ブタに・・・

こども教室の課題　『 扉を開けたら 』 、今日の作品はアトリエ最年少の Ｋ くん。



小さな手で頑張っております。



扉は大胆な色彩のやたら細長い扉と やや？ 歪んだ大きな扉です。　
扉の形の切断はカッタ―作業のため私がやっていますが、できるだけ本人の描いたとおりに切りました。
大人はすぐに 「 きれいに 」 「 正確に 」を求めてしまいますが、私的にはこの自然な歪みがたまらない ・・・

パタン ！



細い扉にはその形に合わせるかのように “ 細長い剣 ” が登場。
もう一方は ？

パタン ！



おおきな “ ブタさん ” だー！ 。
“ ブタ に 剣 ”　何か深い意味があるのかな ？？？

扉の中に

こども教室の今回のお絵描き課題は 『 扉を開けたら ・・・ 』 。　扉を想定し、それを開けたらどんな風景があるのか、何があるのかを自由な発想で描いてもらっています。



今日のアップは Ｒ ちゃん。



どーんとまずは画面いっぱいに大きな扉が登場。
さて、中には ？

ぎぎぎぎー ・・・ ！ ？



開けると中には色とりどりの “ お花畑 ” が広がっていました。
この中央のハートは ？

パタン ！



おっと、ハートの扉が開いて中からかわいいクロネコさんが登場 ！

なんと、二重の扉のつくりだったんですね。
ごきげんな作品の完成です。

睦遊会展終了

横浜の画廊 『 楽 』 さんで開催されていました “ 第12回 睦遊会展 ” が、日曜日に終了致しました。



春というのにまだ寒さの残る中、足をお運び頂きました皆様、ありがとうございました。
厚く御礼申し上げます。


今日であの震災から三年。　もう三年なのか、まだ三年なのか・・・　

飲んだら神になる・・・

昨日に続きましてこども教室の新しいジュース開発、今日のアップは Ｎ ・ Ｏ 研究員。





おお、今日のは何かさわやかそう。　振ってみると



炭酸？　まあ、これはアリでしょ。　ラベルをつけて



その名も 『 ＧＯＤ（ 神 ） が作ったジュース 』 。　上段のブルーは “ 天空 ” を、下段のグリーンは “ 大地 ” をイメージしました。

しかし、キャッチコピーの “ 飲んだら神になる ” ってもしかして・・・ 。

新製品飲料水の開発

みなさん、近年は様々な飲みものが売られていますが、何か最近 パッ としたものがないな ぁ ～　なんて思っていないですか ？
そこで、我がアトリエこども教室チームの面々に新しい飲料水を開発してもらいました。



まず、挑戦したのは Ｔ ・ Ｔ 研究員。　イメージがまとまったら、様々な絵具を溶かして色を研究、ペットボトルに入れれば・・・



出来ました ！　上下２段に分かれた新型ジュース。
水と油が混ざらない性質を使い、上の段は油絵具を溶油で薄めたもの、下の段は水性の絵具を水で溶かして色をつくりました。　なになに、ちょっと毒々しい ・・・ ！？　（ 実は混ぜるともっと・・・　とても公開できません　・・・　）



なんの、手描きのラベルを貼れば　『 〝ふる〟 みかん ぶどう ジュース 』 の完成です！

オジャガ と テビチ

昨日横浜は生憎の雨模様でしたが、短時間ではありましたが 『 野毛山動物園 』 に行って来ました。　もちろん、 “ ツガルさん ” の取材もあったのですが、悲しいお別れも・・・

先月末、野毛山では訃報が相次ぎました。
２月２１日にアミメキリンの “ テビチ ” が・・・
同２３日にジャガーの “ オジャガ ” が・・・ 相次いで天国へと旅立ってしまったのです。
野毛山でも人気の２頭の死はとても寂しいものがあります。

　園の入口近くの献花台には多くの花束が・・・

“ テビチ ” は昨年亡くなった奥さんの “ マリン ” との間に７頭の子供を儲けたお父さんキリン。 “ マリン ” の後を追うように・・・。



“ オジャガ ” は野毛山生まれの黒ジャガー、こどもの頃の事故で三本足に。　それでも元気に生き続ける姿に多くのファンを持つ１頭。 昨年途中から高齢の為、非展示となってしまい、心配していましたが・・・。

ご冥福をお祈りします。

卒業式でした。

昨日は私が講師をしております高等学校の卒業式でした。



約80名の卒業生が社会へと旅立って行きました。
私が出来るのは卒業生に贈るカレンダー作りくらい・・・。



これからの皆さんの活躍をお祈り申し上げます。

雛祭りに寄せて

今日は雛祭り。　アトリエの一般コースに在籍する Ｃ ・ Ｆ さんがこの日に合わせた課題を制作しました。 しかも２点も頑張っちゃいました。

まず、１点目は日本画作品。　和紙ではなく、絹地に描く “ 絹本 （ けんぽん ） ” で制作しました。



絹は和紙よりも絵具を暈したりすることに優れ、繊細な表現が可能です。　しかし、厚塗りや荒い表現には向きませんので、技術的には難しいところもあります。
また、このふたりが並ぶお雛様の絵画形式はよく見られるもので、定番の形の中に作者それぞれが自由に着物の意匠をこらし、制作します。　私も学生時代に絹本制作の実習課題として取り組んだことがある懐かしい課題です。

もう１点は、



かわいい 『 貝雛 』 です。こちらは絵ではなく、貝殻の上にちりめんの布を貼り合わせて楽しく作りました。　お孫さんへプレゼントするそうです。　
皆様、楽しい雛祭りをお過ごしください。

第12回 睦遊会展

二月は短い！　短すぎ！！　ドタバタと忙しい中に過ぎ去って早くも三月を迎えました。

展覧会のご案内です。 私も出品します日本画作家のグループ展、 『 第12回 睦遊会 』 が明日、月曜日から横浜のギャラリー “ 画廊 楽Ⅰ ” さんで始まります。　



この 『 睦遊会 』 展は名のとおり例年は一月の開催でしたが、ことしは三月となりました。　私は例によつて “ ツガルさん ” のシリーズから 50号の新作と小品1点を出展します。

新年度の準備等でお忙しいことと思いますが、お近くにお出かけのことがございましたら、宜しくお願い申し上げます。

『 第12回 睦遊会 』
2014年 3月3日(月) ～ 3月9日(日) 11:00 ～ 18:00
(初日13:00より、最終日16:00まで)

画廊　楽Ⅰ
横浜市中区翁町1-3 小原ビル二階