かっつん・あわー ~小さなアトリエにようこそ~

ヨコハマにある小さな絵画教室『あとりえカツヤマ』での生徒さんの作品や制作風景、自身の作品などを紹介しています。

つるし雛 はな ②

2016-02-28 06:21:47 | アトリエ
昨日の “ はな ” 作り、生徒さんの作品です。



布に円形に接着剤 “ さいほう上手 ” を塗っているところ。
とてもやりやすいようです。



高学年生は、針を使った仕事も自分たちで



完成作。 異なる時間帯の2名でしたが、偶然同じ色の布を選びました。

コメント (2)
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つるし雛 はな

2016-02-26 01:34:51 | アトリエ
アトリエのこども教室での女の子たちの 『 つるし雛 』 作り。
あまりオリジナルなものばかりだとやっぱり “ らしく ” なくなってしまうので、
今日は伝統的なものを本やネットで色々調べてみて、これなら小学生でも
作れそうというものを若干アレンジを加えて作ってみました。 
ちょっと長いですが、まずはご覧あれ。



まずは円形に厚紙をカット、原型とします。



好きな布の上を原型の2倍くらいにカット、その上に乗せます。(2枚の布でも可) 
今回はおもて面に必ず乗せてください。
円形の横に小さな厚紙を乗せていることにご注目。
次の接着剤がつかない部分となります。



接着剤を型のまわりに塗ります。 最近新しく出た “ さいほう上手 ” を
使ってみました。
原型は内部に接着剤が付かなくする意味もあります。

 

半分に折りたたんで 布の上に置き、さらに布を被せて作品をサンドしたら



アイロンでジュジュっと20秒 布を接着します。
ここは本来ならば “ 手縫い ” の部分。 伝統的な製法ならば当然そちらです
が、そこは小学生。極力危険で時間のかかる縫う部分は少なくしたいと今回は
接着剤を試してみました。
これを邪道と言うか革新的と言うか ・・・



熱が退いたら余分な布をカット。場所が判らない場合は無理して切らなくても
なんとかなります。



布を接着していない部分から裏返して表にします。



こんな感じ。 ここは本来綺麗な円形になって欲しい部分ですが、
手縫いではないのでそこまで厳密には ・・・ 
でも今回はこれでもなんとか大丈夫。



空いた口から “ 綿 ” を詰めます。 少しパンパン気味に。
空いた口は縫って塞ぎます。 ここはさすがに手縫いで。



丸くなったら、布の色に合いそうな好きな色の糸を使い、中央の真下から
針を刺して真上に通します。



これを本体を分割するように繰り返します。 この時、少し形も修正できます。
最後にビーズをひとつ入れれば ・・・



『 はな 』 の完成です。 ちょっと歪んだけれどこのくらいなら OK かな ?

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つるし雛 ハート

2016-02-25 01:19:07 | アトリエ
アトリエのこども教室、女の子たちの 『 つるし雛 』 づくり、今日はハート♡ です。
って、ハートも普通 『 つるし雛 』 の飾りにはないじゃん。
いーんです。 低学年生には難しい針仕事はまだできませんし、何よりもみんな
ハートは大好きでしょ。( 開き直り )
例によって制作中は写真を撮る余裕はないので、試作の時のもので解説です。

 

まずは厚紙にハートを描いてもらい、それをはさみで切断。
原型をつくります。



好きな “ ちりめん ” の布を選び、ハートよりもやや大きく切断し、
裏向きに広げてその上にハートを乗せます。 この時は “ 菱餅 ” と違い、
ボンドはまだつけません。
きれいに貼れるように布の “ のりしろ ” となる部分にカッタ―やはさみで
切り込みを入れておきます。
曲線をきれいに出すためのひと手間です。

 

ボンドを厚紙の縁につけ、布を折り曲げます。
この時、一部貼らないで残しておくのがポイント。



貼り終わって表にしたところ。



貼らないでおいた場所から “ 綿 ” をつめて行きます。 
詰め終わったら穴を塞ぎ、裏面に同じ大きさの布を貼れば ・・・



ぷっくりハートのできあがり。
一般的には原型は中に入れずに二枚の布を縫い合わせるのが良いのでしようが、
小学生ではどうしても形が崩れやすく、折角作ったのに何だかわからない ・・・
なんてことが良くあります。
厚紙を使えば、片面しか膨らみませんが、自分で描いた形が残ります。
生徒さんの作品です。



みんなそれぞれ。 色々なハートができました。
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つるし雛 菱餅つくり

2016-02-24 07:52:38 | アトリエ
アトリエこども教室の女の子たちは 『 ひなまつり 』 を前に “ つるし雛 ”
作りをしています。
今日は “ 菱餅 ” 作りをアップ。
つるし雛に “ 菱餅 ” なんて飾る ? と突っ込まれてしまいそうですが、
『 ひなまつり 』 と関係があり、作業も簡単で低学年でも作れ、布を切ったり
貼ったりの練習にもなるので、ここでは必ず作ってしまいます。



まず、芯になるのは “ スチレンボード ” 、薄い板状の発泡の表面に紙が
貼り付けてあるものです。
厚みがあるので工作では何かと重宝します。 今回は厚さ 5mm のものを使用。
ちょっと側面が貼り難いですが、ダンボールなどでも応用できると思います。



芯に貼る布の方はつるし雛の定番 “ ちりめん ” の布です。
ちょっと高価になってしまいますが、やはり肌合いが違います。
予め概ねの大きさに合わせてカットしておきました。



芯に布をボンドで貼り付けて行きます。 ボンドを多く付け過ぎると
表面にまで染みだして折角の布がカピカピになるので注意です。
大きすぎる布は上手に折りたためるようにはさみでカットします。



こんな感じに裏側に回り込むように貼り付けます。
側面を丁寧に貼ることが美しく見えるコツです。



三つそれぞれの布が貼れたら、お互いを重ねて接着。



完成です。
単純なようですが、綺麗に作ろうとするとなかなか大変ですよ。
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ネコの日

2016-02-23 05:11:13 | 動物・植物
昨日は にゃん、にゃん、にゃん でネコの日だったんですね。
さて、ウチの “ ぼう ” は?

いました。いました。 何かちょろっとはみ出しています。



そぉーと覗くと



「 ちょっと、邪魔しないでよ ~ 」
冬場は日の当たる窓辺での日向ぼっこが一番ですね。

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“ ひなまつり ” に向けて

2016-02-21 04:55:46 | アトリエ
アトリエのこども教室、女の子たちは “ ひなまつり ” に向けての課題に入って
います。 今年は “ つるし雛 ” で。 
“ つるし雛 ” はたくさんの小さな小物を飾ると楽しいので、ちょっと大急ぎです。
色々工夫して作っていますが、なかなか手間がかかり大変です。
今日のアップは小さなお雛様。



厚紙を切ってそれに自分の好みの “ ちりめん ” を貼り付けて服を作ります。



丁寧に作業するとそれだけ綺麗なものができますね。



顔は小さな発泡スチロールの楕円形に肌色の “ ちりめん ” を巻いて作ります。
顔の表面に皺が入らないように ・・・ 。

それらを合体させて



だいぶお雛様らしくなって来ました。
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ベストをつくせ !

2016-02-13 06:56:23 | 高等学校
2月に入り、受験シーズンもたけなわですね。
私が講師を務めます高等学校でも今週に入学試験が行われます。

そこで、 “ プランター ・ アート ” も美術部さんの手を借りて 受験生
向けに新しく描きかえました。



白い地塗りの上に下書きをし、アクリル絵具で文字を彩色して行きます。
今回は文字だけで構成します。



文字ははっきり読めるようにしたいので、( 前回の反省もあり )
パソコンで打ちだした文字を拡大して使いました。
文字数が多いので一部重ねて、右上がりにしたのは運気があがる
ようにとの美術部さんのアイデアです。
白地に明るい暖色系は綺麗ですが読みにくいので、最終的には



こんな感じに。 背景には燃えるような情熱の赤、はじめは全体を
赤にする予定でしたが、ちょっと単調になりそうでしたので、白線を
残してみました。

このプランター ・ アートは校舎に入る前に一瞬目に入る程度のもの。 
緊張している受験生の眼には全く映らないかもしれませんが、
気持ちだけも ・・・。
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日本画女流展 会場

2016-02-12 02:31:24 | 展覧会
昨日は祭日で学校がお休みだったので、現在 横浜 ・ 関内の “ 画廊 楽Ⅰ ”
さんで開催中の 『 日本画 × 墨彩女流展 』を見て来ました。



この会は画廊さんのセレクトしました女性の日本画家6名によるグループ展です。
今回はわざと団体や流派? の異なる人選となっている為、 「 ひと口に “ 日本画 ”
と言ってもいろいろあるのねぇ 」 と思えるような変化のある展示となっています。





2 月 14 日 ( 日 ) までの開催です。 是非。
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誕生日には花を

2016-02-09 05:02:16 | アトリエ
こども教室に来ている YN ちゃん、たまたま教室の日がお母さんの誕生日。
そこでちょっと予定を変更して急遽簡単なプレゼントを



ちょうど素焼きのカップが焼き上がっていたので、それに折り紙の花を添えました。
お誕生日おめでとうございます。

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日本画 × 墨彩 女流展

2016-02-07 06:10:16 | 展覧会
展覧会のご案内です。
『 日本画 × 墨彩 女流展 』 が明日 2月 8日 ( 月 ) から始まります。



女流展ですから、私は当然出しておりません。 ( しばしば名前の関係で間違え
られることも多いですが ・・・ )
この展覧会は画廊セレクトの日本画、墨彩画家6名による新しく企画された展覧
会で、私の妻 ( 折居 ) も出品しています。
場所は横浜、関内の 『 画廊 楽Ⅰ 』 。 先日 『 睦遊会展 』 でもご紹介しま
したギャラリーです。



お近くにお出かけになりますことがありましたら、是非お願いします。

『 日本画 × 墨彩 女流展 』
2016年 2月 8日 ( 月 ) から 2月 14日( 日 )
11:00 ~ 18:00 ( 初日 13:00 より 最終日 16:00 まで )
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