今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

夫の病への思い色々

2014-06-24 06:19:02 | 病気

今日は又、夫の病についての近況を、語りたいと思います。

症状はその後、変わりなく、落ち着いた状態が続いています。

但し、4回目の抗がん剤治療で、先週明けに入院し、5日目の土曜日に無事退院しました。

 

 T大病院。先、遠方に見えるのはスカイツリーです。

 

昨年の9月から、延べ半年以上の病院生活で、入退院を繰り返してきた夫です。

抗がん剤治療がスタートしてからは、厳格ではありませんが、定期的にそれが繰り返されるようになりました。

何時まで、この治療が続くのでしょうね~

私は、問題が何もない時は1日置きに、半日がかりで病院に通っています。

 

 

退院後、病院の最上階のレストランで昼食です。

フランス料理の老舗の精養軒ですのに、ざるそばがいいとのことで、私も夫にならって、同じものを注文。

デザートと共に、とても美味しかったです。

そう言えば、前回も、ざるそばでした。(笑)

 

相変わらず、愚痴めいた事は一切口にすることなく、淡々と闘病生活を送り続け、

「入院生活にも慣れてきた」

何て、夫は平然と言いますけれど・・・・・・

Yさんのようには冷静沈着ではいられない私。

心配の余り、心の動揺を抑えられない時も、度々ありました。

 

皆さんに信じて頂けないかもしれませんが、私が提案した事が、、夫の治療に採用されたなんて事も、あったのですよ。

T大病院の先生に提案なんて、余りに不遜な表現過ぎますね~

言い改めます。

あくまで、試しに言ってみた、と言ったところでしょうか。

その後、先生からは、奥さんの提案通りにして良かったようです、とおほめの言葉をいただきました。

しかし、今になって、それが夫のために良かったのか、少々疑問に感じ始め、良心が痛む事さえあります。

私の案を取り入れて以来、旦那さまの見かけは、却って、弱々しい雰囲気へと急速に変わっていったからです。

 

 

                                    レストランからもスカイツリーが眺望できます。

 

その案とは、腹腔内の腸液を体外に出すためのドレーン(細い管)の先に付けたボトルを、自宅でもそのまま使用する事でした。

1月初旬の退院時には、一旦ボトルは取り外されました。

ドレーンは先を塞がれ、体に固定されままで、

その付け根にはシルキーポアーという名称のガーゼが当てらました。

それまでは、付け根から漏れ出した膿のような腸液の一部が、そのガーゼに浸透し、そのガーゼを1日に一回、取り換えて対応していました。

 

でもそれでは、腸液の処分が不完全のように思え、自宅でもボトルを使用する方法を提案してみたのです。

私には、汚れた腸液が速やかにボトルに溜まり、腹腔がどんどんきれいになっていくイメージがありました。

そのお話しを私が切り出したのは、1月の初旬、長期の入院を終え、最初の受診の際のことです。、

しかし、「そこまでする必要はないでしょう」

との主治医のお返事でした。

 

しかし二度目の受診の際、再度お話ししたところ、

「確かに、その方が良いかもしれませんね~」

とおっしゃり、ボトルを付けて家に戻り、その後はずっと携帯したままでいます。

ガーゼの交換も、以前と変わりなくしています。

 

 

けれど結局、それは夫の体に負荷をかける事とになってしまったようです。

重たいものをぶら下げているからでしょうか。

動く度に、付け根に多少の痛みを感じるようです。

そのせいか、次第に姿勢も悪くなり、動作が以前に比べ鈍くなりました。

歩行の姿も、すっかり病人らしい弱々しい雰囲気にになってしまったのです。

 

いつでしたか、そのお話しに触れ、ボトルを取り外す事が可能か伺った事がありました。

主治医のお返事は、次の如くでした。

「血液検査の結果が、その後大変良好になり、付けたのは正解でしたよ」

と。

 

今回の入院でも、採血の結果はとても良いらしく、それはそれでとても嬉しい事なのですが・・・・・・

私の最近の心配は、癌より、放射線の副作用による腹腔の理解し難い症状の方に、遥かに向いています。

この発症さえなければ、感染症を起こす事もなく、とっくに手術は終わり、今頃は元気に日常生活を送れていたはずです。

 

 

先生方のお話しによると、がん摘出の手術の際に、S字結腸にできた放射線の副作用による小さな穿孔の処置もする予定のようです。

しかし、今ひとつ見通しがはっきりしない不安は拭えません。

けれど、根が楽観的な私。

時に落ち込んでも、直ぐ立ち直り、必ず回復すると信じて疑わない呑気者です。

 

今、夫には、専門が異なる助教授二名の主治医がついて、万全の態勢で治療に当たって下さっています。

先生方をひたすらご信頼申し上げ、付いていくしか、私には為す術がありません。

一方、自宅療養時は、私ができる精一杯の事を努めたいもの、と。

とはいえ、もともといい加減なところも、結構ある私。

体力的な事もあり、必ずしも精いっぱいではありませんが・・・・・・

私の旦那さまは、手を焼き過ぎると却って不機嫌になる人なので、私程度の気の遣い方がちょうどいいのかもしれません。

心配で、いろいろ注意したい事が他にもありますけれど、我慢もしています。

それでも、時に嫌がられる事があるのですよ。

 

 

最近、広島カープ、調子が又よくなってきましたね~

これほど、私の旦那さまを元気づける妙薬は、ほかにはありませんから、私もとても喜んでいます。

 

目も難病を患い、楽しみが少なくなってきた旦那さまのためにも、カープの優勝を心から願っています。

TVの画面は見づらいので、パソコンのリアルタイムの画面中継で、楽しんでいます。

広島カープ、優勝目指して、頑張れ!!!

 

      

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