か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

単位時間、単位面積により多くの砲弾を撃て。

2011年12月29日 | 韓国

北朝鮮軍の突然の南下によって朝鮮戦争は開始した。韓国はこのことをもって北朝鮮軍を侵略軍と断定する根拠にしているがケンカに負けたガキの寝言である。韓国軍は当時アメリカ軍の腰巾着であった。そのアメリカ軍は当時ドルで席巻していた国連を動かし強引に国連軍という錦の御旗を得て駐屯していた。したがって武装は第二次大戦時の流用がほとんどで、韓国軍にいたっては竹やりを持った者さえいた。ただいずれも武力統一を意図していることは明白で、選挙による統一朝鮮の樹立には全く関心がなかった。

つまり南北朝鮮いずれも機会をねらう二匹のキツネにすぎなかったのだ。

これは北朝鮮軍も事情は同じでソビエト連邦からの武器供与がなかったら手元には何の武器もなかった。ただし決定的違いは、公式的にはソビエト兵は北朝鮮にはいないことになっていたのに比して米軍は国連軍としてどうどうと内政干渉し50000人の米兵が死んだというところにある。

ソビエト軍も扮装して戦闘指揮やパイロットとして空中戦をしていたんだというアホがいる。だったら何人死んだんだ。ソビエトの介入のポイントは武器供与にある。1000人や2000人、ロシア人がいても大勢に影響ない。T34 (第二次大戦中のソビエト軍主力戦車)やミグ(ジェット戦闘機)の数が問題だ。

タイトルはスターリンの言葉である。70年間真実でありつづけている。

兵士や住民が榴弾砲でひき肉にされたところはどこだろう。金門島の砲撃はお互い意地の戦いでセレモニー化していたがそこが砲弾量では世界一だ。その次はベルダン要塞攻防戦。その次が朝鮮戦争における鉄原の戦いだ。まさにそこは鉄原だった。荒れ狂う鉄の暴風はあらゆるものを5cm角に引き裂いた。

鋸の目のようにするどくギザギザに尖った鉄片は松林の中にあたかも敷き詰められたように眠っている。韓国軍基地を見学したとき、タイムスリップしたかに思った。数百門の長距離砲が威容を誇っていたが、まるで日露戦争じゃないか。砲撃のあと兵が突撃する。それ近代戦だっけ?そうです。ここではまだ日露戦争をしている。砲撃の中突撃する勇敢な兵士は5分でひき肉になる。

兵が役立つのはアフガニスタンのように一軒一軒しらみつぶしに住民やタリバンを殺すのに役立つのみだ。砲は安上がりなのである。一発で500名近くをひき肉にできる。しかも価格は百万円以下だ。軍はそれをよく分かっている。双方とも。戦争で敵の小銃にあたって死ぬやつは2%で残りは砲撃で死ぬ。

ジュネーブ条約とか言うと笑われる。民間人を殺してはいけないのか、非戦闘員は避難させなければならないのか。ほう。ではこの死者はなんだ。民間人死者  四百万人  米軍死者 五万人

アメリカが原爆を落とすとき非戦闘員をいつ避難させた。アフガニスタンと長崎の違いはない。


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