かっつん・あわー ~小さなアトリエにようこそ~

ヨコハマにある小さな絵画教室『あとりえカツヤマ』での生徒さんの作品や制作風景、自身の作品などを紹介しています。

ダックスフントのクロッキー

2012-01-29 03:07:08 | アトリエ
アトリエの一般教室、昨日作品をご紹介したR・Sくん、コラージュの完成後に少し時間の余裕ができたので、私の実家で飼っているダックスフントの『フラン』をモデルにクロッキー(短時間に行う素描)をしてもらうことに。 いつも教室ではどうしても“静物画”が中心となってしまうのでよい機会です。


「上手に描いてね。」

犬の『フラン』は大人しく、初めての人でもいやがらず、ほとんど吠えもしないので短い時間ならば、モデルも大丈夫です。

と、言っても・・・じっとしているわけではなく・・・


「おなか、さすって~。」

こんなポーズになったりもします。

それでもRSくん、頑張って何枚かクロッキーを描いてくれました。



フラン、上手に描いてもらえてよかったね。
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デッサンをもとに

2012-01-28 03:26:49 | アトリエ
アトリエの一般絵画教室、R・Sくんがデッサンをもとにしたコラージュ表現に挑戦しました。
まずは制作のもととなるデッサン。 今回は植物を加えた基本的な静物で。



これを原画として別紙にトレースし、その上に雑誌などから好きな要素を切って貼りつけて行きます。 単なるイメージのコラージュと異なり、デッサン的な要素として明暗や色彩を生かしながら制作するのがポイントです。



空間に“時計の文字盤”を散らして時のイメージを加えたり、トランプの写真や隠れたところにキャラクターの印刷物を使うなど、デッサンとは異なった自分の世界が表現できました。
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第10回 睦遊会展

2012-01-27 03:09:17 | 展覧会
さて、ここで展覧会のご案内です。



毎年、この1月に行われている『睦遊会』展が来週30日(月)より始まります。
この展覧会は此処横浜に在住もしくは活動している日本画の作家たちによるグループ展です。私も第7回展から参加させて頂いています。 会期中、横浜、関内方面にお出かけの方がございましたら、是非、ご高覧ください。

『 第10回 睦遊会 展 』
平成年1月30日(月)から2月5日(日)
AM11:00~PM6:00 (初日はPM1:00より、最終日PM4:00まで)

会場 画廊 「楽」 JR関内駅より徒歩3分 045-681-7255

よろしくお願い申し上げます。
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龍をテーマに ④  二匹の龍

2012-01-26 04:05:58 | アトリエ
アトリエ日曜日の低学年生ふたりの龍作りは、あまり時間が取れなかったこともあり、郷土玩具の『竹へび』をもじった動く“龍”を作ってもらうことに。

まずは部品の準備。 竹はいきなり手に入らなかったため、今回は厚紙で胴体を組み立てることに。

部品の切断はカッタ―での仕事でしたのでこちらで行いました。

はさみ仕事と組み立て、彩色は各自でがんばってもらいました。

接合部分はつまようじを切断したものとプラスチックのビーズで


さらにスパンコールの鱗をつけたら


緑と青の二匹の姉妹龍の完成です。 うねうね動きます。

私も見本作品を作ってみました。

こちらはレインボー・ドラゴン(7色じゃないけど・・・)です。
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龍をテーマに ③

2012-01-25 04:08:35 | アトリエ
アトリエのこども教室、『龍』をテーマに絵画で表現してくれたのは二人。
水彩を用い、今回は水分をやや多くして絵具の“にじみ”を生かして描いてみました。

 HIくんと

 SOくんです。

どちらも男の子らしい戦闘シーンとなりました。それぞれに物語があるらしく、また、ふたりの絵の世界は連動もしているのだそうです。
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龍をテーマに ②  ピンクのドラゴン

2012-01-24 03:33:42 | アトリエ
こども教室は今年の干支『辰』・『龍』をテーマにした課題。 風船を使った“張り子”で制作したのは幼稚園生のNAちゃん。 他の生徒は昨年もこの技法で制作しているので、今回NAちゃんひとりの挑戦です。
東洋の龍は細長いイメージですが、西洋のドラゴンならがっちりしたタイプも多いので、風船でも何とか行けるかな?



まずは膨らました風船に新聞紙、和紙を貼り付けて行きます。この単調な作業は根気が要りますね。 何日かかけ、乾かしながら何層も貼って風船を外しても壊れないような胴体を作ります。
頭や尾、羽根、土台となる足などは紙粘土や厚紙で制作、丸い胴体に取り付けます。 これも和紙を貼り付けて胴体と一体化させました。



彩色はアクリル系の絵具で。 もちろん、大好きなピンク色です。
この後、赤いハートや水玉の模様を入れて・・・



完成! ちょっと水鳥っぽくなっちゃいました。

えっ、「これは何に使うのか?」って、

実はこれ、貯金箱になってます。



コインは口から入れて



お尻から出します。 プリッ!
 
思ったより大きくなったため、これなら沢山お金が貯まりそうですね。 他の課題と併行ではありますが12月から始めて先週に完成、大作となりました。
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龍をテーマに ①

2012-01-23 05:02:11 | アトリエ
アトリエのこども教室課題は今年の干支 『辰』 にちなんだ課題。 辰・龍・ドラゴンをテーマに各自、自分の好きな素材・画材を使って自由に表現しようというもの。 早い人は昨年12月末からの制作でした。
今日アップしたのは高学年生の2点。

 H・Nくん作品

 T・Nくん作品

ともに針金で作った心棒の上に彫塑用の紙粘土を貼り付け、乾燥後に彫刻刀や紙やすりなどを使って成形、彩色、ニス塗りと手の凝った制作となりました。 デザインはどうしても人気ゲームの影響が出てしまっているようですが、どちらもなかなかの力作です。
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松永記念館

2012-01-18 07:39:19 | 展覧会
昨日ご紹介した『長谷川潾二郎展』の開催されている場所についても簡単にご紹介。
その『松永記念館』の松永とは昭和の“電力王”と呼ばれた大実業家で茶人としても有名な松永安左エ門(耳庵)のこと。 その住まいだったこの地に自らが蒐集した古美術品を広く公開するために立てた美術館がこの前身です。 現在は小田原市に寄贈され、小田原市郷土文化館の分館として今回のような特別展や企画展が行われているそうです。 

 松永記念館 本館

 その隣りの別館

敷地内にはこの美術館をはじめ、茶室や住まいだった建物「老欅荘」が残されており、庭園は「日本の歴史公園100選」にも選ばれるほどのもので散策にもピッタリ(もちろん昨日は寒すぎましたが・・・)。 私が“ウメ子展”を行った『清閑亭』にも近く、この辺りは小田原の文化財の宝庫と言えそうです。 是非一度足をお運びください。

  庭園には大きな椿が

『松永記念館』へは箱根登山鉄道の「箱根板橋駅」より徒歩10分。 駐車場もあります。
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-あの猫に会いたい-

2012-01-17 06:33:23 | 展覧会
展覧会のご案内です。昨日久しぶりに小田原まで足を延ばして来ました。 『長谷川潾二郎(りんじろう)展 -あの猫に会いたい-』を見るためです。



長谷川潾二郎は2010年の平塚美術館での回顧展で紹介され、NHKの「日曜美術館」などで紹介されるまで一部の熱烈なファンを除きほとんど無名に近かった人物。 その制作は美術団体に属さず、マスコミに触れず、自分の納得の行くまで何年でも描く。ですからどうしても寡作。 しかし、そんな中から生まれた作品は一点一点が心がこもった不思議な魅力をたたえたものに・・・。 たいへん勉強になり、また考えさせられる美術展です。

1月30日(月)まで 小田原市郷土文化館分館 『松永記念館』 にて開催中です。是非。
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野菜たち

2012-01-15 04:59:22 | アトリエ
アトリエ一般コース、C・Fさんの日本画作品が完成しました。



M10号を二枚横に繋げた画面になじみの野菜たちを並べた作品。
ひとつひとつの野菜をスケッチし、それをまとめて構成、画像ではわかりにくいですが、画面上に別の紙を貼りつけて凹凸を作ったりと工夫もし、コツコツ制作しました。
とくに擬人化とかはしていないのですが、それぞれが楽しくおしゃべりをしているような心温まる画面となりました。
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