今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

続 私の暮らしの信条

2021-08-26 07:02:31 | 人生

昨日に続きます。

娘たちは、私と違って、体力、集中力共に並外れていて、学力も優秀。

私は思いもしなかったことでしたが、二人共頑張って、国立の最高学府を卒業しました。

 

私は小学生時代はトップクラスでしたが、中学生になるとすっかり自信喪失

有名な進学校でしたのに、その付属小学校からのエスタカレーター組だった私です。

多少でも受験勉強をすればよかったのに、全くしませんでした。

両親も、その点は無頓着だったようです。

ですから自信を失うのは当然。

 

高学年になると、勉強はある意味、体力勝負。

その体力も集中力も、並以下でしたから。

当然と言える、学力の急降下でした。

 

思春期の頃は、そのために、親にもいろいろ心配をかけました。

努力家ではありましたが、頑張りたくても、体力が続かなくて・・・。

途中でいつも挫折。

ですから、物事が最後までなかなかやり遂げられない性格だったのです。

 

このように、私の中高時代は褒められたものではありませんでしたから・・・。

その反省に立って、割と謙虚な気持ちで、子育てを私はしました。

それが良かったのかもしれません。

 

しかし、結婚し親元を離れ海外生活を送るようになった頃から、随分逞しくなっていったと思います。

世間知らずで弱い私ながら、夫が私に全幅の信頼を寄せてくれたからです。

育児家事全般すべて私に任せてくれました。

そのため、「疲れたあ~」と弱音をしょっちゅう吐きながらも、私が一人で頑張るしか他に道がありませんでした。

 

夫は、文句や不平不満は一切言わず、おおらかに私を見守ってくれました。

そして仕事一筋の会社人間。

とは言っても、遊び心も備えた泰然自若の人だったかもしれません。

若夫婦達からも一目置かれ、尊敬されていました。

夫のお陰で、私は成長できた。

そう言えるでしょう。

 

主人も元気で、私も孫の世話でまだ行動的だった頃のお気に入りの写真です。
年齢はあまり意識しないで、いつも暮らしている私ですが、
この当時の体力(と言うより気力)は今は見る影もありませんね。

 

他で忘れてならないのは、良き友人にとても恵まれたこと。

夫の仕事柄、転勤が多かったのですが、新天地に行くたびに素晴らしい友に巡り逢えた私でした。

敬愛する良き友達から薫陶を受け、私は成長できたと思っています。

まだ未熟な私でしたが、大学時代にも親友ができました。

今でも姉妹のような間柄です。

 

いつも理想的な境遇に身を置きながら、不器用で体力がない私でしたから。

神様が与えて下さったすべての良きことを、十分に生かせたかと自問自答すると、決してそうではありませんでした。

体力に余裕がなかったから、どちらかと言えば家に引きこもりがち

 

夫や両親の介護でも、今となっては反省することが一杯。

もっともっと気を遣ってあげればよかったと、悔やまれますが・・・。

自分が共倒れするのが怖くて。

その事にも常に気を配りながらの、介護と看病の暮らしだったように思います。

 

寝たきりの両親を介護している時は、メニエル、帯状疱疹、その他過労が原因の症状にいろいろ見舞われました。

夫を介護している時は、急行が止まる駅前の賑やかなスクランブル交差点のど真中で酷いめまいに襲われ倒れ込み、救急車で病院へ。

そんなこともありましたが、気が張っていたためか、何とか気力で頑張り通せた私です。

 

山ほど反省が一杯ある私の来し方でしたが、ほんとに幸せな人生を送らせてもらったと思っています。

未熟で世間知らずだった私にしては、期待以上の夢がかなえられた人生だったかもしれません。

今はいつ死んでもいい。

そんな心境でいます。

 

昨日、娘宅で夕食を共にした時にも、私は言いました。

「私は、自分には過ぎた幸せな人生を送らせてもらったと思っているの。

だから、もういつ死んでもいいの。

もし万一コロナを患って重症の身になっても、エクモのような装置は付けなくていいからね。

若い人に譲るから。」と。

何だか遺言みたいな雰囲気になってきましたね。(笑)

 

もう少し、この記事を綴りたいと思いますが、次回へ続くとさせていただきます。

 

 

私が二十数年使用している優雅なコムです。
私はこのコムが見当たらなくなると、気持ちが落ち着けなくなる程に愛用しています。
タオルはサービス品のようです。

 

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貴重なお時間を割いてまでお読みいただき、本当にありがとうございました。

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