来年の干支課題

大晦日を迎えました。本年中は大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、アトリエのこども教室、今年最後に制作していた課題は来年の干支を
テーマとした課題です。



まずはプラスチック製のコップに穴を開けます。キリと千枚通しを使いました。
低学年の分はこちらで。

　　

穴にアイロンビーズを埋め込み、取れないようにボンドで固定。乾燥させます。
中に通す針金が動きやすいようにするためです。



上からフェルトの布を巻きます。　
紙粘土等を貼りつけてもかまいませんが、試作でこちらの方が綺麗だったので・・・。

　　　　

底（作品では上になります）の部分に磁石を取り付け、きれいに整たら
胴体がほぼ完成。

他の部分は紙粘土で作りました。



頭、両手、尻尾をそれぞれのデザインで。
壊れにくく、胴体に取り付けやすいよう、やや太めに作るように心がけました。



乾いたら、一つ一つを丁寧に絵具で彩色。
最初に選んだ胴体のフェルトに合わせた色にします。



もうお解りですね。
後は組み立てを待つばかり。完成作は明日、新年一回目で。

一般コース 木版画

久しぶりにアトリエの一般教室より
一般コースの生徒さんは通常は各々で油画、アクリル画、水彩画などを
描いていますが、年末の期間に一部の生徒さんは



木版画で年賀状を制作しています。
年賀状ですからサイズは小さめですが、２～３版の多色刷り版画。
近年はSNSの普及などで年賀状を出す人も少なくなり、まして手作りの
作品はめっきり・・・
それだけに貴重なことだと思うのですが。

切断してみたら ④ クリームパンとチョコパン

アトリエのこども教室での日々のスケッチ課題は切断したものシリーズ。
果物類が続いたので、ちょっと目先を変えて



パンにしてみました。

　　

選んだのはクリームパンとチョコパンです。
丸いタイプのもの。

　　

描いてもらって気づきましたが、皆さん本体の部分は上手に描けますが、
具材の上にできる空洞の部分が難しい。
実際はかなり暗いのですが、あえて明るめに描いた方がイラストとしては
美味しそうに見えるようです。勉強になりました。

　　

この次の週にシュークリームを描いて “ 切断してみたら ” のシリーズは一旦終了。
さて新年は何を描こうかな。

切断してみたら ③ トマトそしてイチゴ

アトリエのこども教室は昨日が今年最後の授業日。
ラストは皆で簡単なクリスマスパーティーを行い、楽しく一年を締めました。

さて制作課題の方、１２月はなかなかに忙しくてアップが滞っていたので、少しまとめて。
お教室の始まる時に描いている『 日々のスケッチ 』 課題は、切断して中を観察しながら
描くシリーズ。　まずは、

　　

トマトです。中玉のトマトとそれを縦に切ったもの。

　　

　　

さらにその翌週は



イチゴを描きました。

　　

赤いモチーフが続いてしまいましたね。

　　

学校のツリー

メリークリスマスです。
今年も学校のエントランスにお手製のツリーを飾りました。



段ボールのもみの木に生徒たちが作ってくれた新聞紙のオーナメントを
飾りました。
簡単なつくりのものですが、それでもアルと気分が違うものです。

今年のリース

クリスマスイブです。
アトリエのこども教室でのクリスマス課題、昨年はツリーだったので、
今年はリース作りでした。

　　

リースに飾るオーナメント、はじめにクリスマスをテーマにイラストをたくさん描いてもらい、

　　

それらをヒントに軽量の粘土で作りました。

　　

難しい星形などはお菓子用のくりぬきも使って。

　　

アクリル絵具で自由に彩色したら

　　

場所を決めて貼りつけます。
今回リース本体はお時間の関係もあって、市販のものを使いました。

　　

完成です！
全員分ではないのですが（カメラの電池がきれた・・・涙）ご覧ください。

　　

　　

　　

切断してみたら ② キウイ

アトリエのこども教室、『 日々のスケッチ課題 』 最近のテーマは
あるモチーフの本体とその切断面を比べながら描いています。
その第二弾、先月末のお題は

　　　

『 キウイ 』 でした。

　　　

キウイは外形からは想像できないようなきれいな切断面を持っていますね。

　　　

　　　

今回は縦割りでしたが、横に切ってもきれいです。

　　　

　　　

　　　

　　　

たくさんのキウイができました。

パズル作り ①

アトリエのこども教室、冬のメイン課題は 『 パズル作り 』 です。
各自好きな下絵を描き、それを板に転写、

　　　

糸ノコで切断してパズルにしています。 なかなかにたいへん。

絵の形に合わせて切る人と、

　　　

絵とは関係なく、全体を切るタイプ、どちらでもよいことにしました。

現在ほとんどの人が、切断し終わり、彩色に入っているのですが、
この年末、カレンダー作りやクリスマス課題、干支の制作と季節ものの課題が
優先となり、現在ストップ状態。完成は年をまたいでしまいそうです。

切断してみたら ① みかん

アトリエの子供教室での 『 毎日のスケッチ 』 課題、
前回のお題は似ているものを並べて比べながら描きましたが、
今回のシリーズは

　　

ひとつのモチーフのそのままと、それを切った時に見える
“ 断面の形 ” を観察して描いてもらいました。

　　

その一回目のモチーフは 『 みかん 』 です。

　　

物体は外から見た形だけでなく、その内部の構造を知ることで、
より深く理解できると思いますし、

　　

何よりも単純に切断面は面白く、美しい造形が見られます。。



興味を持って描いてくれるといいな

DEAD END [ salt ] さんにて

昨日の “ はにわ作り ” の続きです。
今回の野焼きを行っていただいたのは、横須賀にありますDEAD END [ salt ] さん。
お住まいのある山の野外空間を使い、個展、ダンス、花いけライブなど数々の
アートを発信されています。
（しまった会場全体を撮影しておけばよかった・・・）
その主催する「はにわ CLUB 野焼き始めました」の第２回にちゃっかり参加させて
頂いた訳です。



山の斜面の平地に円形に組まれたたき火。

　　

まずは遠巻きに作品を並べ、少しずつ暖めて行きます。
十分に乾燥させてあると言っても、そのまま投入はできません。
爆発してしまいますよ。



徐々に炎に近づけて行きます。



あちちっ。



完全の炎のなかに。
「ぼんっ！」　残念、割れてしまったものがあるようです。
粘土を厚めに作ったために乾燥のあまいものや、粘土の中に空気の残って
しまったものはどうしても割れてしまいます。



作品が全部入ったところで最大火力に。

　　

あとは自然に焼き切ります。



だいぶ収まってきました。

私はここまでで失礼させていただきましたが、実はこの後も長い・・・
焼きものは急激に冷ますことができないので、一晩かけてゆっくり冷まします。

焼き上がった作品は冷めてからの掘り出し。楽しみ（不安も・・・）です。

DEAD END [ salt ] さん、お世話になりました。
どうもありがとうございました。