こもれ日の道

アトリエの一般コースに在籍する Ｎ ・ Ｋ さんの作品です。　



昨年の秋に取材した落葉に埋まる林の道を１０号の油彩で描きました。
光と影の対比がテーマのひとつになっていますが、強くなりすぎないよう、双方の中に多くの色彩を見出だし、柔らかい対比となるように工夫しました。

箱を描く

アトリエの中学生たちの制作は基本的なデッサン課題として、ティッシュの箱を描きました。



箱をひとりに一つずつ渡し、それを異なるいろいろな角度から見てクロッキー ( 素描 ) を行った後、少し時間を取り、一つの方向から見て画用紙に鉛筆で描きます。
絵は形が取れることが良いと言うわけではありません。 しかし一方で “ 遠近法 ” や “ 明暗 ” などを理解し、使いこなすことで広がる世界も大きいと思われます。　
デッサン、物をよく観ることによってあらゆるものへの興味と理解が広がることを望みます。

杏の花

こちらは満開 ！　いやいやすでに少しずつ散りはじめました。　



昨日の “ 桜 ” にすごくよく似ているのですが、こちらは “ 杏 （ あんず ） ” の花だそうです。　桜より少しだけ早くに咲きます。
この木は高校の正門横にあって毎年綺麗な花を見せてくれるのですが、学校は今 《 春休み 》 期間中で生徒はお休み、終業式の頃にはまだ咲きはじめだったかもしれませんが、みなさん気付いてくれたかな ？ ( 気付かなかっただろうな・・・ )
“ 杏の花 ” の花ことばのひとつに 『 早すぎた恋 』 というのがあるのだそうです。 まさに。　

三分咲き

昨日は展覧会を見に上野まで足を伸ばしました。



有名な上野公園の桜、早いものは五分くらい、全体では三分咲きといったところでしょうか。
今日は春の雨にぬれてしっとり落ちついた佇まい。



公園内は花見の準備も整い、あとは満開を待つばかり。　
おそらく今週末は大いに盛り上がることでしょう。

３本のジュース

アトリエのこども教室での 『 新飲料水の開発 』 、昨日は日曜日コースの３人が挑戦しました。
こちらのクラスは低学年生が多いため、油を使った２色分割は行わずに、シンプルな綺麗で美味しいジュース作りを目指しました。



一番左は Ｋ Ｅ くんの 『 こどもジュース 』 という名のミックスジュース。　バナナ、桃、など様々な果物の色をどんどん混ぜ合わせたらこんなコーヒー牛乳のような色に。混ぜている時は非常に不安でしたが意外と綺麗に出来ちゃいました。　ラベルはこどもの顔です。 しかもなぜかいじめっ子の × × くん ？

中央は Ｒ Ｉ ちゃんの 『 リエピス 』 。名前からおわかりのように某有名飲料のピーチ味。　ラベルは桃をハートに見立ててデザインしたので桃のおつむに葉っぱがつきました。

右は Ｈ Ｉ ちゃんの 『 クローバー 』 。　四ッ葉だけからの厳選抽出 ？　飲んだら “ しあわせ ” 間違いなしのジュースです。 でもお味は青汁風 ？

今回のデザインではラベルを半透明なプラスチック素材に変えたことで中身の色をより活かすことができました。
　
どうです、みなさん、「１本行っとく？」

宇宙家族 ？

アトリエのこども教室、 『 扉を開けたら 』 の課題を少し遅れて完成させたのは Ｓ Ｏ くん。　



部屋の中にはどこの家庭にもあるようなテーブルとドア、テーブルの下にはクロネコくん。　

扉をあけると ・・・
パタン ！



そこには壮大な宇宙空間が ・・・　
ここは宇宙ステーションの中 ？ 　きっと将来はこんな景色があたりまえになってしまうのでしょうね。



Ｓ Ｏ くん、宇宙の部分は金網を絵具のついた歯ブラシでゴシゴシ。



“ スパッタリング ” と呼ばれる技法で細かく輝く星々を表現してみました。

透明迷路

アトリエのこども教室課題、進行の早い生徒さんは 『 透明迷路 』 作りに入りました。
“ 迷路 ” 作り自体は過去にも何回か取り上げているので、今回はプラスチック板やアクリルの細棒を使い、透明で綺麗な迷路を目指してみました。
本日アップしたのは Ｎ ・ Ｏ くんの作品。



少し市販のシールなども貼ってしまいましたが、クリアでなかなか綺麗。 青い部分の目隠しがちょっと多すぎて透けた感が弱いのは残念ですが、その分難しくなりました。 （ もちろん、透明なのでどうしても行き詰った時は裏から見れます。 ）　



さらに “ 偽 ” の地図までセットして完成です。

海にかかる虹

昨日の関東地方は “ 春一番 ” の吹く大荒れの天気。 晴れたり曇ったり、雨が混じったりの忙しい空模様でした。
そんな中、たまたま所用で湯河原まで車を走らせた帰り道 ・・・



素敵な “ 虹 ” に出逢うことが出来ました。
しかも “ 海にかかる虹 ” 。
規模はそう大きくないのですが、その分はっきりとしており、私の簡単なデジカメでもなんとか撮影することが出来ました。



“ 虹 ” は大気中の水の粒などに光が当たり屈折して出来るもの ・・・ と理屈では解っているもののやっぱり不思議。純粋に綺麗。　よく見るととても繊細で透き通っており、風で微妙に揺ら揺らしているような ・・・ 。
いままで絵やイラストとして虹を描く時はわざとらしく結構べったりと塗っちゃっていたのですが、深く強く反省。　
あー、これが描けたら ・・・ 。

蝶の習作

本日アップしたのはアトリエ一般コースの Ｔ・Ｓ さんの作品から “ 蝶の習作 ” です。　
Ｔ・Ｓ さんは今、30号のアクリル画を描いていますが、その一部に組み込む “ 蝶 ” の部分を別の小さなキャンバスに描きました。　わざわざ練習したのは、 “ 蝶 ” の羽根の下地として、 『 金箔 』 を使ってみようとなった為。 Ｔ・Ｓ さん金箔初挑戦です。



今回は下地にある程度色彩を置いた後、金箔を貼り、その上から湿った布で少し金箔を取って下地を見せ、さらに加筆して仕上げることにしました。　如何でしょう、蝶の鱗粉の感じが少し出たでしょうか ？
Ｔ・Ｓ さん、これから本番に挑戦です。

窓のある扉

アトリエのこども教室での 『 扉を開けたら 』 の課題のご紹介。　
扉を３つも描いてくれたのは Ｈ Ｉ ちゃん。



しかもそれぞれに窓のついた扉です。
どれどれ ・・・



なんか中にいるぞ。
ハートの窓の扉の中にいるのは ・・・

パタン



おお、かわいいウサギさんの登場です。
と言うことは ・・・

パタン



こちらはねこさんの家、なんかおやじ猫になっちゃっいました。

そして　一番大きい木の扉は ・・・

バタン



熊さんの家でした。

せーの ！

パタ、パタン



動物マンションのできあがり ～ ！