かっつん・あわー ~小さなアトリエにようこそ~

ヨコハマにある小さな絵画教室『あとりえカツヤマ』での生徒さんの作品や制作風景、自身の作品などを紹介しています。

KISARAGI展

2009-01-31 03:02:48 | アトリエ

久し振りに展覧会のご案内をひとつ。今度は私も参加するグループ展で、横浜の関内にあります画廊、『楽(らく)』さんの企画で行われる日本画の展覧会です。出品者は私以外は“ハマ展”などの多方面ですでにご活躍の作家さんたちと聞いています。(今回は画廊さんの繋がりの方々なので、私の知っている方は2、3名だけなのです。) 13名と多人数の展示となりますので、私は小さな作品を2点くらい出す予定でいます。(まだ制作途中です…) もしも期間中、お近くに来られるようなことがございましたら、是非お立ち寄りください。

『KISARAGI展』 2009.2.9 (月)  - 2.15 (日)  11:00 - 18:00 (但し、初日は13時より、最終日は16時まで) 私が会場に行ける日は申し訳ありませんが、まだ決まっておりません。

画廊 『楽』 横浜市中区扇町1-3 JR関内駅南口より徒歩3分 045-681-7255

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かっつんさんぽ

2009-01-28 10:27:21 | アトリエ

昨日はメタボと腰痛解消のために(トホホ・・・)普段は車で出てしまうスーパーへの買出しをテクテク歩いて行いました。距離的にはほんの数キロですが、あっちに寄り道、こっちに寄り道でなかなか楽しく、新しい景色にも出会うことができました。普段、そうそう時間は取れませんが、やっぱり歩くのがいちばんですね。 このスケッチはその途中でちょこっと描いたもの。もう少し早く家を出ないと・・・まだまだ日が短いです。

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お正月は過ぎちゃったけれど・・・

2009-01-26 07:37:03 | アトリエ
日曜日のこども教室課題は竹と和紙で作る『和凧作り』。 今回は低学年生の課題なので、形に最もシンプルな“ダイヤ凧”を選びました。やや平たいタイプの竹ひごを十字に組み、和紙を貼り、好きな絵を描いて作ります。まだ凧糸を繋ぐ部分などが未完成なので、来週仕上げて天気が良かったら近くの公園まで飛ばしに行きたいと思います。Hくん、それまでに風邪を治しておいてね。
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デッサンがんばりました。

2009-01-25 06:30:49 | アトリエ

アトリエのこども教室は先週からの続きのデッサンです。 楽しいことが大好きな子供たちにとって、工作や色を使った“お絵かき”とは違う白・黒だけのデッサンに長い時間向き合うのはなかなか大変なこと、でもよく観察すると、それぞれのモチーフの色の違いや材質の違いが見えてくる。・・・みんな何か面白さが見つかったかな?

下はYくんの作品。レンガが真正面の難しい位置でした。遠近法はまだ使えないけれど、ちゃんとレンガとその上に乗った黄色いりんごがわかります。手前に置かれた赤いりんごとの位置関係もしっかりしていますね。明暗はまだ薄めですが、それでもそれぞれの違いが表現でき、影も少し付けられました。おつかれさま。

 

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ばけ猫ペンダント

2009-01-24 07:08:45 | 高等学校

久し振りに私が非常勤講師をしている高等学校の課題から、私の参考?作品。 写真左のようなアルミの板を切断、研磨加工して右のようなアクセサリーをつくります。特別な工作機械があるわけではないので、糸鋸ややすりを使ってひたすらゴリゴリの手作りです。単純な作業ですがピカピカになるまでにはかなりの時間と忍耐力が必要。お金さえ払えば簡単にものが手に入る今の時代、若い生徒さんにはたいへんな作業だと思いますが“ものづくり”を考える上で、よい勉強になると思います。 さて私の作品、はじめはとてもかわいい猫のつもりだったのですが・・・いつの間にか“ばけ猫”キャラに・・・我が家で飼っている『ちびくろ』くんに性格の悪さがそっくりだぁー! しかしいったい誰がこのペンダントするの?

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続・続金魚のスケッチ

2009-01-23 05:43:58 | アトリエ
金魚のスケッチ、ラストを飾るのはやっぱり黒出目金。先の二匹よりちょっぴり“ずんぐりむっくり”した体型をしています。性格もちょっと“いじわる”かも・・・たまに他の金魚にちょっかいを出しているので心配です。今回は皆、とても小さいので大丈夫だと思いますが、大きさや種の違うものを一緒の水槽で飼うときはやはり注意が必要。相性がありますから。わからない時は購入する際に金魚屋さんに聞いてみるとよいですよ。金魚はみなどれも同じように感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、同じ種でも人間と同じようにかたちも顔も性格もそれぞれ違います。そんなところまで絵で表現できたらよいですね。
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続・金魚のスケッチ

2009-01-21 11:49:37 | アトリエ

昨日の『頂点眼』と一緒に購入した『三色出目金(さんしょくでめきん)』です。出目金には“黒”“赤”“三色”とあるようですが、私が描くのは圧倒的に“黒”。スケッチではこのように他の色にも挑戦してみるのですが、日本画で描くとなると“黒”がやはり多いです。“黒”がもちろん好きなこともありますが、“赤”いものは赤の色とともに“金魚”の名前の所以である『光』がなかなか出せませんし、“三色”となるともう色に惑わされちゃって何がなんだか・・・。うーん、先は長いなぁ。

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頂点眼のスケッチ

2009-01-20 21:34:03 | アトリエ

日曜日に『頂点眼』という品種の金魚を購入しました。この金魚、出目金のように目が飛び出していますが、その目の向きが横ではなく、上を見るようについてます。なんでも、昔、中国で小さな口の甕の中で飼われていた金魚が何世代にもわたる間に、次第に天を見上げるようになった・・・とか。(赤出目金の突然変異が定着した。という夢のないリアルな説もあります。) この金魚、決してめずらしいものでは無く、今ではちょっとしたペットショップならどこでも置かれています。今回購入したのも小さな安い普通の金魚です。好みは大きく分かれているようで、「かわいい」派と「ちょっと不気味ねぇ」派。私はもちろん前派ですが、後派の意見もわかります。よく観察するとちょっと怖いですもの(生き物はすべてそうだと思いますが)。それでもこの『頂点眼』が魅力なのは、やはり水槽を覗いた時に目と目が合ってしまうこと。自分のすべてを見透かされているようでちょっとドキドキします。金魚ですから、視力はほとんど無いのかもしれませんが・・・。

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デッサン・スタート

2009-01-18 01:19:53 | アトリエ

アトリエのこども教室、本日からの課題は鉛筆デッサンです。「えっ、小学生にデッサン?」 そう、まだ本格的なものはとても無理ですので、今回は難しい形の取り方、厳密な遠近法などは抜きにして、物を大きく捉え、大きく描くこと、よく見て最後まで描き切ることを目標としました。しかし、折角のデッサンです。明暗の違いを描き分けることには挑戦してもらいたかったので、具体物を描く前に、白・黒の無彩色によるグラデーション、グレースケールを作り、明暗の作り方を研究しました。少しタッチが粗くなってしまった子もいましたが、6段階の明暗の差は皆、頑張って表現できました。上の写真は最後の細かい仕上げに集中するMちゃん。 グレースケール完成後はいよいよデッサン開始。本日は形が少しとれてきたところまで、課題は来週に続きます。さて、仕上がりは如何なりますでしょうか。

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椿のスケッチ・Ⅱ

2009-01-15 20:40:10 | 作品
昨日に続きまして椿のスケッチから
こちらは昨日、大船フラワーセンターで散り落ちてしまっていた花を拾ってきて、自宅で描いたものです。花は『龍田錦』。
ツバキは咲いているものも、もちろん良いですが、散っているさまもまた絵になると思います。
この花は散り際にその全体がポトリと落ちることから、武士には嫌われたという言い伝えがありますが、必ずしもすべてが
そうではなかったようです。むしろ、武士の時代は茶道や華道の隆興の時代、ツバキはむしろ愛用されていった時代とも
重なっているそうです。たしかにこの散り方はイメージ的には斬首を連想できなくもありませんが、昔の“もののふ”達は
すでにそれを『定め』『覚悟』として受け止め、ツバキを見ていたのかもしれませんね。
“桜”とはまた違った日本的な散りざまの『美』があるように思います。
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