高学年生の平面構成

一方高学年生は混色の課題は以前行なっているので、それぞれの
進行に合わせて課題を変えました。

　　

Ｋ Ａ ちゃんは同じデザインの服をトーンを変えて描いてみる課題。



Ｋ Ｏ ちゃんは

　　

無彩色・有彩色を変えて立体感を出す課題と、同じ色味で純色、清色、濁色を作る課題に
挑戦してみました。

絵具の混色

アトリエの子供教室での通常課題、粘土による造形が終わった生徒さんは
今度は平面作品。　デザイン的な色のお勉強をかねた制作です。
低学年生や初めての方は



お手製の型紙を使って



いくつかの図形を組み合わせて配置し、その中を絵具で彩色する単純なもの。



でも図形が重なった部分はその元の図形の色同士を混色して新しい色を作る
というルールを設けて混色の勉強としました。

　　

　　

様々な模様を作ったり、



具体的なモチーフをイメージしたりして描いてみました。

ばらの花

アトリエの子供教室、日々のスケッチ課題より、
本日のモチーフは 『 ばらの花 』 。



一般教室の生徒さんが自身の制作で使われたものをそのまま寄付してくださったので、
それを使わせて頂きました。



生もののため、丁度この日に居合わせた生徒さんだけでしたが、日頃から描きたい
と思ってもなかなか用意できないモチーフなので、貴重な時間となりました。

　　

フィギア作り ③

アトリエの子供教室での 『 フィギア作り 』 、女の子は一応 “ お雛さま風 ” という
縛りがありましたが、



男の子たちは始めからフリー課題です。



Ｍ Ｉ くんが作ったのは



新しいキャラクター



『 ミー太郎 』　です。
手にしているのは葉っぱの傘。



ちゃんと しっぽ もありますよ。
以後よろしくにゃ。

フィギア風ひな人形作り ②

さてさてアトリエの子供教室、メイン課題であったはずの 『 フィギア風 ひな人形 』 は
どうなったの ？？
編集がだいぶ遅れてしまいましたが、続編を ・・・
と言いましても、結論から申しますと中々制作が難しく、またコロナのバタバタで
お休みされた方もありましたため、制作はみなさんまちまちに ・・・
実際の ひな祭りに間に合ったのは１人だけでした （ 涙 ）。
結果、ひな人形らしくなかったことに救われた形で、途中からは普通のフィギア作り
となりました。

その流れは



まずはデザインに沿って人物の形に針金で芯を作ります。
針金は小学生でも扱いやすい、やわらかいものを使いました。

　　　　

それに粘土を貼りつけて、肉体を作っていきます。
今回の粘土は 『 フィギモクレイ 』 、フィギア制作用の粘土だそうです。

　　

一度乾燥させた後、彫刻刀やヤスリを使って形を整えました。

　　

髪型や服装、持ち物などは別作り。
薄く伸ばせるのも、この粘土の特徴です。

　　

さらに乾燥後、絵具で彩色。
細かい部品は別々に彩色してから、接着剤で固定させます。
台座にセットすれば 完成です。

　　

Ｙ Ｎ ちゃんの作品。彼女らしい大胆な造形ですね。

　　

Ａ Ｉ ちゃんの作品はおっとりした和風人形。　さすが “ 鬼滅 ” ファン。

Ｋ Ａ ちゃんの作品は ・・・

　　

長い金の髪、手にしているのは “ フライパン ” 、肩に “ カメレオン ” と言えば



そう、 “ ラプンツェル ” 風に制作しました。

ジャガイモを描く

アトリエの子供教室の日々のスケッチ、低学年生たちのスケッチのモチーフは

　　

“ ジャガイモ ” です。

　　



パプリカは難しいかなと思ってジャガイモにしましたが、これなら何でも
描けそうですね。

パプリカ

こども教室の日々のスケッチ課題から
本日のモチーフは

　　

“ パプリカ ” でした。
以前 “ ピーマン ” を出題した時は、味を想像してにが～い顔をしていた生徒さんたちも、
そのカラフルな色合いからか、歌の影響か今回はすんなり。
　
　　

メイン課題の制作前の短時間ですが、さらっと色鉛筆で描きました。

　　

　　

　　

湖の古城

毎日の話題がコロナ１色に染まり、社会が人々が目に見えないウイルスを相手に
不安の中にあります。
美術系の展覧会やイベントも次々と取りやめとなり、今はやむを得ない、我慢の時なのでしょう。
そんな中、『 アトリエ カツヤマ 』 のお教室は換気等に注意を払いながらの開講、
来られる生徒さんには、いつも通りの制作ができるようにしています。

今日の一枚。



一般コース、Ｋ Ｔ さんの油彩画です。
写実主義の画家 クールベ の描いた 『 シヨン城 』 、レマン湖に建つ古城をモチーフにした作品を
模写してみました。
画面の比率等が実物とは違うので、少し印象が異なりますが、城を取り巻く大気を意識して
丁寧に制作に取り組みました。

今のこの状況、美術にできることは限られているのかもしれませんが、せめて素敵な作品を見たり、
生徒さんが集中して楽しめる時間を作ることが出来ればと思います。

ハマグリの貝殻

先日のこども教室、低学年生の 『 貝雛 』 作りで活躍した “ ハマグリ ” の貝殻、
そのままでもたいへん綺麗なので、日々のスケッチにも使わせてもらいました。

　　

もちろん “ 生 ” のままとは行かないので、中を頂いたあとの貝殻を
接着剤で固定させたものを使いました。

　　

それでも自然物を描く機会はどうしても少ないので、貴重な時間です。

　　

真横からみたり、開いた貝殻も描いたり、

　　

それぞれに楽しみました。

卒業式には・・・

昨日３日は私が講師で伺っている高等学校の卒業式でした。
しかし今年は特別。
新型コロナウイルス感染の影響下で卒業生徒と教員のみの卒業式。
ご父兄の方々、在校生、そして我々講師も参列は叶いませんでした。

美術講師にできることといえば、いつもの・・・



生徒さんが作った版画作品を編集して



カレンダー仕立てにしました。 表紙の４月は担任の先生から。
ささやかな卒業記念品です。