東日本大震災が起きて、11年目を迎えた今年。
もうそんなに経つのですね。
今でも、昨日のことのように、その出来事が鮮明に想い出されてくる私です。
あの時の恐怖は、とても言葉で表現できない程のものでした。
何も被害を受けなかった私ですらそうでしたから、被災地の方々、家族が犠牲になられた人たちの気持ちを思うと、今でも堪らない気持ちになります。
昨日もNHKの番組で、長女とお孫さんが犠牲になられたお母様が、想い出写真を見ながら心境を語られる映像を見ました。
次女さんが傍にいらっしゃいました。
我が家と同じ家族構成でしたので、私は涙無くして見る事はとてもできませんでした。
でも見た目には、もうすっかり立ち直られ、普通にお暮らしのご様子。
只々立派と、敬服するのみの私ですが・・・。
元気を取り戻されるまでの年月は、さぞかしお辛かったことでしょう。
どんなに辛いことが起きても、神様は私達に、立ち上がり、新たな希望を胸に、前に進む力を授けて下さっているのだ、と改めて思いました。
一方で関連死された方も大勢いらっしゃるようです。
私はもともと体力はない方なので、こんな悲劇に遭遇したら、もう立ち直れなくて死んでしまうかもしれません。
それも弱いでは片付けられない、人間の真実の姿。
その東北の街も、今はすっかり復興し、整備した美しい街に変貌してきています。
そのために尽力された、地元の人達他、多くの方々にも思いを馳せましょう。
被災者でない私達も、被災された方々の気持ちを決して忘れることなく、万が一の時の備えもしっかりとして暮らさなければ、と改めて思いました。
三十年以内に起こる確率がとても高い、と言われている関東直下型地震や南海トラフ地震。
それにしては、国の防災対策への力の入れようが感じられてこない私です。
人の命程大切な物はないはずなのに・・・。
その原点を忘れることなく、為政者の方々には政治に臨んでほしい。
東日本大震災の鎮魂の日に、改めてそのように思いました。
上の画像は、最近改めて購入し直した防災用品です。
まだ準備半ば。
これからも、買うものはおよそ決めているので、ボツボツ買い揃えていくつもりです。
いくら高齢者とは言え、子供たちに心配をかけないようにできるだけしたい。
そんな気持ちで揃えているのかもしれません。
今年は住宅総合保険も倍の支払いにして地震保険の補償を手厚くしたのだけれど、その支払いが思ったより家計に響いているようにも。
でも私には必要な補償だと思うようにして、一層の倹約に努めています。
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