か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

数学のない高校はありか?

2011年12月29日 | 受験・学校
ある種の高校になると高校一年で数学の勉強は終わる。そのあとは全く数学がないのだ。社会とか国語とか、しかも丸暗記で済む安易な授業が行われている。
ひどいことにごまかしに行われる数1の授業ですら、内容は中学の復習だ。

だから生徒が勘違いをする。よく覚えることは頭がいいことだと。こんな低能が量産されていては国力のつこうはずもない。

韓国を旅行中、旅館の経営者の息子と話していた。どうも数学が好きらしい。遠慮しないで持ってこいと言ったら本当に数学の問題を持ってきた。

パクリ国家の面目躍如というところか、数学は配列まで日本の教科書と同じだ。おかげで彼が持ってきた問題は解けた。

その時の彼の目の輝きが日本の学生とは全然違う。

ままごと高校でインチキ授業をうけちやほやされてなんとか卒業する人たちと、学問に対する厳しさと分かった喜びとをじっくり身につけているかの国の学生とは、まったく異なる人たちのようだ。

僕の行った高校は厳しかった。一番からビリまで廊下に張り出されたし毎週ある模試の問題の優秀さについて友達と議論できていた。

したがって大学入試は簡単に感じた。

いまだに僕の出た高校はその伝統を維持しているようでなんだか嬉しい。

そうでない高校の生徒は自分がバカにされていることに気がつかなければならない。


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