今日も庭にこもり穏やかに過ごしています。
新型コロナウィルスの感染者が近隣の病院から出たそうで、内心に動揺はありますが、今できる対処を冷静に続けようと思っています。
数日前までまだつぼみが多かった室内のシンビジュウムは、たくさん開花しています。
今年の花は少しの傷みもなく、飛び切り美しいように見えます。大きな株のひとりっ子なので、愛情(栄養)独占のせいでしょうか。
ありふれたシンビジュウムですが、私にとっては格別の花のように見えます。
シンビジュウムの観察の後は花粉症対策のマスクをつけてベランダに出、最近毎朝恒例の啓翁桜の観察です。
花数が増え、少しだけ花見の雰囲気もしてきました。
もともと啓翁桜は冬の間にビニール温室で咲かせ、切り花として出荷されているそうです。
今年は飾るのにいい枝ぶりがあれば、室内に飾り楽しもうと思っています。
亡き母からは「桜切る〇〇、梅切らぬ〇〇」と教えられたので少し躊躇しますが、そろそろ親離れしてもいいでしょう。
次は庭に出てベニバナトキワマンサクの観察です。
やはり一番花が開いていました。
蕾が無数にあるので満開になると驚くほど華麗に変身してくれます。
この木の親は10年ぐらい前に職場の同僚の親御さんからいただき、鉢で育て後にフェンス際に地植えし、毎春燃えるように群れて咲く花を楽しんでいました。
でも、一昨年、隣地に離れを作ることになり、やむなく処分してしまいました。
今ある株は、数年前にその枝を挿し木したものでもうこんなに大きくなってくれました。いただいた方への義理も立ちホッとしています。
黄色のラッパ水仙も咲きました。
こちらはニホンスイセン。本来ならとうに花期は終わっています。
今年は掘り上げておいた球根を植える時期が遅れ、年を越して芽が伸びてしまった球根を植えたので心配していましたが、きれいに咲いてくれました。
それどころか花期がずれたおかげで、ラッパ水仙とニホンスイセンを同時に楽しむことができています。
最後は、今一番気になっている「ミモザ・アカシア」の花穂確認です。
離れが完成した後、そのシンボル樹にするつもりで小さな苗を植えて2年目。
今年こそフランス人が大好きという黄色い花が群れて咲き、アカシアハニーを求めてミツバチが騒ぐ様子を期待しているのですが・・・。
少し穂先に花穂ができているような、できていないような・・・。
まだまだ我が家の春の花日記は続きます。