か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

介錯無用。子の責任は親がとる。

2011年12月29日 | 韓国
とーちゃんがある学校に勤めていたころ、よど号ハイジャック事件が起きた。そのころはこの家も大勢で住んでいてとても楽しかった。とーちゃんはおじさんと一緒に自転車の二人乗りで福岡空港(板付空港)にいそいだ。10分もすればつく。機動隊は渋滞でまだ到着していなかった。一番前に陣取ったとーちゃんは犯人の一人に知り合いがいたので声をかけた。「頑張れよー。」

頭に来たのは警官たちだ。溝に蹴り込まれたと言っていた。学校の名前を出したところ釈放になったようだ。1970年3月31日だ。

背筋を震撼させる事件というが、これくらいは心肝寒からしめる事件ではない。後につづく連合赤軍の事件は本当に身の毛もよだつ怪奇事件だ。

犯人の一人は先日のサッカーの試合も見物していたようだったからのんきなもんだ。時は流れた。9人の犯人のうち5人が死んだ。日本のバカ女が知りもしない男と結婚しようと訪朝し犯人たちはその日本人女性と結婚している。

僕はもう40年もたてば時効特例にならないのか、あるいはスパイ辛光朱との政治取引に使えないかと思ったことがある。しかし駄目だな。望郷の念は断ちがたかろうが、刑務所に行くのがいやだから帰らないとは駄々っ子の言い草だ。そのうえ彼らハイジャック犯は多くの拉致に関係している。その証言を拒んでいる。これではむしがよすぎる帰国だ。

ハイジャック犯よ。ここにきちんと落とし前をつけた男がいる。その男は世界革命だ、独占資本主義だ、と言われてもよく分からない。分からない奴は軽蔑すべき低能か。しかし君たちの言うその男は日本人の胸を打つ行動をとおして世間に詫びた

犯人の親の一人が世間を騒がせて申し訳ないと割腹自殺した。世間を騒がせるということは日本では腹を切るほどのことなのだ。

わかるか。明日のジョー気取りで舞い上がってしまった往年の革命家たちよ。君たちが祖国の土を踏むことは永遠にない。


写真は平壌空港

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