か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

猫も杓子も大学に来るな。真紀子ちゃんよくやった!

2013年01月30日 | 受験・学校

大学は大勢受験して定員いっぱい来てくれれば、間違いなしに儲かる。そこで運送会社や自動車学校や宗教団体が色気を出して大学経営に乗り出してきたのが、三流四流大学のスタートだ。

およそSCIENCEとは無関係な人がやるものだから不祥事もすさまじい。しかし、象牙の塔はあまりにも頑丈でその実態が外に漏れることはまれである。いきおい、内部でごまかす、もみ消す、お茶を濁す、脅す、札束を口にねじ込んで黙らせる、のが日常となる。

三流大学で批判的なスタンスをとろうものなら、まずはガタイのいい先生あるいは先生まがいが脅してくる。それでもダメとなるとそこらのチンピラがわけも分からず学校帰りに因縁をつける。職員はそれでビビりあがってしまい経営者としては一罰百戒のつもりだろう。

そうして言いなり小僧を集めた大学管理職なる者は、職員を徹底管理して、研究室をとりあげ、ゼミに干渉し、高校みたいに全職員を集めた職員室を作り常時監視の体制をつくって安心する。論叢や外部に出した論文まで、ご丁寧にない頭で調べ上げ因縁をつける。

脅し文句はいつもこうだ。「来年は席がないかもしれませんよ。」

学生たちは僕をとどめようと頑張ってくれるがそれも有難迷惑だ。僕は糞大学に食わせてもらっているんじゃない。僕は道端の草を食えば生きていける。あたかも生殺与奪の権を握っているような態度をとるな。お前たちの様な貧乏人の尺度で僕を図るな。と、強がりを言って数人が辞めたがまさに蟷螂の斧だった。

それから僕は韓国の大学からお誘いが来てサカリのついた犬のようにしっぽを振ってそこに行った。韓国は日本以上に大学が多いので学生の質の低下は目を覆うものがあった。全国6位の私大ということだったが正しく韓国語が書ける子が少なかった。

ただ管理職を気にすることはなかったので、ゼミでは一定の成果をあげた。学問の自由独立とは権力からの独立なくしてはなく、権力はただカネを出すことを考えていればいい、ということを管理職はよく理解していた。「権力はただカネを出すことだけ考える。」都合のいい話のようだが学問をしたことのある人は分かるはずだ。研究には気絶するほどのカネがかかる。

それをいいことに金を流用着服する奴が出て来はしないか。もっともな心配だ。韓国の、あるいは日本でも3,4流の大学の研究者ならさもありなん。しかし、現実にはほとんどない。なぜか。興味関心がカネにないのだ。日常生活でも真面目に研究している人ほどカネに無頓着だ。

目を皿のようにしてカネとおまけに地位を求める似非経営者は、さらなる大学増設を求めていた。必要性もなく、研究する気もなく、あってもその設備もなく、学生の学費を山分けする算段しかできない悪の巣窟をこれ以上増やしてはならぬ。

秋田公立美術大、札幌保健医療大、岡崎女子大。大学という名をつけて公金を食いまくってはならない。たった人口30万の秋田市は10校も大学のある市になりたかったようだ。気違いも限度を持て。下品な野望のために市民の税金を使うな。札幌保健医療大。専門学校のままでよい。門外漢が遊びに来るところではない。岡崎女子大。もともと勉強しに行ってる学生がいたか。ならば短大で十分だ。

至極妥当な不認可だ。

経営者は職員を絞りあげ経営資金をねん出してはならない。ゴマを絞ってもそういつまでもゴマ油は出ない。

ぎゃくだ。研究者に自由を与えよ。SCIENCEのしもべとして働くのであり、臭い宗教あがりの偉そうぶったニセ経営者に忠誠を誓ったわけではない。

それができない経営者はやめなさい。認可取り消しの判断を唐突だとか批判があるようだがそれは些末な理由であり本質ではない。ましてやこれを民主党への攻撃材料にしようとする蛆虫は僕のブログに発言するな。

Posted at 2012/11/03

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