今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

いじめの問題について

2012-07-12 07:57:09 | 教育

最近、新聞の紙面で一番痛ましい報道と言えば、大津の中学生二年生のいじめによる自殺でしょう。

この事に触れてみたい、と、数日前から思っていました。

しかし、近い年頃の孫がいる身では、あまりに切なく可哀そうで、言葉にならない気がして、書くことができませんでした。

でも、やはり、私なりの感想を、今日は述べたいと思います。

          

 

まずはじめ、涙なくして想像できなかった事は、

その子が追い詰められ、自宅マンションの屋上から飛び降りる寸前の、心の悲痛な叫びです。

きっと、もっと生きたかったでしょうに。

父母とも別れたくなかったでしょうに。

それを振りきってまでも、死を選ばざるを得なかった、彼の地獄の苦しみと孤独を思うと、私は堪りません。

 

新聞の報道によると、その子は涙ながらに、電話で、担任の先生に訴えたというではありませんか。

市教委はアンケートの回答から、いじめの実態をある程度把握しながら、事実関係の確認ができないということで、調査を打ち切った、と言うではありませんか。

いじめの現場を目にしながらも、いい加減にしろよ、の一言で見過ごした先生のこと。

電話での、生徒への応対も、推して図られます。

 

何という大人の非情さでしょう。

私はいじめた子供以上に、大人の責任を痛切に思います。

教育とは、子供達に知識を与える前に、いかに誠実に子供達と向き合えるか、先生の心が問われてしかるべきです。

 

しかしそれをいくら願っても、理想に過ぎず、すべての学校の先生方に通じるとは、到底思えません。

聖職とは言え、先生も人間ですから、人柄は様々。

とても投げやりな物言いですが・・・・・・

 

しかし学校を監督すべき、教育委員会の無様は、なんということでしょうか。

お役所仕事の域でしか対応できない、冷淡さは驚くばかりです。

教育の要であるはずの教育委員会が、この有様ですから、どうしようもありません。

学校と教育委員会の責任逃れの態度を知って、私は慄然とします。

こんなことでは、私達は、学校の教育に何をを期待すればよいのでしょう。

途方に暮れるばかりです。

せめて、今回のことは、特殊なケースと、思いたいものです。

 

子供の心はガラス細工のように繊細で、もろいものです。

中学生になると、思春期を迎え、一層その傾向は強くなるものかもしれません。

いじめる子も、いじめられる子も、心の叫びには似たところがあるような気がしてなりません。

もちろん、いじめられる子のフォローの方が、遥かに大切であることは言うまでもありませんが。

          

             ポーチ側に咲き乱れている、清楚で可憐な花ですが、花の名称が思い出せなくなってしまいました
       クラスの生徒は一人ひとりが、この花のように、輝きをそれぞれが、持っているはずなのですけれど。

 

いじめの理由は、単純ではないでしょう。

人は誰しも、心に原罪のようなものを持ち合わせています。

ごくごく普通の子が、単なるゲーム感覚で、他人を傷つけ、日ごろのストレスを発散することだってありえるでしょう。

 

しかし私が思い当たる一番大きな原因は、家庭教育の不毛だと思います。

両親や周りの大人たちから十分な愛情を注いでもらえない寂しさのはけ口が、他人へのいじめとなるのではないでしょうか。

そう考えますと、すべて責任は大人にあり。

そんな思いに駆られます。

 

しかしこの問題は、途方もなく暗く、深く、簡単に解決が付くようなことでは、毛頭ありません。

極論するなら、解決不能といってもいいようなこと。

親の心を改めること等、教育者でも、不可能だからです。

逆に、親も、教育者の心を改められない、とも言えます。

 

厳しい今の社会では、貧困にあえぎ、その日暮らしの家庭が、一層多くなってきているに違いありません。

やっとの思いで、子育てをしていることでしょう。

そいった状況下にいる両親は、心の余裕を失い、子供に冷たくあたったり、まれに虐待の行為へと走ることもあるやもしれません。

しかし第三者には、そいった家庭状況を見抜くことはできません。

知ることも、まず不可能です。

 

学校の先生も、授業以外に雑多な務に忙殺されているのが、現状のようです。

一人ひとりの生徒に、きめ細やか配慮が行き届かないのも、無理からぬところがあるかもしれません。

 

ですから、いじめによる痛ましい報道が出るたびに、育児や教育の理想論がいくら謳われても、それは、ほとんど効果を発揮しないのでは。

聞く耳を持たない人たちに、いくら訴えてものれんに腕押しだからです。

 

理想論ではなく、いじめ防止の具体策が、なぜもっと真剣に検討されないのか、不思議でなりません。

子供の命に関わるような重大な問題ですのに。

それを守ることすらできないなんて・・・・・・・

家庭の不毛と同時に、教育の不毛にも思いが至り、悲しくなります。

 

明日は、生意気にも、私が思い付いた具体策を綴りたいと思っていますので、宜しければ、またお訪ねください。

それほど新しい提案でもなく、すでに実行している学校は多いかもしれません。

期待など、なさらないでくださいね。

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強くなった女性

2011-06-04 06:55:37 | 教育

政治は、相変わらずで、もうどうしようもない、と言った感じですね~

絶望の淵へ追いやられても踏ん張って、元気を何とか取り戻し、生活を立て直そうと頑張っている被災者の気持ち等、政治家はすっかり忘れ
去ってしまったかのような振る舞いです。

朝日新聞の天声人語に、とても納得のいく文章がありましたので、部分部分を抜粋し掲載いたします。

菅おろしの勢力は「震災で政権延命を図るな」と言うけれど、国難の政治利用ならお互い様だ。
「被災者のため」と言い張る野党に、民主党の「党内野党」が呼応する。これが政策にかこつけた政局でなくてなんだろう~中略~
政策対応の不手際をここぞと攻め立てる。曰く、この首相では国が滅ぶ。では空前の大災害を、だれがいかに収めるのか。~中略~
情けないのは右往左往する与党議員だ。とうに政党の体をなさぬ民主党ながら、党に残ったまま不信任に賛成するのはずるい。
造反と言えば、格好いいが、信念より打算が見え見えである。

私は、今回の醜態を見て、今一番願うことは、震災の収束のめどが立ったなら、菅首相に辞任と同時に衆議院を解散してほしいこと。
もう党の延命を図るようなことは絶対してほしくありません。

誰の目にも、今の民主党は、日本の政権を担うには相応しくない党であることは明らかです。
これほどの醜態をさらしてしまったからには、自民党も共に一度、国民の審判を受けなければなりません。
政治は出直すべきです。
そして有権者は、復興を任せるにふさわしい信頼のおける政治家を、今度こそ選びましょう。
菅首相なら、その潔さはおありのようにお見受けします。
その行動を起こすためにも、今の政府はもうひと頑張りし、有終の美を飾って下さい。

菅首相が今、辞任しない訳は、なんとしても自分の責務を果たしたい。
復興が緒に就いたばかりなのに、今までの総理と同じく、仕事を投げ出すようなことは絶対したくないとの一途な思いではないでしょうか。
その根性は見上げた物です。

政争についての私の思いはこれ位とし、今日は、また先日の運動会のことについて書かせていただきます。
また続きを明日書きます、との言葉で文章を締め括らせていただいたままですから。

世の中で、女性が強くなった、と言われるようになったのはいつ頃からでしょうか?
もう久しくその傾向が続き、、一方、男性の方の威力が衰えてきたようにも感じられます。
そしてついに、草食男子などと言った言葉まで現れるようになりました。

けれど、私の夫は、相変わらず威張っています。
私は、「あなたの召使ではありませんからね、それなりの家柄から、私は嫁いできました。」と嫌みたっぷりに文句を言って、ストレスを若いころは
よく発散したものです。(笑)
しかし、ある時から男尊女卑の夫の性格は決して改められないと、あきらめの境地となり、文句を言う元気もなくなりました。(笑)

またまた、話が思わぬ方向へと。(笑)
今日のテーマに戻します。女性が強くなったお話です。

先日の孫の運動会で、その風潮を、見せ付けられることとなりました。
まず開会式の後の応援団によるデモンストレーションで大変ビックリしたことが。

応援団員が十数名いたでしょうか。そのうち半数以上がj女子で、なんと赤も白も、応援団長が女の子でした。
見事なパフォーマンスでしたが、孫の運動会では、恐らく初めてのこと。

                   

更に騎馬戦にも、女子が全員参加。
私の眼には、女の子の戦いぶりの方が、男子より、勇ましく攻撃的に見えました。

私が学生のころは、男子生徒の騎馬戦の勇ましい姿に、男らしさを感じ、淡い思いを抱いたりしたものですけれど。
都心の学校で生徒数が少ない故の現象かもしれませんが、女性の強さを目の当たりにし、今の世の中の風潮を改めて実感した次第です。

しかしその印象は、子供達にとどまりません。

今の若いお母様の、なんと元気な事。
恐らく皆さん、キャリアも積んで、自信もおありなのでしょうか。

語り口も、実にはつらつとしていらして、テンポも速く、ユーモアたっぷり。
長女も、私が娘に普段抱く感じとは、趣が異なりちょっと驚き。
元気いっぱいのママたちと同じ雰囲気で、会話を楽しんでいます。

もしかすると旦那さんは、みんな尻にしかれていらっしゃるのでは、とちょっと心配になったほど。(笑)
娘に「お母さんたち皆、元気はつらつね」と感想を述べたところ、「皆にそう言っておくわ」と笑っていました。

この印象を抱いたのは、お弁当を開いて頂いた時のことなのですが、その場所が、なんと運動場の、ど、ど真ん中。
皆に誘われ、娘が寄って行く時、私と婿は思わずたじろいでしまいました。
子供達は給食で、親も戻られた方が多く、父兄はまだらでしたから、できたことかもしれませんけれど。

臆することもなく堂々と、それをやってのけるお母様たちにあやかり、私も大空の下、校庭のど真ん中でお弁当をいただく爽快さをたっぷり味わう
ことができました。(笑)

私は娘達を、伝統的な価値観にのっとり、しとやかな良妻賢母に育てたいと思ったのですが。
世の中の流れに負け、願い通りにはまいりませんで、二人とも、第一線で働くキャリアウーマンです。

長女は、一昨年は学童保育の女性初の会長まで経験しました。
そのせいか、学童に通う子供たちへ、学年を問わず、~ちゃん頑張れ!と大きな声をかけていました。

二人とも、わが子と思えない活躍ぶりに、時に複雑な思いも抱きますが、女性が強くなっていくのは仕方がないことなのでしょう。
42~3キロの細身の体にもかかわらず、優しい妻、母親を振舞いながら、育児、家事、仕事を明るく健気にこなし続ける娘達。
今後も、私は精一杯のエールを送り、協力を惜しまないつもりです。

今後の日本を背負っていくのは、男性に限らず、元気な女性たちでもあるはずです。
逞しい女子生徒や、ママ達を見て、私はそれを、一層確信しました。

政治を見ていても男性は情けない。日本の女性が益々活躍する時代の到来です。

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勝手な事ばかり書いている私ですのに、今日もお読みいただき、恐縮です。
有難うございました。
今後とも宜しくお願い致します。

 


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若いママ、パパ達に、心からのエールを送ります

2011-04-23 06:47:44 | 教育

この度の地震で被災地の子供たちが受けた心の傷は、計り知れないものと思います
赤ちゃんがえりしたお子さん、夜眠れない子、いらだって情緒不安定になった子。
様々でしょう。
子供達は、この度のような理不尽な体験をいかに受け止めればよいのか、心の整理などできるはずがありません。
また、自分の気持ちを、率直に上手く表現することもできません。

周りの大人が、笑顔の子供の心の裏まで察し、いろいろ気を配って対応することが大切なのでしょうが、言うは易く行うは難しですね~
被災地では、親とは言え、極限の中で暮らしておられます。
子供への配慮も十分にできないのは当然。
それゆえ、教育関係者の方々には、その点をぬかりなく目配りしてほしいと、心から願いますが、教育者の多くも被災者で、厳しい境遇の中。

そのように思うにつけ、育児と教育に携わる方々のご苦労を思わずにはおられません。

特に、新米ママの方々は、泣きたい思いでいらっしゃるのでは。
通常の生活でも、慣れない子育ては、戸惑うことばかりです。
私も自信が持てなくて、若い頃は、育児書を読み漁りながら、子育てをしました。
今のような厳しい状況下では、理想を追い求めすぎず、子供の心を優しく受け止め、しっかり抱きしめて暮らすことが大事なのかもしれません。

我家では、父親の転勤で異国暮らしが始まった時、幼い娘達は、英語を読むことも、話すことも、聞くこともできず、ヘレンケラーとさして変わらない
状態になりました。
その不安を察した私が一番努めたことは、朝起床時に、「おはよう」と言いながら、娘達を思い切り抱きしめることでした。
就寝前も、「おやすみ」と言いながら、同じことに努めました。
何気ない心遣いでしたが、こんな簡単な事で、子供の気持ちは落ち着くものと思います。

若いママ、パパたちも、この苦労にくじけず、お子さん達を、思い切り抱きしめて差し上げて下さいね。。

被災地のお子さん達のことについて触れましたが、すべての子において、親の態度が、いかに大切であるかには、言うまでもありません。

先日、ある報道番組で、震災で被害らしいことには何も受けていない都心の子供が、非常に奇妙な絵を描き、そこからその子の潜在的な恐怖心
が読み取れる、と言っていました。
日々、津波の映像を見てきたことによるもののようです。

この度の災害について、ある年齢になれば、実体験がなくとも、十分認識させ、理解をさせることも、教育上大切なことかもしれません。
しかし、まだ幼い子には、いたずらに恐怖心を植え付けず、平常心で暮らせるよう、大人が配慮する事の方が、もっと大切ではないでしょうか。

我が娘達も、その点には十分気を配ったのかもしれません。
地震に対するあまりに逞しい我が孫達の反応。
私は、呆気にとられ、笑ってしまいました。

次女が、「K(5歳)は地震が起きると生き生きするのよ。目が輝いて、今、震度5かな~6かな~、て言うの」と言って、笑っていました。

小2になったばかりの孫娘に、「地震怖くない?」と尋ねましたら、「全然!家がただ揺れるだけでしょ。津波はちょっと怖いけれど」でした。

被災地の方々の苦労を慮る心も持ってほしいと、祖母として思う一方、まだ無理な年齢のようにも感じます。
この逞しい明るい反応を、喜ぶべきかもしれません。
もちろん、実際の惨状をほとんど知らず日々を過ごしてきたゆえの態度。
被災地の子供達と比較などできませんが。

この度の災害で、約百人の孤児が生まれたとの痛ましい報道に、私はいたたまれない気持ちになりました。。
身内に引き取られたお子さん達もいるようですが、この子達が、不幸を乗り越え、健やかに逞しく成長されますよう、心からひたすら願います。
行政も、温かく、しっかり見守ってほしいものです。

相変わらず大地が、頻繁に揺れる今。
私は地震に襲われると、一瞬様子を窺いますが、強い揺れと判断するやいなや、すっとんで二階に駆け上がり、書斎の夫のもとに行きます。(笑)
夫の冷静な態度を見ると心が落ちきますから。

母親強しとはいえ、臆病な私が、娘達と同じ年齢の母親であるなら、どんな態度で子供達に接することができるかしら、と自問自答するこの頃。

若いママ、パパには、心からのエールを送りたい気持ちでいっぱいです。

夕食の献立

なすと豚肉のコチュジャン炒め ブロッコリーとじゃがいものサラダ 豆苗とベーコンのスープ

 

 

先日触れました私の料理ブログをご紹介させていただきます。

つい先日までは、季節を問わず過去の料理を整理するために、ランダムに掲載していましたが、最近やっと日々の料理を載せるようになりました。
レシピも自分の料理ノート作成と思い、できるだけ記述するように心がけています。
多少でも、皆様のお役にたてば嬉しく存じます。

http://blog.goo.ne.jp/karensakura0403


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我が意を得たりの嬉しい報道

2011-03-07 06:28:17 | 教育

最近、とても嬉しい報道に接し、いつになく明るい日本の未来を心に描く私です。
社会保障の問題は、とりあえず棚にあげてのお話ですが・・・

新聞が学校の授業に、積極的に取り入れられるようになる、とのこと。
心から喜べる、こんな嬉しい報道は、私には久しぶりです。

日本の子供達は、今よりきっと元気になる、と私は確信しました。
新聞大好きの私は、正にわが意を得たりの記事です。

しかし期待し過ぎは良くないかもしれません。
ここ十数年、ひたすら新聞を読み続けてきた私が、今程度ですから…(笑)
但し、新聞をほとんど読まない暮らしを続けていたなら、私はどうなっていたでしょう。
恐らく、今も井の中の蛙で、視野もせまく、世間の常識にも欠け、全く面白味のない主婦だったに違いありません。
ブログを書くことなど、及びも付かなかったでしょう。
社会の事象に対しても、時々自分の意見を曲がりなりにも発信できるのも、ひとえに新聞によるところが大きいです。
多少とも感性が磨かれ、成長できたように思うのですが・・・?
自分にも自信が少し持てるようにもなりました。。

夫の読後、自分の手元に回ってきた朝日と日経を広げ、僅かでも興味のわく記事は、分野を問わず、すべてチョキチョキと切り抜き、
テーブルの上、エプロンのポケット、シンクのそば等に置き、家事ながら読みに徹してきました。
外出の時も、必ずバッグに入れて出かけます。
読みたい記事が多過ぎて、いつもたまる一方。日々新聞に追われ、読書に手が回らないのが現状で、今も反省するところです。

実は、今5年生になる孫が3年生の時、クリスマスの私からのプレゼントは、朝日小学生新聞の一年間の購読契約でした。
新聞の有難さが身に染みている私は、孫にも早くから新聞を読ませたい、と常々思っていました。
娘にも、そのように言い続けていたのですが、お仕事にかまけてか、一向に実行してくれません。
それ故、しびれを切らせ、祖母からの贈り物となりました。

その後、R君も新聞大好きになり、朝起きるとまず新聞を手にするそうです。
娘が、私はこの年頃、時事問題など全く関心がなかったけれど、Rは本当に詳しいの、と満足気です。

このような経過をたどってきた私ですから、最近しきりに報道される学校での新聞活用の記事は、我が意を得たりと、本当に嬉しくてたまりません。
今後の日本を背負う子供たちの表情が一気に明るくなり、積極性が出てくるに違いない、と確信する私です。
デジタル一辺倒の今の暮らしが、多少とも改善されることも間違いないでしょう。

本の売れ行きは減少する一方ながら、朝の読書習慣の実践の効果で、児童書の売れ行きだけは伸びているそうです。
今の日本を変えたいとの、多くの人たちの願いが、まず子供と向き合う姿勢から改善され始め、効果も表れてきているようです。
子供達の明るいニュースほど、将来へ希望が持て、夢膨らむ報道はありませんね~

子供たちのみならず、企業も古い体質から脱皮し、攻めの進取の社風に変貌を遂げつつあるのでは・・・
私が、最近の新聞から読み取れる感覚です。

明るい日本の未来が、一気に広がりそうな予感。
日本は、まだまだ捨てた物ではありません。

おじいちゃま、おばあちゃまからの孫へのプレゼントに、小学生新聞は如何ですか?

右の写真は、読み終わった新聞を積み上げたものです。
傍線を引くと、なんだか捨てられず溜まり、積み上がっていきます。
忙しくて、読み直すことなどめったにありませんが・・・・・

  

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今日もご訪問有難うございました。
季節の変わり目は、体調を崩しやすいようです。
くれぐれもお体ご大切に。

 


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心から共感した言葉

2011-02-11 07:06:34 | 教育

明日は雪かきぞ!と覚悟を決め、ガレージから雪かきスコップを出し、玄関前に置いて休んだけれど、なんだか拍子抜けの朝です。
雪は、降ってもいなければ、積もってもいません。(笑) これからかしら。
出来ることなら避けたいお仕事ですね~
改めて豪雪地帯の方々のご苦労に思いを馳せました。

昨日は、お雛様の飾り付けの準備に、ずいぶん時間を取られてしまった私。
私の願いはかなわず、いろいろ問題が起きていました。
防虫剤は入れてあったのですが、数年もお蔵入り(?)では、その効果も消失してしまっていたようです。
御足の痛みに、目を覆いたくなるものが…(涙)
小道具で行方不明のものも。
ショックだったのは、男雛の杓子が見当たらないこと。
しまい忘れ、別のところに片付けた記憶はあるのだけど、その場所がどうしても思い出せません。

一番苦労したのは、烏帽子を頭に載せること。顎下でひもが上手く結べなくて・・・
お雛様には失礼でしたが、癇癪を起しそうに…(笑)
緋もうせんにもアイロンをかけたりと、なかなか大変でした。
結局昨日は、ひな壇に飾る前で、ひとまず終了。
本日のうちには、飾り付けが終えられそうです。

昨日、私の長女と同じ年頃の方のブログにコメントをしたところ、大変温かなお返事をいただき、朝から幸せな気分です。
ブログにまだ関心がほとんどない時から、この方のブログだけは、数年にわたて時々拝見していました。
娘達にも紹介したほど、お気に入りのブログです。
いつかここにも是非アドレスを載せたいと思いますが、今しばらくはそっと私の胸の内に秘めて、大切にしたい感じ。
ガーデニングのブログでも同じ思いを抱いているものがあります。こちらは出会って、まだほやほやです。

世代を超えて、お付き合いができるのも、ネットコミュニケーションの素晴らしいところですね~
私は色々な事情から、勝手ながらコメントを受け付けておりませんが、他の方とのお付き合いに、もう少し努力を払えるように努めたい、
と思うこの頃です。

その若い方の子育てブログに、素晴らしい言葉が載っていました。
私も心から共感です。
その言葉とは。

子育てモットー

自分を好きと言える子に。人生を楽しめる子に。親も自分の人生を楽しみます!

何と素敵でさわやかな言葉、そして願いでしょう。
孫や子供達のみならず、私達も、この気持ちを忘れないで暮らしたいものですね。
今日は、とても気分が良い朝。できればお出かけもしたいので、これから家事に励みます。

又文章が完結してしまった感じ。(笑)
タイトルを変えた理由は、付け足しのように書きたくありませんから、又にいたします。

積雪の地域の方々は、足元に注意して、お出かけ下さいね。
一番気をつけなければならないのは私でした。(笑)
スッテンコロリンで病院に駆け込んだことのある私です。
今電話でお天気情報を聞いたところ、横浜は、午後から雪または雨、といったお知らせでした。心配したほどの積雪ではなさそうです。
孫達はがっかりかもしれません。



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教育行政と子育てについて

2011-01-26 11:08:28 | 教育

昨日、カリフォルニアおばあさんのブログのスパルタ教育についての皆さんのコメントを、すべて読ませていただきました。
そして驚いたのは、日本の教育の現状を問題視し、不満に思っておられる方が非常に多いことでした。
いずれの方も、大変しっかりなさっておられ、子供を思う真摯な気持ちが伝わり、心打たれるものばかりでした。
しかしよく考えると、詰め込み主義の教育のころにも、同じような批判が沸騰していた気がします。
ですから国は教育行政の方針を、ゆとり教育に切り替えたわけです。
しかし、今はそれが批判されている。

正しい教育とは?この答えは、本当に難しいですね~。

多くのコメントの中で、私が一番共感を覚えたのは、次の記述です。

どんな状況になっても、現状に感謝できる人になって欲しいと思っています。
そして、感謝しながらそのときにできることを精一杯やれる人になって欲しいと願っています。
生きる力も、思いやりも、学力も根っこは同じなんじゃないかなと思います。
ちょっと外れた意見ですが、お許しください。

私もこの方のおっしゃる通りだと、思いました。
批判をするのは簡単ですけど、それでは解決になりませんもの。
現状の制度をいかに生かして、子供に精いっぱい愛情を注ぎ、育てていくか。
それが大切ではないか、と。
詰め込みの教育が合う子もいれば、ゆとり教育が合っている子もいるでしょう。

私は、社会保障の面での様々な問題では、日本の現状を非常に嘆かわしく感じていますが、学校を批判する気にはなれません。
先生方も、国の制度がくるくる変わる中で、必死に、子供の教育のことを考えておられるはずです。

今も昔も同じですが、担任の先生の当たり不当たりはありますね~
私もそれは感じました。
でも子供の前では、決して先生の批判はしませんでしたよ。
先程引用させていただいた方の記述通り、現状に感謝して、精一杯頑張るように子供たちにには話してきました。
思春期くらいになれば、本人に批判精神が芽生えてきます。それは尊重すべきでしょうけど、それでもなお、すぐそれに同調する親にはなりたくありませんでしたね~
但し、若い教師の場合は、父兄が折々で助言し、温かい眼差しで育てるといった心がけも必要では・・

何だか前置きが長くなってしまいましたが、私の結論は、今の若者の現状を嘆くのであれば、学校や国のせいにするのではなく、家庭教育に一番問題があるのでは、と思ってしまう私です。
今なお、学歴社会の日本では、良い学校へ子供を入学させたいとの思いを親が抱くのは当然の成り行きですね~
しかしその子の資質もあり、すべての子が過当競争に勝ち抜いて、よい学校に入れるわけではありません。
しかしもっと大事な精神面の教育をしっかりしていれば、長い人生、受験の挫折なんて、ほんの小さなこと。
子供の幸せは、保証されたも同然ですよ。
家庭教育を、もう一度見直すことが、今の日本の嘆かわしい現状(私は、みなさんがおっしゃるほど酷いとは思っていませんが・・・)を打破する上で、一番大切なことではないかと。
若いママ、パパ、頑張ってと心から応援したいです。

最後にもう一言。

一番の問題は、教育行政でも、学校でもなくて・・・
給食費も払えない貧困の子供達、虐待を受けている不幸な子供達を如何に救うかでは。
更に、子供の教育どころではない、未熟な一部の親達を、いかに指導し、よい方向へ導いていかではないか、と。

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中国人のスパルタ教育についての私の感想(夕食の献立)

2011-01-23 05:54:40 | 教育

今日は午前中から外出の予定があるため、家事をそれまでに終わらせなくてはいけません。
そのため、日記も簡単に済ませたいと思います。

昨日カリフォルニアばあさんブログで、chiblitsさまが中国人のスパルタ教育について書いておられました。
コメント欄への反響が多く、私も自分の意見を述べさせていただきました。そのコメントを、ここに載せたいと思います。

子供、あるいは孫の、育児、教育については、皆様それぞれ、いろんな思いを抱いておられるますことでしょう。
中国人の教育の凄まじさを知り、さすがに驚きましたが、今の社会の現状では、止むを得ないところもあるのかもしれませんね~
批判するだけでは、何か間違っているような気も致します。
肯定からは、程遠い心境ですが・・・

下記の文章が、私の、その時のコメントです。一部、かなり修正し新たな文を付けくわえ、内容が変わっています。

はじめまして。
かれん桜と申します。
いつも楽しく拝見しています。
中国人のスパルタ教育についての記述を大変興味深く、拝読しました。このコメント欄への反響も、凄いですね~

私がまず驚いたのは、中国系のアメリカ人教授が、自分の教育信念に微塵の疑いも抱かず、誇り高く、堂々と述べておられることです。
それが中国の真の姿であるなら、末恐ろしい気がしないでもありません。

日本にも高度経済成長の時代があり、似たような現象はありましたが、批判的な人も多くいて、(私も批判派でした)その後も教育観は、
試行錯誤を繰り返しながら、変化してきたように思います。
ですから中国人にも、これで良いのかといった自問自答を、子供の幸せのために繰り返してほしい、と願います。
しかし、あまりに急激な成長を遂げる中、一方へ極端に走り、価値観のバランスが取れなくなっているのも止むを得ない事かもしれません。

私は子供の勉強で苦労したことは、幸いにも全くと言って良いほどない母親ですが、一番大切にしてきたことは、動機付けでした。
勉強に限らず、すべてのことにおいてです。
勉強することの大切さを、小さい時から、幾度も幾度も繰り返して話し聞かせました。

同じように繰り返したことに、結果ではなく、努力する過程が大切であると言うことです。

ですから娘達は、自主的に勉強に励み、結果にこだわることなく、本番で実力以上のものを発揮する度胸がついたのかもしれません。
本人の生まれつきの資質もあったかもしれませんが、勉強で叱ったことはほとんどありませんでした。

親が子供を追い込んで、勉強を苦行にしてしまうなんて、あまりにかわいそうで、残念ですね~
勉強が楽しくなれば、子供達の学校生活はどんなに充実することでしょう。

言うは易く行うは難しであることは、孫を見ていても実感します。
私と違って優秀すぎる娘夫婦には、子供の目線まで下がって勉強を見るように。
褒めて自信を付けさせることが一番大事、と常々助言しています。
五年生の二学期まで、野球少年で、週末はその練習で明け暮れていましたが、やっと受験勉強に本腰を入れられるようになってきたようです。

日本の教育の現状にも、憂慮すべきことがいっぱいありますね~
ですから親も学校にすべて任せるのではなく、子供達を、家庭でしっかり躾け、良い意味での自信と誇りを持たせてやってほしいと願います。

ゆとり教育についても云々言われていますが、結果を急ぎ過ぎている感がしないでもありません。
クールジャパン文化を創造してきた中心の人達は、ゆとり教育をうけた若者たちではないでしょうか。
ゆとり教育の是非論は、余りに難しく、私には、よくわかりません。

下の写真は昨夜の我が家の献立です。

肉団子とごぼうのお鍋
穴子ときゅうりの酢の物
ほうれん草の胡麻和え



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