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かっつん・あわー ~小さなアトリエにようこそ~

ヨコハマにある小さな絵画教室『あとりえカツヤマ』での生徒さんの作品や制作風景、自身の作品などを紹介しています。

ウメ子、小田原に帰る ②

2016-05-28 05:14:51 | 作品


さて、 “ おだわら市民文化センター ” に展示されることになった 『 ウメ子ぉー 』 は



いよいよ除幕 ? の時を迎えます。
絵は飾られる場所によってもその表情を大きく変えてしまいます。
会場に合ってくれるのか ・・・ やはり緊張の一瞬です。











いかがでしょうか?
壁面との大きさもぴったり、色彩も自然になじんでくれ、
新しい素敵な住処を得てウメ子も喜んでいるようです。



やっぱり 『 ウメ子 』 は小田原がいいね !

最後になってしまいましたが、 『 久津間製粉株式会社 』 様、 『 小田原市 』 加藤市長様
職員の皆様、そして展示をして下さいました 『 東美 』 の皆様、どうもありがとうございました。
心より御礼申し上げます。

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ウメ子、小田原へ帰る ①

2016-05-26 04:37:52 | 作品


でっかい提灯に迎えられ、小田原へ行って参りました。
駅改札を出て右手の “ 東口 ” へ、正面のバスターミナルに出たらさらに右に伸びる
“ お城通り ” に進み、徒歩約 2 分の所に立つのが



おだわら市民交流センター 』 です。
まだ真新しいビル。 一階がセンター、二階から上は駐車場となっています。
左手の奥には 『 小田原城 』 もすぐそこに。



センターの入り口にはこの施設の愛称の “ UMEKO ” の文字とロゴが。 
そう、本日は私の絵 『 ウメ子ぉー 』 の設置日。 その立ち会いでお邪魔しました。
ありがたいことに “ ウメ子 ” つながりで、こちらに展示して頂けることになったのです。



「 よっこらしょ 」
作品は 150 号、ふたり掛りで運び入れます。



施設の内部は明るく広い空間。 
市民のための公開フロアーや、イベント ・ スペース、様々な大きさの会議室などがあります。



テーブル上には先輩のかわいいウメ子も



その入口に 『 多目的コーナー 』 があり、様々な企画 ・ 展示が行えます。
今日は “ 絵手紙 ” と “ ちぎり絵 ” のサークルの皆さんが展示中。 
そのお隣の壁面に飾らせて頂けることになりました。



まずは準備。 手前で操作しているのはレーザーを使って水平 ・ 垂直を見る装置。
奥では壁面の耐久性を再確認。 ( 前もって確認済みですが、念には念を入れて )



位置を割り出したらドリルで穴を 殆どが脚立の上での作業となってしまいます。



その穴に金具を取り付けます。
もともと上から吊すピクチャーレールも設置されてはいるのですが、作品が大きいため、
直接壁面にも貼りつけるられるようにし、二段構えで強度を保ちます。



このような金具を取り付けました。



作品の裏面にも金具を取り付けます。
今回のこの作品はご覧のような木製のパネルに和紙を貼り、岩絵具などで描いて
います ( 日本画作品です ) 。 
油絵のように木枠に画布ではないので、その分、作品も重くなるようです。



作品を掛けます。 いよいよです。

・・・ と思ったら、あらっ !? 時間無くなっちゃった。

お披露目は明日 ~ 。


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市長の日記

2016-05-19 02:59:37 | 作品
昨日のウメ子の絵の寄贈について、小田原市公式ホームページ上の 『 市長室
市長の日記 5 月 12 日( 木 ) のところで小田原市の加藤憲一市長自らが触れて
下さいました。
ありがとうございました。

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ウメ子の嫁入り

2016-05-18 03:32:48 | 作品
うれしいお知らせです。
私が描きました “ ウメ子 ” の作品が小田原市の公共施設 『 おだわら市民交流センター
( その名もUMEKO ) に展示されることになりました。
作品は 2010 年、ウメ子が亡くなった翌年に元気な彼女を偲んで描いた 『 ウメ子ぉー 』 ( F 150 号 )

 搬出を待つウメ子

遠足のこどもたちに囲まれるウメ子のいつもの情景を描いた作品で、発表当初から
「 ぜひ小田原へ 」 のお声を頂いていたのですが、この度、有難いことに小田原の
久津間製粉株式会社 』 様からの寄贈というかたちでの実現することになりました。
 
ご声援を頂きました皆様、ご尽力下さいました皆様、どうもありがとうございました。

 短い距離ですが梱包して下さいました。

日曜日、小田原から美術業者さんが来てくださり、

 大きいので二人掛りで運びます。

無事に搬出。

 元気で。

小田原へと旅立って行きました。
これから小田原にて額装、 25日(水)に設置、 26 日(木)には公開となる予定です。

ウメ子も住み慣れた小田原の地に戻ることができ、とても喜んでいるものと思います。
大変ありがたく光栄なこと。 でもちょっぴりさみしいお別れです。
「 ウメ子ぉー 」 ・・・

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2016 年賀状 ③

2016-01-05 02:51:47 | 作品
今年の私の年賀状はやはり木版で



って ・・・ ? 
版木のしかも摺り終わったものじゃ何だかわかりませんね。
これに紙を乗せて “ バレン ” で摺ると



こんな感じ。 今年はシンプルな墨の一版だけになりました。
『 森の人 』 、オランウータンの おやじ がモチーフです。

今年は良いことがいっぱいありますように。



『 森の人 』 もいっぱい摺りました。
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キンタロウ

2015-11-23 08:36:08 | 作品
今年の 『 ハマ展 』 の方の私の作品は



金沢動物園の 『 インドサイ 』 の “ キンタロウ ” さんとなりました。
以前から描いてみたいと思っていたのですが、なかなか手が届かず今回初挑戦です。
“ ウメ子 ” も “ ツガルさん ” の時もそうでしたが、はじめての時は中々思うとおり
には行きません。 今回も下塗りの時点から 「あれっ 順番間違えた ? 」 なんてことも
度々 ・・・ 苦労してここまで。
取材の方もまだまだなのでこれから少しずつじっくり追いかけて行けたらと思っています。 
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見つめる 3

2015-11-18 05:19:58 | 作品
先日までの 『 響韻会 日本画展 』 に出品した作品は



『 見つめる 3 』 です。
実家のダックスフント “ フラン ” をモデルに描きました。 
“ フラン ” は誰かが一緒にいないと餌も食べないような甘えん坊。 いつもちょっと
心配げにしています。 
きっとこの目線の先には私の父、母がいるのでしょうね。

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紅白梅 ウメ子

2015-09-21 07:04:01 | 作品
小田原 “ お堀端画廊 ” さんでの私の個展 『 ウメ子 7 』 も本日が最終日です。 
これから会場に向かいますが、その前に今回の展示の中から



『 ハクバイ 』
実際にはウメ子の暮らした小田原城の本丸広場には梅の花は無い ( と思う ) のですが、名前の由来である梅の花とウメ子の取り合わせは描いて見たかった主題のひとつ。
光琳のような装飾的なものも考えたのですが、まずは一輪。



『 コウバイ 』
白梅と対をなす作品として続けて制作。
顔の向き、表情を変えて描いてみました。

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ツガルさん  『 生きるといふこと 』

2015-09-15 03:48:37 | 作品
13日 ( 日 ) をもちまして、神奈川県民ホールのギャラリーで行われていた
“ 神奈川県美術展 ” の < 平面・立体部門 > の展示が終わりました。 
天候の不安定な中、足をお運び頂きました皆様、ありがとうございました。

私の今回の出品作は



『 生きるといふこと 』
野毛山動物園で昨年亡くなられた 『 ツガルさん 』 に取材した作品です。
これまでもツガルさんの “ 顔 ” をテーマとした作品は多く描いて来ている
のですが、全身に本格的に取り組んだ作品はまだ無く、私の近年の “ 描か
なくてはならない ” 課題のひとつになっていました。 その一枚。

「 えっ、 ツガルさん 大丈夫 !? 」
野毛山動物園にはじめて来られたお客さんはラクダ舎の前で大抵こう
おっしゃられます。
でもご安心。 ツガルさんこれがいつものおやすみポーズ。

この作品でも老いて立ち上がることがままならなくなった彼女の “ 悲しみや
苦しみ ” では無く ( もちろんそれもあるのでしょうが ) 、そんな状況下でも
しっかりと生き抜く “ 力強さ ” が表現できたら ・・・ と思い描きました。

とは言うものの ・・・ うーん、まだまだ。
また頑張ります。

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ツガルさん 『 春におもう 』

2015-05-25 03:37:19 | 作品
私が今回の 『 春季 ハマ展 』に出品している作品は ・・・
やっぱり “ ツガルさん ” 。 はじめ、他の作品を予定していましたが、展覧会が “ 一周忌 ”
と重なることもあって、私なりに彼女を偲んでの作品となりました。



穏やかな表情の “ ツガルさん ” と散りゆく桜。 
私の記憶では、ツガル舎のすぐ近くにも桜の木がありますが、屋根もあり、実際には時おり
はらはらと舞いこむ程度、ここまでの桜吹雪にはならんのですが・・・。

『 春季 ハマ展 』 は 26 日 ( 火 ) まで 桜木町の “ ギャラリー ぴお ” にて開催中。

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