か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

咳をしたら人目

2020年09月26日 | 日常

朝日新聞の朝日歌壇俳壇に投稿された高山れおな氏の句である。

 

   咳をしたら人目

 

朝日歌壇に乗った友人の句。これも時期を得た秀作だと感じた。

 

   草刈りの 土手に残せし 彼岸花

 

 

アサヒは最近評判がよろしくない。自らの非をかたくなに認めないからだ。サンケイですら誤報に対しては謝る。

しかし、文化欄の充実度は月とスッポンの差がある。朝日に往年の冴えは確かにない。これについてはもどかしく思っている人は多いと思う。

だが、読売とかそこらの新聞を読むと悪寒がはしる。読者を舐めている。おまいらのバカに合わせて書いてやるから・・・というのが透けて見える。低能には、自分がバカにされているのが見えないだろう。だから低能とよく波長の合うのをつれてきて書かせたりしている。

ちょうど、Yahoo! のインチキ評論家の記事に出くわした時の気分、提灯持つのもいい加減にしろ。低能の劣等感を上手に舐めることしかできない。

あ、も一つできることもある。内容のないことをさも何かありそうにだらだら書く能力。

 

もちろん朝日も同列だが、朝日に教養の最後の砦となった文化欄がある限りぼくは日経と朝日をやめない。

 

「咳をしたら人目」

日本の愚かさをいきり立つこともなくチクリと刺す。秀逸だ。尾崎放哉は怒ったりしない。できる人のイキは通じる。



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