今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

世界中の人達の心が一つになる場所

2014-06-22 08:24:58 | スポーツ

一昨日の試合、、引き分けとは少々意外で、とても残念でした。

スペインが一次敗退したように、強豪チーム揃いのW杯。

実力は伯仲していて、勝敗は、幸運の女神の采配によるところも大きいのでしょう。

三戦目は、絶対にその女神に微笑んでほしい、と強く願っています。

でもたとえ勝っても、決勝トーナメントにいけるとは限らず、他力本願のところがあるみたいで、何とも悲しいですね~

 

 

 

 私は、ナショナリズムがつい高揚してしまうような国際試合で、余りに緊迫したシーンになると、まともに見る事ができません。

以前は、その場を一時的に離れ、結果が出た頃、怖々とTVの前に戻り、確認し、喜んだり嘆いたりしていました。

 

最近は、やり方を変え、ボリュームを消音にして、観戦するようになりました。

すると何故か余り緊張しないのです。

人間は、音により負荷をかけられ、それが一層ストレスとなって、緊張を強いられるものなのかもしれませんね~

 

試合の中継放送時、アナウンサーと解説者は、多少大袈裟気味に、抑揚をオーバーにして語るものなのでしょうか。

その番組を盛り上げ、視聴率を上げないといけないでしょうから。

けれど私の印象では、昨今は、たとえ熱戦でも、割と声のトーンを低くして、静かに語る人が多くなってきたような気がしています。

 

 

過去は、様相が違いましたね~

その極端な例が、たとえば、水泳の前畑選手がオリンピックで優勝した時のような放送。

絶叫調で、それはそれで盛り上がって良かったのかもしれないけれど、心臓には悪そう。

私はそんな放送を聞くと、終わるとぐったりしてしまいそうです。

 

http://www.youtube.com/watch?v=7GgWI1i5kj8

 

国際的な試合になると、ナショナリズムが高揚するのは止むを得ない事ですが、たとえ試合中に予期しないトラブルが発生しても、その気持ちが高じて、観戦者までが、お互いの国をなじるような事だけは絶対してほしくないです。

ワールドカップやオリンピックには、世界平和を象徴するお祭りの要素もある事でしょう。

私が尊敬する、元日本サッカーチームの監督さんだった岡田氏も、新聞紙上に於ける最近の対談で、そのような事を言われていました

 

今、地球上のあちこちで、局地的に戦争や内紛が勃発していて、不穏な空気が世界中にも漂っています。

そんな中にあって、スポーツの祭典が、平和を語りかけ、心を一つにして純粋なスポーツを盛り上げ楽しむ意義を教えてくれます。

 

 

その点、ロシアの冬季ソチオリンピックは、少々残念でした。

終了直後に、ウクライナ侵攻が始まり、米欧の反目を買う事になりました。

政治の事は私はあまり詳しくなく、国にはそれぞれの事情があるので、勝手な批判はしたくないけれど、かなりのショックを受けたことは確かです。

ロシアにとって、オリンピックを開催することの意義はなんだったの、と疑念でいっぱいになり、とてもとても悲しくなりました。

 

 

私は今でも忘れません。

ソチオリンピックで開会式にも閉会式にも登場したマスコット人形を。

その目の何と柔和で優しかった、かを。

こんな表情のマスコット人形を登場させるロシアは、きっと世界の平和を心から望んでいるに違いない、と確信さえしたのですが。

そのお人形の目から流れた一筋の涙が、今になると、とても象徴的に感じられます。

その時は、オリンピックが閉会することへの寂しさと受け止めましたけれど・・・・・・

果たして、その涙の意味は、と改めて問い直したくなりました。

 

 

この度のサッカーワールドカップも、ブラジル開催に当たって、不穏なデモ行動やテロめいた事件があり、複雑な心境になりました。

そのような行動を起こした、貧しい民衆の気持ちを全く理解できないわけではありません。

 

けれど、国際的なスポーツの祭典は、政治問題からは切り離して考えるべきではないでしょうか。

できる事なら、東京オリンピックは、政府があまり関与し過ぎないで、民間人の手でできるだけ盛り上げて欲しい、と。

そして、下心の全くない、純粋なスポーツの祭典になってほしいものです。

 

厳しい勝負の晴れ舞台とは言え、ブラジルでのサッカーワールドカップが、成功裏のうちに穏やかに閉幕しますように。

そして6年後東京で開かれるオリンピックは、世界平和を強く打ち出し、人類愛に燃え上がるようなスポーツの祭典になれば、本当に嬉しいのですけれど。

そしてこの青い惑星の地球で、人類が心を一つにして暮らす事の大切さに目覚める様な、そんなお祭りになってくれれば、どんなに素晴らしい事でしょう。

 

 

理想論ばかり述べて、顰蹙を買いそうですね~

しかし夢は限りないもの・・・・・・

世界中が歓喜に包まれて賞賛するような、東京オリンピックを夢見つつ・・・・・・

その時はすっかり元気になった旦那さまと連れだって、開会式を是非観に出かけたいものです。

 

      

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