と思います。それでもやはり「自分には非/否が無い」と思うでしょう。ですが、本人は融通が利くこの職場にはしがみついていたいという意識は強いみたいです。弁は立つが行動が伴わない、仕事は得意・苦手の差は大で、気位だけは高く「なんでもできる」という雰囲気や発言が多い。実際、同僚と居てイレギュラーな事態になると仕事を投げ出してしまう。今の職場では同僚が皆それに気付いて大なり小なり被害に遭っています。同僚それぞれの話しを個別に聞くと「一緒に居るとシンドイ」「前日になると嫌な気持ちになる」「以前は話しをしていたが、嫌な思いをしたのでもう話さない」などなど散々な評価です。
私が心配しているのはドンドン孤立していって病んでしまわないか?ということです。ですが、私とはすでに絶交渉なのでどうしようも無い。おそらく転職を重ねている理由は上記のことが原因なのだと思います。苦労してきたんだろうなぁ。と同情していますがね。以前から上司にそれこそ「報告」しているのですが、職場の人間関係まで立ち入れないのかノータッチです。以前の担当上司は別件で同僚に対して配慮がなかったので注意されたようですが、気位ばかり高くて「向こうが配慮しなくていいと言った」とのこと。その注意が効いて「いっとき」は良くなったのですが言い訳を使って、また元通り...。
以前に私が上司に言ったように現状を「報告・相談」べきか考えているのですが「暖簾に腕押し」になって、逆に「うつせみは職場の雰囲気を悪くしている」ということになりかねない、というかずっと上の上司に現状を話したことがあって、その上司は「その人より、私は別の人のことの方が問題視している」と噛み合わないまま終わっています。その相談の時に雰囲気も聞き入れないオーラが出ていて嫌な気持ちになりました。
配慮すればもっと良い働き方が出来るような気もするのですが、本人が聞き入れる様子が見られない、上司が問題視していないなど困難なハードルがあって、おそらく今後も私たちにとって「働きづらい職場」が続いて行くでしょうね。
どうなることやら...。

以上、愚痴ブログでした。




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淀長の世界 「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」

2024年08月07日 18時00分15秒 | 淀長の世界
文化人(?)の私は最近よく映画を観に行っております。
今回は同じ映画を二度観に行きました。
映画の時代背景はベトナム戦争当時のアメリカ。舞台は寄宿学校、日本で言えば全寮制の男子校というところかな。
主人公で世界史の教師役ポール・ジアマッティ、寄宿学校の調理場リーダー役のダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、「置いてけ堀」の学生役ドミニク・セッサ。 ダヴァイン・ジョイ・ランドルフさんは、この作品で第96回アカデミー賞® 助演女優賞受賞しています。
冬期休暇の間、学校内に留まって生活する生徒のおもり役をすることになった教師。息子がこの学校の卒業生でベトナム戦争へ狩り出された母親。複雑な家庭事情で学校内でクリスマス~年越しをするこのになった皮肉屋の学生。ドタバタで笑いもあります、またやりきれない思いや抗する事の出来ないものへの理不尽さなど自分の体験したことのないこと、また自分の人生を照らし合わせる所もあり劇場はすすり泣きや爆笑もあって賑やかでした。
ちなみに主演のポール・ジアマッティさんは「斜視」ではありません。この「斜視」がキーワードとなっていて最終盤になって涙を誘うことになります。




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うつせみ演芸の時間 「新作落語の名手で最高齢落語家『桂米丸さん死去99歳』」

2024年08月06日 14時48分54秒 | うつせみ「演芸の時間」

桂米丸さんがお亡くなりになりました。御年99歳ニュースによると老衰ということでした。
私自身で言えば「一度観たかな?」という程度の記憶しかありません。
米丸さんが手がける「新作落語」自体若い頃は好きでななくて、敬遠していました。最晩年、TVでお元気なお姿を観て「元気だな」と思っていました。その際に後の新作『ドローン出前 』を聞いて面白いと思いました。私自身片意地なところがあるので、十年と少し前まで新作はほとんど聞いていませんでした。
ただ、新作にも二種類あって時代は意見が昔になっている「新作」と現代をベースにした「新作」がありますが、私は後者の現代をベースにした「新作」がどうも合わなかった。昔をベースにした「新作」だと、上方落語に多くて落語作家の小佐田定雄さんが作られるものは昔をベースにしたものが多いですね。私が「これ古典だよね」と思っていたものが、実は新作だった事も多々ありました。
米丸さんは思いっきり現代、時代を捉えた落語で良かったのですが、新作落語家の悩ましいことは、その時にはうけても少し立てば「微妙に昔」でうけなくなる。これも確か米丸さんの言葉だったと思います。米丸さんは古今亭今輔さんに入門して、師匠の前名である「米丸(四代目)」を襲名されました。大喜利番組の「笑点」に出ていた桂歌丸さんとは兄弟弟子であったものの歌丸さんが今輔さんと折り合いが悪くなって、一時落語家を廃業の後復帰した際に今輔さんの門下に入ることはなくて米丸さんが「預かり弟子」のような形で受け入れることになり、兄弟弟子から弟子になった珍しいケースだと思います。(今輔さんと歌丸さんの関係は米丸さんの配慮で良くなっています)歌丸さん自身も新作が多くて後年古典が多くなります。歌丸さんは米丸一門の筆頭弟子になります。米丸さんと言えば、特徴的な声と表情の動きですね。甲高い声が特徴です。あと言葉も早いかな?新作を作るとなると時代の流れに一層敏感で情報収集が必要になるのは米丸さんの性格には合っていたのではないかと思います。

「新作落語≒創作落語」

桂米丸「相合い傘」
8分ほどの話しです。








日々是仏滅 「やればできるもんだ!『節約大王』生活」

2024年08月03日 18時10分39秒 | 日日是佛滅
今年に入ってから、父の納骨のために帰省したり部屋の照明が使えなくなったり後なんだっけ...。まっ、突発的な支出があって貯金を崩して、あらビックリ!貯金が無い事に気付きました。エライこっちゃということで先月から節約生活に入っております。今年はイレギュラーな入院で「特別収入」があって(笑)貯金はある程度、復帰しました(笑)さらに目標を立てて節制をしております。で、結構貯まるね。先月の余剰金・繰越金もあって「やれば出来るなワシ」と、何十年ぶりに自分を褒めました。
私の場合、支出のコントロールは簡単で、仕事帰りに外食しない。あと、Amazonで買いものしない。この二つ!思い返せば、今のところに引っ越した当初、というかその前の退職後一年就職浪人していた当時、以前の職場でいろいろあって悔しくも辞めることになって、落ち度があったのは向こうの方なので、退職金はあったかどうか忘れましたが、失業給付をいただいていたのですが、辞める半年間の給与を元に算定されるらしいのですが、けっこう帳面をいじってくれてて、なんと勤めていたときよりも多く頂いてもらうことになって、そんなことで生活保護卒業して、失業手当+障害年金で生活していて、おそらく6万くらいは多くなりました。でも、金銭感覚は生活保護当時のままだったので貯金は出来ていました。でも、やっぱり人間「易きに流れる」で金銭感覚も上がってきて、最初に言ったようなイレギュラーな支出には脆弱で貯金を削ることになってしまったわけです。Amazonでも結構買ってたし、考えもせずに買ってしまうこともしばしば...。そんな中、母親が亡くなり、父が亡くなり、従兄弟が亡くなって帰省を頻繁にするようになって、さらに貯金が減少。でも、3年前からなんと4回の手術・入院でその生命保険からの給付金もあって救われていたのですが、それに追いつかないくらい支出が上昇。で、2ヶ月ほど前に底を打ったわけです。
そう、節制のもう一つの方法として少額しか財布に入れないということです。だいたい、5000円しか入れていません。これも大きな要素ですね。
一応、突発的な支出のために別に5000円程入れてますが。

交友関係にはお金は使っていきたいと思います。(これがいけないのかな?)





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読まずに死ねるか!(書籍紹介) 「『心理療法・失敗例の臨床研究ーその予防と治療関係の立て直し方』 岩壁茂 著 金剛出版」

2024年08月02日 18時32分53秒 | 読まずに死ねるか!(書籍紹介)
えー、題名が長い。
著者の岩壁さんは現役立命館大学教授だそうです。
本書はカウンセラーのつまずきや失敗の例をいくつか挙げて、どこが失敗の元なのか?どうすれば良かったのか?を挙げているいる本で視点が面白い。海外にはこの手の本はあるようですが、日本で今まであったのかな?
専門書の部類に入る本なので309ページで¥4200-。別に量じゃないけどね。スーパーで野菜買っているわけじゃから...。出版社の金剛出版も専門書を出版している会社です。他にも精神医学系の月刊誌なんかも出しています。どちらにせよ高い。
この本の帯の文句が良い!「学派・流派を問わず、心理療法を磨き続ける人たちへ贈る 名著」としてあります。我が意を得たりって感じです。
内容の肝は「ベースの知識は必要。だが、カウンセリングをする際にカウンセラー中心になることは禁物」、「技術にこだわるな」、「つまずきは誰にもある」云々。経験を積むことが大事で、経験の中にはもちろん失敗も含まれるわけで前向きに失敗を受け入れるという感じでしょうかね。
カウンセラーも医師、特に精神科医と同じで初診の患者が二回目に現れない確率が非常に高いということ。業界ではあるある話しですね。HPで「~障害、~症の実績アリ」って誇らしげに書いてあっても患者は「なまもの」ですから、今まで来た同病名の患者でも同じ手法で成功するとは限らない。逆にいうと同じ手が通用するという考えはやめた方が良いでしょうね。
カウンセラーも精神科医も自分も精神疾患に近いものであったりする人もいるから、二回目に来なかったり、途中でドロップアウトしてこなかったり、口論してしまうことも時々聞くお話です。

キーワードとしては「スパーバイザー」「スーパーヴィジョン」「セルフケア」

私の場合、テクニックもないしカウンセリングを学んだわけでは無い。この手の本を読んでも果たして身につくのか分からないけどね。
以前のブログ記事「うつせみ精神世界への誘い 「『素人の付け焼き刃』学も無いのに専門書を読むことについて」」にも書きましたが、自分が読むのは違和感がありますがね。専門家からは「おめぇなんか読んだって変わらねぇよ」というご批判は甘んじてお受けいたします。
殴るかもしれませんが(笑)

その実、ピアカウンセラーという枠から脱したいという気持ちはあります。「ピア」という価値を持ちながらと言う方が正確かな?ピアカウンセラーというと、「だってピアカウンセリングでしょ」、「聞くだけでしょ」っていう評価は多いし、それが共通認識みたいになってる。カウンセリングとは言いながら、カウンセリングの枠外にあるような位置。それは一所懸命にやっている人には失礼な発言ですよね。
私が一所懸命にやっているかは評価を待ちたいと思います。
評価が悪かったら殴るかもしれませんが(連呼)


良書、良書。


読まずに死ねるか!