かっつん・あわー ~小さなアトリエにようこそ~

ヨコハマにある小さな絵画教室『あとりえカツヤマ』での生徒さんの作品や制作風景、自身の作品などを紹介しています。

虹の扇子

2013-06-30 03:51:11 | アトリエ
自身の展覧会の準備や学校の期末試験問題の制作などでちょっと忙しく、更新が遅れてしまいましたが元気にしております。



こちらは先日、KEくんが作ってくれた“虹の扇子”。 これはお父用へのプレゼントではなく自分用。まだ学校にも行っていないのにマイ・扇子を持っているなんて・・・  しかし、デザインが斬新で素敵です。とても大人には描けないですね。 

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お父さんのTシャツ

2013-06-22 03:01:22 | アトリエ
父の日のプレゼント、もうひと組、 HI ちゃんたちは前回に団扇を作っているので、扇子ではなくこちらを制作。



ジャン! 先日アップした KE くんが描いていたのは、お父さんの大きなTシャツでした。 かわいいウサギの親子を描きました。 
今回使ったのは “布描き用のクレヨン” 。 これなら小さな KE くんでも描けます。

しかも、Tシャツは裏表あり、今回はお母さんの分も作ったので、

 

お姉さんの HI ちゃん、 RI ちゃんも加わり、四面をそれぞれが担当して描きました。



絵が完成後はアイロンで絵を定着させます。 (ここは入念にしなければならないので、私が手伝いましたが、完成時のアイロンは HI ちゃんにやってもらいました。)



ジャジャン!

プレゼント用の箱も手作りで。 お父さん用の箱の絵は KE くんが担当。



何故か大胆なタコとイカ。 中蓋も作りました。



厚紙を好きな形にくりぬいて、中が見えるように。
リボンをかけたら完成です!!



なんか“駅弁”っぽい???
イヤイヤ・・・気を取り直して・・・『 お父さん、お母さんありがとう! 』

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父のセンス

2013-06-19 03:00:35 | アトリエ
アトリエのこども教室生徒さんたちが今回 “父の日のプレゼント” として作ったのは



ん? かわいい絵だけれど、なんかしわしわ?

これを骨に貼りつけると・・・



ジャン!! そう扇子 (センス) です。 上は NA ちゃんの作品です。
本当は骨の部分から手作りにしたかったのですが、時間が無く今回骨格は市販のもので。 しかし、それでも・・・



丁寧に折り曲げ、一本ずつ間違えないように骨に貼りつけて行く作業はとても大変。 以前団扇 (うちわ) を作りましたが、その比ではありませんでした。



こちらはお父さんの好きな野球をテーマにした 『埴輪野球』 T・T くんの作品。
 


『名鉄 7000系 パノラマカー』 を上手く扇子の形に合わせて描いてくれたのは N・O くんです。
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折居恵子展 画廊 楽

2013-06-18 03:54:55 | 展覧会
アトリエでの父の日プレゼント制作の途中ですが、ここでちょっと展覧会のご案内です。



私の妻で日本画を描いています “折居恵子” の展覧会が 横浜 関内にあります画廊 『 楽 Ⅱ 』 さんで始まりました。
折居の絵は植物をモチーフにしながらも、そのまま花鳥画として描くのではなく、独自のイメージによる抽象表現を展開しています。



お近くに行かれるようなことがありましたら、是非よろしくお願いします。

また、同じビルの 三階にあります 画廊 『 楽 Ⅰ 』 では、折居も参加するグループ展



“希展(きてん)” が開かれています。



こちらは日本画作家8名による様々な表現が堪能できます。 是非。

どちらも 6月 23日(日)まで AM 11:00 ~ PM 6:00 (最終日はPM 4:00までです。)

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お父さんの車

2013-06-17 02:54:58 | アトリエ
昨日は 『父の日』 でしたね。 なんとなく “母の日” に比べて印象が薄いように感じますが、いかがでしょう? 何かお祝いしてもらえましたか? おとーさん!
アトリエでは毎年、そんな 『父の日』 を盛り上げようと簡単なものですが、手作りプレゼントを用意するようにしています。 今年の作品は?

今日の紹介は SO くんの作品。  SO くんはまだ “毛糸絵” を作っていなかったので、これでお父さんへのプレゼントを作ることにしました。

選んだモチーフは・・・



お父さんの会社で作っているかっこいい 『車』 にしました。 まず、パンフレットの写真を見ながら、下図を描きます。



黄色に下地を塗ったボードに描いた下絵を転写し、ボンドで毛糸を少しずつ接着します。 練習を兼ねてタイヤの部分からのスタートです。



だいぶ進みましたが、一日目はここまで。 絵具で描くよりも時間はどうしてもかかってしまいます。



二日目、単調な作業が続きますので中には飽きてしまう生徒もいるのですが、 SO くん、集中してぐんぐん進みます。 車の色は写真とは全く変えてオリジナルなカラフルな配色にしてみました。



道とサイン(この画面では省略)を加えて完成! 如何でしょう。 少しはお父さんの作る車に近付けたかなぁ。

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父の日に向けて

2013-06-13 07:21:44 | アトリエ
アトリエのこども教室では、恒例の “父の日” に向けてのプレゼント作りが追いこみです。 生徒さんによって内容は違うのですが、



一番年少なKEくん、小さな体でなにやら大きな絵を描いております。 がんばって!!
さて、完成はいかに?
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釣りガールの獲物は?

2013-06-12 04:26:01 | アトリエ
アトリエの方は遠足での陶芸教室参加後、教室での通常課題に戻っています。
先月からの続き課題を完成させたのはNAちゃん。 女の子ですがご兄弟もいるので、みんなで楽しんでもらおうと釣りゲームを作ってもらいました。

さて、釣れた獲物は?



でっかいクジラに、長靴 ・・・ 人魚まで。
これ、食べるのかしらん?

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能見堂跡へ

2013-06-09 05:39:16 | ちいさな旅
今回の散策もいよいよラストへ。 『谷津関ヶ谷不動尊』 に寄り道した後、坂道を登って 『能見堂緑地ハイキングコース』 の通常ルートに戻ります。



振り返れば今日歩いて来た丘陵が遠くに。
ここまでくれば終点 『金沢文庫駅』 ももうすぐですが、その前に 『能見堂跡』 を見ておかなければ・・・。
坂道を上がりきって、さらにやや小高いところに登ると、上に平坦な空き地が・・・



ここが 『能見堂跡』 。 今は何もないところ。 しかし江戸時代には



こんなににぎやかなところでありました。
近くに石碑があります。

 

“能見堂跡” の石碑。 簡単に説明すると、
『能見堂』の立つ地は昔の街道沿い。交通の要衝でありました。 そこに景色が良かった為でしょう、平安時代に藤原道長が草庵を結んだのが此処の始まりとか。 はじめは小さな辻堂でしたが、江戸時代に “地蔵院” が建てられて寺院となります。
『能見堂』 の名の由来は諸説あるようですが、よく見える (能く見える) からとか、平安時代の絵師、巨勢金岡 (こせのかなおか) がこの景色を描こうとして、あまりの美しさに描けず、筆を捨ててのけぞった (のけ堂) からなんて伝説的なものもあるそうです。
この 『能見堂』 その名の由来どおり眺望のすばらしい所で、この近辺に見られた優れた景色を「八景」様式に則って選んだ “金沢八景” にも上げられ、



さらに禅僧の心越 (しんえつ) がこの堂から見た景色を漢詩に詠んだことで一気に名が高まり、江戸時代の一大観光スポットとなります。 多くの文人墨客が訪れ、浮世絵にも名所絵として見られる他、江戸城の襖絵にも描かれていたとか。



歌川広重の描いた眺望図。 ここは当時風光明媚な入江が続く景勝地だったのです。

しかし、江戸時代後期に入江が干拓によって埋め立てられたのをはじめにどんどん都市開発が進んで眺望は激変。 他の便利な道路や鉄道も出来て交通も減少、 『能見堂』 本体も明治時代に火災で焼失、その後建て替えられることもなく、次第に訪れる人も少なくなって・・・ 現在に至っているそうです。

『能見堂跡』 ・・・ 時の流れを感じるところ・・・ 夕暮れにこの地に立っているとさらに感慨深いものがあります。



現在の 『能見堂跡』 からの眺め。 
これをもって今回の小さな旅は終了です。

今回私が通ったハイキングコースは “鎌倉” から “金沢文庫” までに連なる 『六国峠ハイキングコース』 の一部でもあります。 皆さんも是非。

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能見堂緑地ハイキングコースへ

2013-06-08 04:12:10 | ちいさな旅
金沢動物園からはたくさんバスも出ているのですが、ここまで来たらさらに先へ 『能見堂緑地ハイキングコース』 を抜けて 『京急 金沢文庫駅』 を目指すことに。



動物園の駐車場の横を通って今度は “横浜横須賀道路” の下をくぐります。 ここは谷になっており、木々で見えませんが下には釜利谷街道 (上大岡→金沢文庫) が通っているはずです。ハイキングコースはこの谷を大きく迂回する形で、今、高速の向かいに見えている尾根を左から右へ続いているようです。



暫くは高速道路近くの味気ない道でしたが、やがてまた森の中に。 写真はまた極端に細い道になってしまいましたが、もっと整理された遊歩道的な道になっています。



道脇には “ホタルブクロ” 。



木の上にはまたリスの姿が。 この辺りで多く見られるのは以前このブログでも紹介した “タイワンリス” 。日本に帰化してしまった外来種です。飼われていたものが野生化してしまって大繁殖。



サクランボの実を食べているみたい。先日のグミ同様たくさん実っています。 リスたちにとって今は食べ物が豊富な良い季節なのでしょう。元気いっぱい駆けまわっていました。

しばらく森の中をのんびり下りますが・・・フト見上げると!!



上に立派なマンション群が・・・ 峠の尾根道を歩いているはずなのに・・・ ちょっとテンション下がりますが、ここは横浜。しょうがない。
地図を見るとよくわかります。



なんとこのコースのか細いことよ・・・。
この左右はもうびっしり住宅地。 “ 森 (緑地) ” とは言っても東北や信州の深い神秘的な森ではありません。一歩外れれば人々の普段の生活があり、車の騒音、犬の鳴き声、小学校のチャイムが聞こえる森なのです。 木々の途切れたところからは・・・


気を取り直して先へ進み、ちょっと本ルートから外れて少し下ったところに



『谷津関ヶ谷不動尊』 が。 由来ははっきりとわからないそうですが、地元のお不動さんとして親しまれているところで、この辺りの水源を守ってきたのだとか。 でも、ここも住宅の開発で少し遷座してしまっているようです。



不動堂のすぐ近くには “不動池” 。住宅街の憩いの場。



カメさんがぷかぷか浮いていました。
明日は本ルートに戻って 『能見堂跡』 を目指します。

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横浜自然観察の森へ

2013-06-07 04:04:10 | ちいさな旅
2日の日曜日、陶芸教室を終えてアトリエの遠足は現地解散。 私は日もまだ高いので近くを散策しながら帰ることに。 案内によるとこの辺りはいくつかの森が繋がってハイキング・コースを形成しているようです。少し歩いてみようかな。



まずは 『上郷森の家』 がある “横浜自然観察の森” に入ります。 『森の家』 に宿泊して、この森で自然観察をして帰るファミリーも多いようです。
しばらく広々とした尾根道を行き、自然観察センターを過ぎると 『ヘイケボタルの池』が



水草 “アサザ” の花がきれいに咲いていました。よく見ると花に小さなバッタが・・・。 このあたり、名前のとおり夜にはホタルの飛び交うところです。



もう赤トンボも。 水場なので様々な生き物が集まって来るのでしょう。



湿地を後に森の中をズンズン。コナラの道です。秋にはどんぐりであふれるのかな? 自然観察の森内はクイズ形式の案内板なども立っており、学習しながらの散策が楽しめます。

 

関谷奥見晴台に着きました。そう標高は高くはありませんが、遠くに横浜の街や東京湾が見えます。ここからは鎌倉方面と金沢方面に抜けるハイキングコースに分かれますが、私は後者を選択してみました。



『金沢市民の森』 に入ります。しばらく自然な山道、やはりあまりに整理された道よりも自然な道を歩く方が楽しいです。 しかし、それもすぐに・・・ 車の音が次第に大きくなり・・・ 視界がいきなり開けます。



遠くに先日行ったばかりの金沢の海岸方面が、八景島や称名寺の森らしきものも見えます。
真下には高速道路。 『横浜・横須賀道路』 です。



『横・横』 を渡ります。 いつも走っている道を上から眺めるのも妙な感じ。 しかし、こうして歩いてみるとこの道路が自然をバッサリ分断してしまっているのがよくわかります。 とても便利な道なのですが、大きな犠牲の上に成り立っているのですね。
この辺りからの道は 『横・横』 の工事の影響なのでしょう。人工的な道も多くなり、しばらく進むと右手に



『金沢動物園』 の入口が。ここは正門ではなく裏門。円海山ゲートです。 動物園は大好きですが、今回は予定になく時間も遅いのでスル―。 



そのお隣り“シダの森” に突入です。 ここは動物園も含まれる 『金沢自然公園』 の植物区の一部にあたります。



薄暗く湿った湿地。 恐竜がのっそりと出てきてもおかしくない雰囲気です。

「ガサガサッ!?」



リスでした。 グミの実を狙って出てきたようです。横浜の森にはたくさんいるようで写真には撮れませんでしたが、今回の散策中でもずいぶん目にしました。



自然公園の総合案内センター 『ののはな館』 に到着。 ここまで 『上郷森の家』 から約一時間半くらいでした。

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