小さな庭とベランダ菜園の楽しみ I enjoy gardening and growing vegetables !

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我が家の花日記~残念!開花まであと1日か!この時間がたいせつな時間

2020-03-28 | ガーデニング

昨日は早朝から夕方まで用事があり、久しぶりに外出しました。

マスクをして緊張しながら行くところなので、あまり楽しくもなく疲れるばかりでしたが・・・・。

やはり今は  ' Stay-at- home ! ' が一番安心しますね。ネット通販に頼ることが多いですが。

そんなことで最近日課のブログ更新ができず、今日はやるぞと朝早くから庭に出て写真撮影です。

昨夜から明日はきっとフリージアとオダマキの一番花に出会えるぞと、期待に胸を高めていましたが残念!1日早かったようです。

でも、何事も願いが成就するまでの努力こそが値打ちです。写真を撮るために早起きした自分をほめてやりたいと思います。

写真上のフリージアのコーナーには、全部で10數本の花茎が伸びています。

一番花の後に次々に花開き、満開になれば見ごたえのある光景になるでしょう。ご期待ください!

写真下のオダマキこそ明日一番花が開花するでしょうね。楽しみです。

庭桜の一番花もも期待しましたが、やはり楽しみは明日でしょうか。

ツツジの一番花も明日までお預けのようです。蕾は濃い赤色ですが、花開くともっと薄くなり素敵な色になるはずです。

この花入りが気に入り、何本か挿し木で増やしています。

 

ジューンベリ(写真上)とグミ(写真下)の開花も近いようです。

 

他に嬉しい発見もありました。

我が家のバラで最も早く咲くのが白花モッコウバラで、すでに蕾が膨らみ4月最初には開花すると期待しています。

次に咲くのがつるバラのスパニッシュビューティで、例年4月末から咲き始め、5月中旬には満開となります。

そのスパニッシュビューティに小さなつぼみができていました!

スパニッシュビューティは、我が家のバラの中で唯一一期咲きのバラです。(多分)

それだけに5月の開花時期にかける情熱は素晴らしく、大きな花をいっぱい咲かせ見事な光景を見せてくれます。

写真下は昨年5月13日撮影。写真に写っているのは全体の3分の1程度です。

今年も無事にこんなバラの送りものに出会えそうで、生きていることに感謝しなければなりません。

 

他に、クンシランのつぼみも赤く色づき開花直前のようです。

このクンシランは、京都府立綾部高校園芸科の生徒たちが苗を育て販売したものを20年近く前に一鉢買い、それを株分けでつないできました。

最初の親株は10年ぐらい前に根腐れ病が出て廃棄したのですが、その子株が我が家で4株、知人のところで1株育っています。

ガーデニングの楽しみのひとつにその植物がどんな経過で自分のところに来て、どんな風に育ててきたか、など自分の生活や人との関わりを振り返れることにあるように思います。

自分の母親から受け継いだ孔雀サボテンは、残った姉と私が大切に育てています。

義父から受け継いだボケの木とヒメリンゴは鉢植から地植えにかえ大きく育てたのですが、離れを新築した時に移植か処分を迫られました。

ボケの木は掘り起こし、義父由来の家庭菜園に移植できたのですが、ヒメリンゴは大きくなり過ぎていたため移植できずやむなく処分してもらうことにしました。

しかし、このままでは「叱られる」との強い思いに動かされ、伸びた根の途中から伸びていた新枝を根ごと切り取り鉢に移植したところ無事に育っています。

まだ花が咲くには年数がかかりそうですが、何とか義理は果たせそうです。

下の写真:2018年4月14日撮影

義母から受け継いだものは、大きく育った啓翁桜に、アジサイ、ガクアジサイ、金の生る木、カランコエなどがあります。

他にも、職場大先輩からいただいたウメモドキとヤツデ。そのお世話になった大先輩はすでに亡くなられているので、当時のことを思い出させてくれる大切なものです。

考えてみると、我が家にある植物のかなりのものが知人からいただいたものであることに気が付きます。

自分で買ったものにも、その時々の自分の年齢や興味関心や気分感情などが反映されています。

そういう意味で30年くらい前から本格化したガーデニングの趣味は、私にとって人生の歩みそのもの、というか人生の反省そのものを映し出しているのかもしれません。

下の写真は義母から受け継いだ啓翁桜です。

ひと足早く春の到来を告げ、昨日の雨でかなり散ってしまいました。

「花は盛りに 月は隈なくをのみ見るものかは」

大学受験の頃、理系なのに国語(現代文・古文・漢文まで)が数学と同じ配転の大学を目指したために古文と漢文を必死で勉強したのを覚えています。

そのおかげで万葉集や徒然草の一節などを今でもそらんじられるのですが、この年になってやっとその意味が味わえるようになったように思えます。

寒さに耐え春を待つ姿、芽吹き前の勢い、2分咲き3分咲きの期待感、満開の華やかさ、散り始めの潔さ、そして葉桜の時期を迎える時期の凛とした存在感。

今は、葉桜になる啓翁桜の姿を楽しみたいと思います。

私に振り返れる思い出と前に進む元気をくれる植物たちに感謝!

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