今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

五月の日記~懐かしい友と六十数年ぶりの再会の日 

2018-06-02 07:00:17 | 

ブログの更新をお休みする前、最後に綴った記事の続編を、今日は書きたいと思います。

小学校時代に別れ、60数年振りに再会を果たした友とのひと時について。

その時ご一緒した二名の同窓生たちとの、有意義な語らいについてなども。

 

この再会が、初恋の人だったら、それはそれは緊張し、胸がどきどきしたことでしょうね。

残念ながら、そうではありません。(笑)

小学校の初恋は、ちょっと無理な話でしょうか。

 

でもやはり逢うにあたって、私は何時もの友人の集まりより、多少準備に余念がありませんでした。

5月の中旬過ぎに行く予定だった美容院を早め、髪をいつも通りのフルコースケアできれいにセットしてもらいました。

何時もはもったいなくて、コメ粒ほどしか指に載せない高級な栄養クリームも、その前夜はたっぷり使用しました。(笑)

 

 価格にかなり差がある二つのクリームを朝用と夜用に分け、
交互に使用し、倹約に努めている今の私です。

 

年老いたのはお互い様ですから、そんな見栄を張ってもどうしようもありませんのにね。

でもやっぱり、少しでも元気な私の姿を見てもらいたくて。

同窓会に出席するときと似た心境でした。

皆さまも、そんな気持ちになられませんか?

 

噂によると、再会する友人は、外交官大使の奥様として活躍されてきたようです。

彼女の生い立ちの境遇から、十分想像がつくこと。

小学生時代、母親同士も親しくしていた、私達の間柄でしたが。

彼女の親せきの別荘に、親子で同じクラスの人達が5~6組、招かれたことがありました。

瀬戸内の海岸を目前にしたそのお宅の広い庭で、夏空の下、思い切り遊んだものです。

御親戚には政治家が多く、確かその別荘も、郷里出身で大臣になられた御祖父さまのものでした。

 

 

記事に関係ありませんが、広島のグランドプリンスホテルに宿泊したに時に撮った瀬戸内の画像です。

 

何故か、その時の記憶は、今もとても鮮明。

戦後、まだ十数年の時のことでしたから。

子供心にも、彼女の庶民の暮らしとは違う何かを、私は感じ取っていたのかもしれません。

でもその友人もお母さまも、気さくな明るい人柄で、とても良い方達でした。

 

その彼女と、60数年振りの再会です。

数年前に、今回誘って下さった友から、

「その方のお宅に同窓生が幾人か集まることになったので、あなたも来ない。

Nさんも、あなたに会いたがっていたわよ」とのお言葉をかけて頂きました。

けれど、その当時は、それどころではなく、私は夫の介護に明け暮れていたのです。

お会いしたいのは山々でしたが、お断りしました。

今回は、その願いが、ついに叶います。

 

中央の人が、今回誘って下さった友です。
彼女の人柄に、私はすっかり魅了されてしまいました。

 

友の話では、

「大使の奥様を経験されただけあって、料理がお得意みたいよ。

毎年でも手料理で私達を招きたい、とおっしゃっていたわ」とのことでした。

ご主人様を七年前に失くされ、今の私と似た境遇でいらっしゃいますが。

大使の奥様を経験された彼女から、洗練された社交術やお料理を教えて頂けるなんて、私にはとても幸運なことに思えます。

 

この再会を今後も大切にしたいもの、と願いながら、彼女のお宅に、友達と一緒に向かいました。

次回に続きます。

 

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