かっつん・あわー ~小さなアトリエにようこそ~

ヨコハマにある小さな絵画教室『あとりえカツヤマ』での生徒さんの作品や制作風景、自身の作品などを紹介しています。

二匹のティラノサウルス

2009-08-31 06:47:15 | アトリエ

アトリエこども教室の夏休み工作『ダンボールで恐竜を作ろう!』で“ティラノサウルス”に果敢に挑戦してくれたのは、R・TくんとA・Sくんの小1コンビ。 “ティラノサウルス”は何といっても恐竜の王者、その貫録を出すのはたいへんです。また構造的にも立体的で二足歩行なためバランスを取るのが難しく、以前作った時には頭が重くなりすぎて倒れたり、しっぽを地面につける三点での接地になってしまったりしました。今回はその辺りを注意しながらの制作です。

上のアップ、雄叫びをあげる迫力あるティラノはR・Tくん。ダンボールを何重にも重ねて貼った足を使い、2本脚で立つことに成功。彩色は途中までしかできませんでしたが、立派なティラノが作れました。 下のアップ、長いティラノはA・Sくんの作品。こちらは足に箱型の構造物を使い、大きな足形の平面で体を支える作戦です。胴体との接着が時間内では乾燥しなかったため、本人に持ってもらっての撮影。乾燥後、しっかり立ちあがってくれるとうれしいのだけれど。 ふたりとも難しい課題をよく頑張りました。

さて、話は変わりますが今日で八月もおわり・・・このブログなんと今月は毎日更新できました!私にとってはすごいことだ! 誰もほめてくれそうにないので自分で  。

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ダンボールを使って

2009-08-30 05:26:45 | アトリエ

アトリエ夏休みこども教室の最後を飾る課題は“ダンボールを使った工作”です。 ダンボール工作は工作課題の定番のひとつですが、私のアトリエでは単純にダンボール箱を貼りつけて物を作るのではなく、一度平たい板にした(写真中にもある正方形がベースになります。)ものを「切る・折る・曲げる・組み込む・接着する」して作品にします。 ですから、低学年生にはちょっと難しいのですが、それでも皆さん、こうでもない、ああでもないと工夫して頑張っています。そう簡単にはいかないけれど、失敗することも大きな勉強です・・・とは言っても完成しなきゃ困りますけど・・・。

さて、今年は何を作っているかというと・・・

みんなが大好きな 『恐竜!』 写真は私の試作品の『プテラノドン』、“翼竜”は正式には空を飛ぶ爬虫類なので恐竜ではありませんが、恐竜時代の代表選手のひとりですので勝手にOKとしました。 この作品は全体的に平面的に単純化して作っているので比較的簡単なのですが・・・さぁ、みんなの完成はいかに・・・えっ、ティラノサウルスが作りたい・・・やっぱり・・・本日これからもうひと頑張りです。

PS: 今日は選挙ですね。私もアトリエに出る前に行ってきます。住みやすい社会になるとよいのだけれど・・・。

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好戦的な眼差し

2009-08-29 02:10:37 | 動物・植物
本日は久々に我家のペット“ちびくろくん”のご登場。 むりやり拉致されてご機嫌ななめのご様子を超どアップで。 “ちびくろくん”相変わらず私からは逃げてばかり(食事の時だけ愛想がいい)、私が帰宅するとスススーとどこかに消えていきます。・・・そこでたまにはとっ捕まえてグリグリ、「なにこのお腹、おまえまた太ったじゃん。」(人のことは全然言えないのだが)・・・するとますます私を遠ざけるようになる・・・ハハハ、悪循環な関係ですな。
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『のこのこ の だっそう』

2009-08-28 04:45:33 | アトリエ

昨日ご紹介しましたMIちゃんが制作しました“布絵本”『のこのこ の だっそう』です。余計なことかもしれませんが、画面が小さいので、若干ことばを入れさせていただきました。

 クサガメの“のこのこ”くん。今日もタライのお家でひとりぼっち。

 

 「外の世界はいいなぁ。」  

 

 ついに脱出決行! 「のこ・のこ・のこ。」

しかし、すぐにシロネコさんに発見されてしまいます。

「ハッ! アレはなに?」 

 

 ちょん、ちょん 「これはなんだニャー?」

「アッ たいへん!」 おでかけの準備中だったMIちゃん、バッグを持ったまま駆けつけます。

 

 「よかったね。のこのこくん。」

「ホッ・・助かった」

シロネコさんは?・・・すでに飛んできた“ちょうちょ”の方に夢中なようです。

めでたし。めでたし。

 

 おしまいだニャン。

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布絵本の制作

2009-08-27 04:28:20 | アトリエ

アトリエ夏休みこども教室もいよいよ大詰め、今回制作するのは『布絵本』。 この絵本は絵具やペンを使わずに、さまざまな布を貼りつけることによって絵や文を表現します。ですから、通常の印刷物とは全然違った、感触の楽しめる本、ほんとうの意味での“世界でひとつだけ”の本となります。 しかし、制作においては普段の絵本作りの構成の難しさに加えて、1ページを作るにも布を選んで、切って、貼って、結構手間がかかります。それを察してか今回の講座の参加者は・・・ひとり。 でも、MIちゃん、頑張りましたよ。

上のアップは表紙を制作するMIちゃん、ご覧のように文字も1文字1文字布を切って丁寧に貼りつけて作ります。ですから、文字はできるだけ少なめに、絵だけで内容が伝わるように考えましたが、これが中々難しい。 また、1ページに手間がかかるので、頁数も今回は4ページのみに絞りました。(私も試作してみたのですが、こちらはページ数を多くしてしまい、いまだ完成してません・・・とほほ)しかし、これも少ないページ数で内容をまとめなければならず、どんどん発想が膨らんで行くこどもには、かえって難しかったようです。

 

 最後は各ページを紐で綴じて完成! (今回の制作は成美堂出版から出ている『絵本をつくりたい!』を参考にしました。)

MIちゃんの作品のタイトルはご覧の『のこのこのだっそう』。 内容の公開は明日のこの時間をお楽しみに。

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フクロウの時計

2009-08-26 21:13:34 | アトリエ
『アルミ板を使った浮き出し彫刻による時計づくり』課題、最後の1点は生徒さんにまじって途中からいっしょに作った私の作品。少し遅れての完成です。 しかし、こうして見ると図柄といい、額といい、うーん、やっぱり ジミやなぁ。子供たちのエネルギーはすごいですね。
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時計と言えば『ビッグベン』

2009-08-25 03:17:35 | アトリエ
アトリエ夏休みこども教室での『アルミ板を使った時計作り』の紹介、もう一点はE君の作ってくれた『イギリスをテーマとした時計』です。 時計の部分にはもちろん、イギリスのシンボル、国会議事堂の時計塔“ビッグベン”を使い、他にイギリス国旗“ユニオン・ジャック”と『UK』『Newcastle』の文字が配されています。額も国旗の図柄からイメージして作りました。 しかしなぜ、そこまでイギリス?・・・ E君実はイギリス生まれ、ご両親(日本人)がイギリス在住の時に誕生しました。ですから人一倍英国への思い入れが強く、作品にもたびたび登場しています。 何か海外に故郷があるなんて不思議(すいませんあまり海外に縁がないもので・・・)。大きくなったら『故郷への旅』なんて素敵ですね。如何ですか。
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『太陽に向かって飛ぶセミ』

2009-08-24 05:29:15 | アトリエ
アトリエ夏休みこども教室、『アルミ板を使った時計づくり』で夏らしく“太陽とセミ”を表現してくれたのはR・Tくん。 まだ小学一年生ですが、粘って難しい“浮き出し彫刻”を完成させました。ギラギラ光る太陽の感じがよく出せていますね。 また、手作りの額もとても素敵です。色をバラバラに彩色したいと言うことで、こちらは内心どうなることか・・・と、でも、そんな心配をよそに、上手に決めてくれました。少し曲がった切り口も手作りの証明ですね。お疲れさま!
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『ドラゴンの時計』

2009-08-23 04:55:22 | アトリエ

早いもので八月も気がつけばあと少し・・・アトリエの夏休みこども教室もいよいよ後半戦に突入です。 本日(もう昨日ですが…)よりスタートしたのは『アルミ板を使った時計』の制作。 この作品は時計の文字板(?)にアルミの板を使い、その表面を“くぎ”などで叩いて絵や文字を描く“浮き出し彫刻”の技法を使い装飾します。 上のアップは試作品、写真が光って見難いですが、竜の持つ“珠”を時計に見立ててみました。 普通に絵を描くのとは違い、ひとつひとつの形をトントン叩き出すのはかなり根気が必要、小さい生徒さんには大変だと思いますが、さて、どんな作品が生まれますでしょうか、完成がとても楽しみです。

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『かもめのモビール』

2009-08-22 23:44:19 | アトリエ
こども教室で行ったモビールの制作、中学生のEさんにも挑戦してもらいました。 Eさんが作ってくれたのは『かもめ』をモチーフとしたもの。大きさの異なる数羽の“かもめ”と“雲”をくみあわせ、シンプルですが、きれいにかわいく風にゆれています。 窓の外が海岸だったら、すごく絵になるのにね。
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