か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

今年のリース  0円リース

2021年12月22日 | 日常
ムーミンのLittle My(リトルミー)がいたなら、このリースを見てなんというかな。庭や近所の山から材料を仕入れ雪の感じは白と銀色で塗った。






ご存じのように、ムーミン谷の仲間たちは長く雑誌に連載され、テレビのアニメとして世界中に広まった。

子供向けだ。

だが肝心なことは、子供を子供扱いしてないこと。フィンランドでもイギリスでも一個の人格として子供を見ている。

自分の子供にできるだけ人より多くの芸を仕込んで満足する親はムーミン谷にはいない。

そんな下品な親たちは主に東洋の島に住んでいる。よその子と比較して、遅れない、出しゃばらない、一人だけ違ってはいけない、だけど人並みではありたい・・・

そんな息の詰まりそうな社会に住んで楽しいのだろうか。


ムーミン谷は穏やかで平和だ。そんなところですらリトルミーは、冷ややかな目でムーミン谷の仲間を見ている。ミーは日本には住みにくいだろう。外れ者としていじめられるに違いない。


ミーの言葉。

「何とかなる。
それは、やることをちゃんとやってる人のセリフ。」

「時々、誰かに言われた言葉がチクッて刺さってイラッてするときあるじゃない。
それね、本当のこと言われてるからよ。」 

「忙しい忙しいって言う人いるじゃない。
きっと頑張っているわねって褒めてほしいのよ。
だからこう言ってあげたほうがいいわ。
時間の使い方が下手ねって。」


と、ミーは毒舌家だ。でもちゃんと自分の気持ちに正直であろうとする人には励ましの言葉を放つ。僕には、毒舌ミーがたまに放つ励ましの言葉が胸に刺さる。

「あなたの夢を、そんなこと無理だっていう人いるでしょ。
こう言い返してやりなさい。あなたには無理ね、でもわたしはできるの、あなたとわたしはちがうから、って。
でも言ったからには夢をかなえなきゃいけないことも覚えておきなさいよ。
でかい口たたくんだから。 」

「失恋したのね。
悔しいでしょ。
ならこう思いなさいよ。
あなたはひとりの人間から必要とされなくなったの。
それなら100万人の人から必要とされる人間になりなさいよ。
その時は必ず本当の恋が見つかるわ。
がんばりなさいよ、やるしかないでしょ。 」

 


リトルミーがこのリースを見てなんというだろうか。

神様なんていないわよ。いないから誕生日もなし。
あなたは、自分を捨てて神様とか何かにすがって生きたいの? よくわからないものにすがるより自分のことは自分で決めるのよ。
他人に決めてもらってはいけないわ。

と、いうだろうか。




頑張ってリースを作ったが、ミーの声が聞こえた気がして、・・・

Merry Christmasよりも、




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