小さな庭とベランダ菜園の楽しみ I enjoy gardening and growing vegetables !

ガーデニングに家庭菜園。旅行に釣り。カメラ、パソコン、太陽光発電、読書、ブログ・・・・。第2の人生は忙しい!

素敵な本、はっと気づかせてくれる新聞記事 今日はいい朝でした!

2020-03-08 | 日記

出会った素敵な本は、高橋源一郎さんの「誰にも相談できません みんなのなやみ ぼくのこたえ」(毎日新聞出版)です。

毎日新聞の人生相談コーナーに掲載された相談事とそれに対する著者の「こたえ」をまとめたものです。

毎日新聞を購読していて、以前から読むのを楽しみにしていたコーナーだったので、数日前に新聞で宣伝されていたのを見つけ、速攻購入しました。

直ぐに到着したものの「積んでおいた」ままでしたが、今日の毎日新聞に持田叙子さんによるこの本の書評が大きく掲載されていました。

この人生相談の「こたえ」を読んで私が感じていた心地よさの理由を、この書評から教えてもらったような気がしました。

人生も終盤になり、若いころを振り返って泣きたくなるような反省事、もっと違った道があったかとの思いなど、今更どうにもならないことに心が揺れることが多くなってきました。自室でひとりになり、何度もじっくり読んでみようと思います。

 

「はっと気づかせてくれる新聞記事」は、同じく今日の毎日新聞朝刊の「時代の風」に欄に掲載された小倉和夫(青山学院大学特別招聘教授)さんの「共生社会とパラリンピック」と題した文でした。

その中で、パラリンピックアスリートの皆さんの能力と努力の結果がメダルにつながり、そのことが障害者との共生の重要性を啓発することは認めつつ、「真の共生社会の実現のためには、うかうかすると逆効果を生むことになりかねない」と書かれています。

その前段には、「そもそも共生社会にとって、最も重要な要素は、個人の能力や努力の程度の評価ではなく、多様性のある存在そのものの価値の認識である」と。

「高齢化が進む中、高齢者であれ障害者であれ、人間一人一人の存在にこそ意義ががあることを改めて認識できる機会こそ、パラリンピックであると考えたい」と結ばれた小倉和夫さんの文章に、「共生」に関する自分の無知を教えていただきました。ありがとうございました!

ネット上では、政治的立場が異なる人が亡くなった際に死者に鞭打つようなツイートをする自称「ノンフィクション作家」の自己宣伝、底の浅い罵詈雑言や中傷があふれています。

ネット社会だからこそ、新聞記事や書評など、人間の知性に貫かれた活字文化にに触れることが大切なように思います。

年金生活で新聞購読料も気になりますが、人生と豊かな毎日生活への投資として優先順位を上げ、購読を続けようと思います。

~木の初開花した啓翁桜の花数が増えてきました。

昨日は、久しぶりに畑に行き、「農作業」に勤しみました。

とう立ちしたミズナを処分し、牛ふんたい肥を入れて耕し、先日買っておいた「ツルありキヌサヤエンドウ」の苗を10本定植しました。

他にも空いている畝を耕し、ジャガイモを植えました。

秋に植えたニンニクとタマネギは順調に大きくなっていますが、増えた雑草取りにも精を出し有機化学肥料をまいておきました。

元気そうな九条ネギとホウレンソウを収穫し、遅れていた果樹(スモモ)の枝切りをしていると、孫が自転車で登場。

「帰ってこないから、おばあちゃんが心配しているで!」

そうでした!治療中であまり無理はダメでした。

孫の指示により大慌てで帰宅しましたが、家族に支えられている自分を感じて、少し幸せな気分でした。

ホウレンソウはもっとたくさん採れましたが、昨夜の夕食でいただきました。

卵炒めにしてもらいましたが、肉厚でなんか栄養たっぷりの感じでしたね。

 

 

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