かっつん・あわー ~小さなアトリエにようこそ~

ヨコハマにある小さな絵画教室『あとりえカツヤマ』での生徒さんの作品や制作風景、自身の作品などを紹介しています。

ダンボールで動物を作ろう ①

2010-08-31 05:14:11 | アトリエ

夏休みもいよいよ終わりですね。 アトリエでの夏のこども教室もいよいよラスト課題、土・日曜日を使って『ダンボール工作』を行いました。

このダンボールを使った課題は毎年この時期に取り入れており、“昆虫”“恐竜”に続く今回のテーマは“動物”。 “動物”は曲線的な部分が多く、なかなか大変そうですが、頑張ってチャレンジしてみることにしました。

ダンボールは厚く、小学生たちにとっては扱いにくい素材です。とくにこの課題では箱をただ積み重ねるのではなく、ダンボールを切ったり、折り曲げたり工夫して形を作るようにしているのでなおさらです。 今回の参加は小学2年生ばかりだったため、危険なカッターはこちらで行いましたが、他は各自に頑張ってもらいました。

 

上のアップはYUちゃんの『虎』、1日しか時間が取れなかった為、彩色までは出来ませんでしたが、少し延長してここまで組み立てました。

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ポーラの日本画

2010-08-29 05:40:10 | 展覧会

かまぼこ板絵の展覧会への搬入を無事終えることができましたが、いくら日帰りとはいえ、小田原まで来て、そのまま帰るのではちょっと・・・

車は“箱根”の山道をトロトロと登ります。

たどりついたのは、

森の中に囲まれたひとつの美術館。 『ポーラ美術館』です。

『ポーラ美術館』は箱根の仙石原に近い山の中にある美術館ですが、さすが化粧品メーカーの作った美術館、建物も内装もおしゃれで綺麗!

早速、レストランにて遅い昼食を (あれっ、作品は?)

 

おお、なんかリゾートっぽくなって来たぞ。

一息入れた後(パワーを回復したのだよ)、いよいよ展示コーナーへ 

このポーラ美術館は化粧品メーカーである『ポーラ』さんが収集された内外の作品を中心に展示されていますが、今回はその中でも“日本画”の収集作品を特集。現在はその2期展です。(1期展6/8までは見逃してしまいました。)

 

その作品群は、横山大観に始まって、安田鞆彦、小林古径など明治の日本画を支えた作家たち、昭和に入って東山魁夷、高山辰夫、杉山寧の日展三山、さらに横山操から昨年惜しくも亡くなられました平山郁夫までと、日本画の近代史の中で中心となって活躍された作家がずらり、次々と登場し見応え十分。 一作ごとに「オオッ」とか「ウーッ」とか唸りながら(もちろん心の中でです)見てまいりました。 なかでも、日展を中心に活躍された杉山寧の作品の収集には力を入れられたようで、多くの作品がありました。

この展示は9/5までの開催です。 お早目に。

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搬入旅行

2010-08-28 05:01:36 | ちいさな旅

昨日はこの夏、最初で最後の旅!(今年はいろいろ忙しく、どこへもいかれなかった・・・)

と言いましても、向かったのは・・・

こちら、小田原にあります“かまぼこ”の老舗メーカー『鈴廣』さんです。

って、大人の工場見学?

いえいえ、今回はこの『鈴廣』さんが主催する展覧会『かまぼこ板絵国際コンクール 小さな美術展』

 

への作品搬入です。

今回、『あとりえカツヤマ』生徒さんの出品作はこちら、

 

個々の作品紹介は後日改めてしたいと思いますが、今回は20点あまりの作品が集まり、無事、搬入を終えました。 結果が楽しみです。

ちなみにこの小田原の『鈴廣』本社がある辺りは同社によって“かまぼこの里”と銘打たれ、大型のみやげもの店やレストラン、そして今回搬入した“かまぼこ博物館”があります。 そして、この博物館の中には

 

かまぼこの歴史や科学が学べるコーナーやちょっとした工場での作業が見学できるコーナー、

 

手作りかまぼこ体験コーナー、そして、

 

いままでの『小さな美術展』の優秀作品を展示してあるコーナーなどがあります。お近くを通りました時はお立ち寄りになっては如何ですか。

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ろうけつ書道

2010-08-27 05:31:12 | アトリエ

なんだ・なんだ?

洗濯物?

実はこちら、ろうけつ染めのハンカチを乾しているところ、これらの作品は私の『あとりえカツヤマ』ではなく、母の『書道教室』の生徒さんのもの。 書道教室でも“夏休みには少しいつもと違うことを取り入れたい”とのことで、以前アトリエでも行った“ろうけつ染め”をお手伝いしました。

そのできあがりは・・・

うーん、さすが高学年生は達筆じゃのう。 ろうの着いた筆は動きが悪くてとても描きにくいと思いますがなかなか立派なものが出来ました。

こちらのかわいい2枚は・・・

 

低学年生のなかよし二人組、文字にあわせて絵も加えてみました。

今回のろうけつ染め、思ったよりも参加者が多く、やや発色が薄めになってしまったのが残念ですが、大きな失敗なく全員が無事完成、お手伝いを終え、こちらもほっとしています。

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飛び出す絵本を作ろう! ②

2010-08-26 02:12:55 | アトリエ

アトリエ夏のこども教室での『飛び出す絵本作り』、今日は制作した作品からいくつかのシーンを紹介します。

上の立派なヘラクレスオオカブトの表紙の絵本はA・Sくんの“昆虫図鑑”

中からは・・・

カブトムシがブーン、他にもバッタが飛び出したり、クワガタが動いたり、楽しい図鑑ができました。 文字を入れる時間までは取れかったので、お家で補筆してください。

こちらも昆虫をテーマとした物語、

 

RIくんのクワガタとカブトムシの決闘シーンです。2匹が左右からピコピコ。次のページでは勝ち誇ったクワガタがドーン!と登場。

 

Mくんが制作したのはカレー作り、袋の中には材料のニンジンやじゃがいもがどっさりです。この後、なべでカレーを作りますが、最後はなべからあるものが飛び出します。それは内緒。

こちらは“夏の思い出”の絵本から

 

Oさんは大きなシャワーのあるプールへ行きました。 シャワーと同時に女の子たちが水面から顔を出す仕掛けです。

 

Y・Hさんはおばあちゃんの畑で野菜の収穫をお手伝い。かごいっぱいの野菜を採りました。

今回の作品は完成後すぐに持ち帰りとなったため、他にも数々の名シーンがあったのですが、写真を撮り損ねてしまいました。残念。 しかし、みなさん短い時間の中、それぞれに楽しい作品が出来ました。

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飛び出す絵本を作ろう! ①

2010-08-25 07:31:18 | アトリエ

あとりえの夏のこども教室も第5弾となりました。今回は楽しい『飛び出す絵本』の制作です。上のアップはM・Hちゃん、“夏の思い出絵本”のワンシーン、とうもろこしをパクパク、くちがかわいく動きます。

さて、今回の教室は人数が少し多かったため、とても全員の作品、ページは載せられませんが、今日は作業している所を中心に何点かご紹介したいと思います。

こちらは今回の課題で用意したもの、紙は立体物でも折れ曲がらないよう、やや厚めの色紙“マーメイド紙”を使いました。

 

案がきまったら、早速はさみでそれぞれの形をカットして行きます。アップは今回の課題、最年少参加のM・Hちゃん、細かい部分も慎重に切り取れました。

 

複雑な仕掛けでは位置がとても重要なものもあります。 Y・Hちゃんは定規なども使って正確に形を描きました。

 

形が切断できたらのりづけです。でっかいスイカが飛び出すのはSOくん。

 

それぞれの仕掛けの動きに注意しながら部品を台紙に貼りつけて行きます。 『昆虫図鑑』を制作するのはA・Sくん。 くわがたのあごが左右に広がり動く仕掛けです。

 

貼りつけと同時に細かい部分や文字は色鉛筆やマジックで彩色します。 もーれつなスピードで描きまくるのはN・Oくん(すいません写真がブレただけです) でも、ここは主人公が敵を斧?で攻撃するシーン、この画像のように武器が上下に動かせるように作りました。

こちらはH・Oくん、ピラニアが水に落ちた動物に襲いかかっていきます。

 

絵が出来上がったら、いよいよ製本。重要な作業です。 RIくん、飛び出す仕掛けの部分が動くように注意しながら慎重に本を綴じて行きます。

 

本が綴じれたら、細かい補足を加え、サインを入れて完成です。 花火の表紙の絵本はOちゃん。この夏の楽しい思い出がつまった絵本が出来ました。

 

ジャーン!! 今回最年少参加のひとり、SOくんの“流れ星”も完成です。

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フェルトを使って 最終

2010-08-24 22:33:17 | アトリエ
フェルトで作るケーキの小物入れ。 箱の内と外はこんな感じです。 中は先に“フェルティングニードル”で作った“マカロン”と“ドーナッツ”入れにしました。
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フェルトを使って ③

2010-08-23 03:18:34 | アトリエ

アトリエ夏のこども教室での『フェルトを使ったケーキづくり』。 上のアップはM・Kちゃん、トッピングを接着し、上蓋を被せて完成です。(M・Kちゃん、ごめんなさい。忙しさに完成作品撮り損ねてしまいました。トホホ。)

他のみなさんの作品は?

 

オー! このあまりにかわいすぎるケーキはOくん、こんなのお店にあったら買っちゃうかも。

 

こちらはMIちゃん、ちょっと大人っぽいチョコレートケーキですね。スポンジの間のチョコクリームにもしっかりイチゴが入っています。

 

こちらはYUちゃん、前回制作したドーナッツもトッピングとしてのせてみました。

 

そして、最後は今回最年少参加のU・Kくんです。 車の形の板チョコがステキですね。名前はMIちゃんが手伝って作ってくれました。

(あー、写真を編集してたら、なんかケーキが食べたくなってきちゃいました・・・。)

みなさんちょっと制作に時間がかかってしまいましたがよく頑張りました。 さて、中には何を入れるのかな。

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フェルトを使って ②

2010-08-22 06:39:49 | アトリエ

昨日のアトリエ夏のこども教室は先週の『フェルトを使った工作』の続き、今度は“ケーキ作り”に挑戦してみました。 上のアップは用意したフェルトの布とトッピング素材の型や見本、みんなが必ず作りそうなイチゴなどは作る時の見本に様々なサイズと作り方を変えたものを用意してみました。 これなら準備万端と思いきや・・・

今回はケーキを中の空いた“小物入れ”としたため、まずは本体の箱の組み立てと内側の布の貼りつけからスタート、ここは構造上の大事な部分、慎重に、でも厚紙に布を貼るだけでも中々大変でした。 さらに、それぞれのトッピング素材作りに入ります。

 

ボンドで貼ったり、できる人は一部針で縫って仕上げるところも、皆それぞれに頑張りましたが、かなり時間はオーバーしてしまいました。 

はたして完成はいかに・・・?!        明日につづく。

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急須と湯呑

2010-08-21 06:01:01 | アトリエ
今日の作品のアップはアトリエ一般コースのEさんのデッサンから。 卓上で急須と湯呑を鉛筆で描きました。 とても基本的なシンプルな課題ですが、こういったものが一番難しい? 形体としては楕円が多くて形が捉えられずらく、色彩的にも単調で明暗の変化が掴みにくいのです。 そんな課題をEさん丁寧に描きあげてくれました。
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